江戸川区議会議員 間宮由美のblog * ひとりじゃないよ。プロジェクト*

希望を届けることが私の仕事です。
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救命救急訓練

2010-04-16 | 議会のこと
議会での、救命救急訓練の日。
ほんとうは、私、胸がギュッと痛かったんです。
消防士に憧れて何度も挑戦をし、ようやく合格をした教え子が、
去年の夏、亡くなってしまったから・・・
あまりに悲しい出来事に、いろいろな思いが交差しました。
彼も、この方たちのように、こうして元気に明るく教える人になっていただろうと
思ったら、涙が思わずこぼれ落ちてしまったのでした。
・・・

私たちも、4、5人の班に分かれて、江戸川消防署の救急隊員の方から、AEDの使い方の実施訓練を受けました。
命を救うには、一時も早い、心肺蘇生とAEDが有効だということです。
たとえやり方がわからなかったとしても、AEDはしゃべって教えてくれますから、その通りにすれば、
危険はないそうです。でも、一度訓練を受けておくと、もっと安心してできるようになると思いますので、
訓練を受けておくといいですね。各団体でも催せますので、ご連絡ください。

教えていただいたこと。
①自分のみの安全を確認してから、駆け寄ること。
とび出して、車にひかれるなどということになれば、被害を拡大させるだけになってしまう。

②倒れている人の意識反応があるかどうか、肩を叩きながら、大きく声をかける。

意識がある場合。空気の通る道をつくる。あごをあげて、そらす。
そして、近くにいる人に声をかける。「119番に通報してください!」

意識がない場合。近くにいる人に声をかける。「119番に通報してください!AEDを持ってきてください!」
一人ですべては大変なので、近くにいる人に声をかける。

意識がない場合。
③空気の通る道をつくる。あごをあげて、そらす。

④呼吸をしているかどうか、倒れている人の口のそばにほっぺたをあてて、息の確認をする。
また、同時に、胸の動きも確認する。見て、聞いて、感じて!

⑤胸の動きもない、息もしていない場合、人工呼吸を行なう。
ただし、口から血や吐いた物が出ているような場合は、人工呼吸を行なわなくてもよい。
人工呼吸→倒れている人の鼻をつまむ。自分の口を大きくあけて、相手の口をすべてふさぎ、
ゆっくりと2回息を吹き込む。息を入れると、胸があがる。
いきなりドッと吹き込むとは胃を悪くするので、ゆっくりと吹き込む。
2回息を吹き込んだら、今度はすぐに、胸骨圧迫=心臓マッサージを行なう。


⑥胸と胸の間を30回押す。倒れている人の体のそばに寄り、手を重ねて、ひじは伸ばす。
1分間に100回くらいのペース。胸が4~5センチ沈むくらいに全体重を乗せて押す。
心臓を直接もむことができないので、体の外から心臓をもむことになるので、
かなり強く、早いペースで押すことになる。

⑦AEDがない場合は、そのまま2回人工呼吸→胸骨圧迫30回を、救急隊員が来るまでやり続ける。
人工呼吸をしない場合は、心臓マッサージをし続ける。

⑧AEDが到着したら、そばにいる人に、「AED使えますか?心臓マッサージ(胸骨圧迫)できますか?」と聞く。
心臓マッサージ(胸骨圧迫)を、なるべくやめない、続けることにより、助かる率が多くなる。
やめると、助かる率は激減する。


⑨AEDは、このようにいくつかの種類あがるが、どれも使い方はほぼ同じ。
ふたを開けたと同時に電源が入る物と、ふたを開けたら自分で電源を入れる物とがある。
電源を入れると、あとは、AEDが自分でしゃべって教えてくれる。


⑩パッドをつけると言われたら、このパッドを取り出す。貼る位置が書かれている。右の鎖骨と左の脇腹。
貼ると、電気ショックが必要かどうかを、AEDがチェックをしてくれる。

・・・この方は、江戸川消防署の方です。とてもわかりやすく、明るい声で教えてくださいました。
東京消防庁のなんとかという賞を(ごめんなさい聞き取れずメモできませんでした××)
おとりになった、優秀な救急隊員の方です。
この方が、一生懸命に教えてくださるのを聞きながら、私は、涙がこぼれてしまったのでした・・・
お顔は載せても大丈夫ですか?と聞くと、「大丈夫です」と言ってくださったので、載せました。


⑪電気ショックが必要な場合は、「ボタンを押してください」と言ってくれるので、その場合は、
「危ないので、離れてください!」電源が流れるので、決して、倒れている人に触らないように。
ボタンを押す。
その後すぐに、胸骨圧迫30回。人工呼吸2回。胸骨圧迫30回。

⑫2分後、AEDが勝手にチェックをかけてくれて、必要であれば、電気ショックが必要だと再び教えてくれる。

これが、すべてです。
胸骨圧迫は、相当力が必要です。自分の体に不調がれば、やめること。2人倒れてしまったらいけない。
なので、そばにいる人と交代をしながら、行なうこと。
救急隊が到着するまで、行ない続けることが、いのちを助ける率を増やすそうです。

訓練を受けておけば、安心して行なえるようになります。
みなさんの団体でも訓練を受けませんか。個人の集まりでも大丈夫だそうです。
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