江戸川区議会議員 間宮由美のblog * ひとりじゃないよ。プロジェクト*

希望を届けることが私の仕事です。
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火事

2006-09-16 | ご相談のこと
負傷した人も亡くなった人もいなかったこと、それがまず何よりでした。

駆けつけた現場には消防車がざっと数えても7台以上。ヘリコプターも何機も飛んでいました。
ゴム製品を扱っている工場でした。
工場自体の一角は燃えてしまったものの、さいわいにも隣の会社の社員寮の壁を少し焦がしただけ、
生活に支障の出る人はいないと、報告を受けたのですが、
裏に回ってみると、隣の社員寮の奥のほうは水浸しで、部屋中燃えてしまった方もいらっしゃいました。
30人くらいの方がそこでの生活ができなくなってしまったのです。

「全部燃えちゃった。全部なの」
「昨日給料もらったばかりなのに、それが全部燃えちゃったんだ。どうしてくれる」
「着る物も何もない」
「車も焼けてしまった」

すぐに役所からも来ていただいて、状況を知っていただきました。
区からのお見舞金などもでるようになります。
でも、休みが続くので、当座の生活するためのお金としてはすぐにはでません。
わずかな額ではありますが、お見舞金が休みのときでも出れば、
すべてを失った人に少しでも力になれるのではないかと思うので、
現場の職員が、決済できるような仕組みに変えていけたら良いのではないかと思います。
何か力になろうとして状況を把握しに、休みであろうが、夜間であろうが,駆けつけてくれる職員の方が
当座必要となるものを持っていってあげられるしくみづくりを提案してみたいと思います。

会社で今晩泊まるところは確保されました。
すべて焼けてしまって明日からの着る物がないという方々に、急いで幾枚かの服を集めて持っていきました。
そういう場合の服を、置いておくようなシステム作りも必要ではないかと思います。

必要なときはいつでも呼んでくださいと言ってその場を後にしました。
真っ黒になって、びしょびしょになって、消火にあたってくださる消防署の皆さん、ありがとうございました。
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