8畳ぐらいの部屋が2つくらいの、小さなセンターの中から、
身体障害、知的障害、精神障害の方たちが、次々に就職をしていきます。
18年には18名。19年には25名、20年今年もすでに9名。
就職率93%。定着率85%。これって、すごい数字だと思います。
定着率の高さの背景には、職員の方たちの献身的努力がありました。
ふつうでも1年2ヶ月、精神障害の場合には3年間のフォローアップをするといいます。
その中身は、本人への励ましはもとより、雇い主へのフォローも含まれています。
たとえば、国から出る10年間の助成金の手続きの仕方を手伝うことも含めて行なうことで、
ミラソルは面倒見がよいといわれ、今は企業の方から、こういう仕事があるがと、
連絡が来るそうです。
多くは、30人以下の中小企業ですが、中には、助成金はいらないという大企業もあるとのこと。
職員の方々の熱意が、就職先を探し出し、そこをも動かす大きな力になっています。
今日は、ここで行われている、訓練のひとつを一緒に受けました。
レジを打つ人、買い物客になる人と別れて、「おもてなしの心」を学びます。
買い物をすること、レジ打ちを学んでいるのではありません。
相手に対し、いかに接するかを学んでいるのです。
だから、失敗したっていいのです。そのときに、どういう対応を取れるかが大事です。
隣に座ったミラソルの方とお話をしました。
31歳Nさんは、スポーツ店などで働いていましたが、心の病で退職。
その後ミラソルでの訓練が始まります。
ここへ来て1年になるといいますが、それは長い方。
多くは3ヶ月から半年で就職をしていくというから、それはものすごいことです。
Nさんの場合は、やりたい仕事と受けいれ先との差があるため、少し長くなっているそうです。
28歳Yさん、3ヶ月目です。精神障害だそうです。
障害者の通うデイケアでは、ゲートボールをしたり、楽しくすごすことが主ですが、
就職をしたいのでここで訓練を受けているとはっきりと話してくれました。
24歳Aさん、中学生のときから、精神障害をわずらっているそうです。
高校を出てから、トリマーの専門学校に通っていたそうです。
でもトリマーにはならずにいました。
働きたいといいます。何で?と聞くと、お金をためて、作業療法士の資格を取るために、
専門学校にいきたいとのこと。
所長さんが、利用者の「夢を聞く」といっていましたが、
彼は自分の夢をきちんと言うことができて、そしてそれに向かおうとしています。
それを助けているのが、職員の方々です。
ただ、これまでの授産施設にも、長い間かかってつくり出してきたものがあります。
このような就労サポートセンターに来て、社会に働きに出ていくことのできない
障害をもつ人たちもたくさんいます。その人たちが、少しでも働くこと、
仲間と一緒に過ごせる場所を作ってきた授産施設の役割は、これはとても大きいものだと思います。
ここでの奮闘を見せていただき、確かに、今ある施設などでももっとできることが
あるのではないか、あるいは区の施策の中でも、働きたいという意欲と客観的に
それができる方たちに対しては、もっと着実に就職できる道を作ることができるの
ではないか、考えていくための大きな示唆を頂きました。
障害者の自立に向けて早速話し合っていきたいと思いました。
身体障害、知的障害、精神障害の方たちが、次々に就職をしていきます。
18年には18名。19年には25名、20年今年もすでに9名。
就職率93%。定着率85%。これって、すごい数字だと思います。
定着率の高さの背景には、職員の方たちの献身的努力がありました。
ふつうでも1年2ヶ月、精神障害の場合には3年間のフォローアップをするといいます。
その中身は、本人への励ましはもとより、雇い主へのフォローも含まれています。
たとえば、国から出る10年間の助成金の手続きの仕方を手伝うことも含めて行なうことで、
ミラソルは面倒見がよいといわれ、今は企業の方から、こういう仕事があるがと、
連絡が来るそうです。
多くは、30人以下の中小企業ですが、中には、助成金はいらないという大企業もあるとのこと。
職員の方々の熱意が、就職先を探し出し、そこをも動かす大きな力になっています。
今日は、ここで行われている、訓練のひとつを一緒に受けました。
