(卒園児が入ってくるのを待っている、椅子たち)
笑顔を忘れそうになっていたと気づきました。
子どもたちが、それはそれは嬉しそうに笑っているのを見て、
一緒に笑ったときに、気づきました。
毎日、被災地での大変な様子の報道を見、
区内での明らかになってくる実状を聞きながら、
涙と困った表情だけになっていたと、気づきました。
今日は、修了式です。
余震もなく、子どもたちは無事、修了証書を受け取りました。
「さよなら僕たちの幼稚園」と、歌いだすと、
5才の小さな瞳から、小さな涙がこぼれ落ちる子もいて、
心の育ちに、胸が熱くなりました。
でも・・・こんなときでも・・・
一緒に歌わずに、あくびばかりしている子も。
地震で多くの人の命が失われたことも、
お友だちや先生とさようならをすることも
この子は心の中の宝物にはできないのかな・・・
地震のこととも、卒園のこととも
無関係に過ごしている子の、心の育ちがとても心配になりました。
区立船堀幼稚園での震災の痕。
園では、すぐに立ち入り禁止としたそうです。
本日午後、区から検査、修復隊がやってくるそうです。
誰一人も、けがをしなくてよかった。
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