ハローワーク。

上の子が「国家資格っていっぱいあるの？」と聞いてきた。

『うん、あるよ！山ほどね。』と答えた。

「俺がなりたい建築士は？」

『国家資格だよ。』

「国家資格ってどんなのがあるの？」って聞くから、

『医者、弁護士、税理士、建築士、理容師＆美容師、調理師、鍼灸師、栄養士、薬剤師．．．．って、キリが無いんだけど？(笑)』って私。

「それって、取るの大変？」と息子。

『何でも、秀でた物を手に入れるのは簡単な事では無いですよ！』と答えた。



今、中学２年の息子は授業の一つとして【職業体験】なるものがある。

これは３日間、職業を体験する授業で、

その職業も幅広く、

飲食店、コンビニ、介護施設、警察、郵便局、学校、保育所、スーパー、美容室、

動物病院、ケーキ屋でのパティシエ体験、衣料品店 etc。


一応、希望は聞いてくれるが、希望通りになれるかどうかはかなりあやしい！

彼が出した希望は１位がある飲食店で、２位はあるコンビニ。

なぜその２つか？と言うと、

どちらも家から目と鼻の先にあるから(笑)

とても単純明快な答え。

と、言うのも職場には家から直接出勤して、直帰になるからだ。




そう言う授業があるからか？

中学生になったら、色んな現実が見えてくるからか？

自分の将来を考え始めてる。




「俺の知らない職業っていっぱいあるんやろうなぁ．．．．．」と息子。

『多分、私でも知らない仕事もいっぱいあると思う。』と私。



「お母さんの調理師免許は国家資格？」

『そうだけど。』

「大変だった？」

『面白かったよ。』

「面白かった？」

『うん。本当に自分が求めた事の勉強は楽しいものだよ。』

「でも、その仕事はしないの？」

『んんん．．．．病気になっちゃったから水仕事はキツイなぁ。』


衛生面がめちゃくちゃ重要な『食』の現場で、

冬場の冷たい水で手の感覚が全く無くなり、しかもすぐに回復出来ないようじゃ、ダメだ。

食中毒ほど怖い物は無いから。

だから、この資格は自分の中ではもう無い物となっている。



なりたいものが見つかれば、そこに向かえばいい。

漠然と未来を見るよりも何倍もいい。



「わかった。俺、建築士を目指して頑張るわ！！(^-^)」って、息子に言われ、

『お～！頑張りなはれ！！お母さんも頑張るわ(^-^)』となった。




一途に想い続けてなるのも良し。

途中に刺激をうけたものへ進路変更になっても良し。

やったら、やっただけの事。

後援会会長としては、頑張ってる姿をただ応援するのみです(*^-^*)