レジを打つ人、買い物客になる人と別れて、「おもてなしの心」を学びます。
買い物をすること、レジ打ちを学んでいるのではありません。
相手に対し、いかに接するかを学んでいるのです。
だから、失敗したっていいのです。そのときに、どういう対応を取れるかが大事です。
隣に座ったミラソルの方とお話をしました。
31歳Nさんは、スポーツ店などで働いていましたが、心の病で退職。
その後ミラソルでの訓練が始まります。
ここへ来て1年になるといいますが、それは長い方。
多くは3ヶ月から半年で就職をしていくというから、それはものすごいことです。
Nさんの場合は、やりたい仕事と受けいれ先との差があるため、少し長くなっているそうです。
28歳Yさん、3ヶ月目です。精神障害だそうです。
障害者の通うデイケアでは、ゲートボールをしたり、楽しくすごすことが主ですが、
就職をしたいのでここで訓練を受けているとはっきりと話してくれました。
24歳Aさん、中学生のときから、精神障害をわずらっているそうです。
高校を出てから、トリマーの専門学校に通っていたそうです。
でもトリマーにはならずにいました。
働きたいといいます。何で?と聞くと、お金をためて、作業療法士の資格を取るために、
専門学校にいきたいとのこと。
所長さんが、利用者の「夢を聞く」といっていましたが、
彼は自分の夢をきちんと言うことができて、そしてそれに向かおうとしています。
それを助けているのが、職員の方々です。
ただ、これまでの授産施設にも、長い間かかってつくり出してきたものがあります。
このような就労サポートセンターに来て、社会に働きに出ていくことのできない
障害をもつ人たちもたくさんいます。その人たちが、少しでも働くこと、
仲間と一緒に過ごせる場所を作ってきた授産施設の役割は、これはとても大きいものだと思います。
ここでの奮闘を見せていただき、確かに、今ある施設などでももっとできることが
あるのではないか、あるいは区の施策の中でも、働きたいという意欲と客観的に
それができる方たちに対しては、もっと着実に就職できる道を作ることができるの
ではないか、考えていくための大きな示唆を頂きました。
障害者の自立に向けて早速話し合っていきたいと思いました。
ちょっと話は逸れるかも知れませんが、「夢」について書き込みします。
自分は、高校を卒業させてもらっただけで感謝です。
3年の時は自分で社会福祉協議会にお金を返していました。
間宮区議には言ってなかったかも知れませんが、修学旅行行ってません。正確には行けませんでした。
校長判断で、修学旅行費の納入をしないと、参加させられない、って言われたから。
担任の先生は「内密にしてほしいんだけど、個人的にお金を貸そうか?」そう言ってくれました。
でもなんていうんでしょう、頑固っていうかなんていうか、公務員って全体の奉仕者じゃないですか。だから、教師と一生徒が金銭的な関係を持ってはいけないって思ったんです。
それを先生に伝えたら
「君ならそう言うと思ってた。何もできなくてゴメン・・・」
そう言ってくれたんです。
その時、自分は必死に泣くのをこらえていました。
どうか知ってください、「卒業したら、就職したい」っていう人の中には、本当は大学、専門学校に行って夢を叶えたかった人がいるということを。
どうか知ってください、不良面してる奴ら、わざと学校に行かないで中途退学になる奴らの中には、本当は卒業したいけど、家庭の事情で学校に居られない人がいるということを。
教員経験のある間宮区議ならわかってくれると思って書きました!
最近になって思うんです。
大学出て、学校の先生になりたかった。間宮区議のように政治家になりたい、って。
後者については、自分には無理ですけどね。
あなたのように悲しい思いをしている人は、たくさんいます。格差が広がっているといわれる現在では、その数はどんどん増えています、
みんなが、そんな悲しい思いをしなくて済むようにしなくちゃいけません。
ひとつ家庭のできごとではなく、社会全体の歪の中で起こっていることなので、
社会を変えなければなりません。
でも、そんな悲しい中で、
いい先生に出会えてよかったね。宝物だと思う。
まだ20代。これからできることがいっぱいあるよ。
楽しい夢をもってね。