ラディッシュと救急車とFacebook

🌸「ゆみ先生！こんにちは！ラディッシュ、農家で買ってきたんですが、空いてる時に、食べ方、切り方教えてください٩(ˊωˋ*)و」
二十歳をちょっと過ぎたばかりの可愛いお母さんから届いたLINEには、これまた可愛いちびちゃんとラディッシュが。

彼女が中学生の時からいろんな相談にのりながら励ましてきた子が、優しい優しいお母さんになってがんばっているのが、とっても嬉しい。ちびちゃんは、会うといつもわたしを、ぎゅっとしてくれます。

🌸「一週間前に、家で転んで胸を打ったのですが、今日は痛くて痛くて、どうしたらいいかと思って‥」涙声の電話は、80歳がもうすぐの、一人暮らしになったばかりの女性です。

直ぐに救急車を、と言ったものの、救急車を呼ぶことも躊躇なさる年代です。まずは車で駆けつけました。
救急隊の方と一緒に状況を確認し、近くにできた総合病院へ。やはり、肋骨が折れていました。しかし、今の医療制度の元では、入院はできず帰宅です。

一人暮らしの高齢の方が、一人で帰るのはとてもたいへん。気弱にもなっていらっしゃいますから。
少しでも一緒にいられたので、ようやくほっとしてその女性も笑顔に。わたしもほっとして、おうちへ帰りました。

🌸「Facebookを見ることはできるようになったのだけれど、記事や写真はどう投稿すればいいのかがまだわからなくて」
そうおっしゃいますが、Macを使いこなして、様々な書類をおつくりになっていらして、声で文章も作れる機能があるのを、逆に教わってきました。

江戸川呼吸器療友会会長の長谷川稔さんです。

ヘビースモーカーから、酸素を使うことになったご自身の経験をもとに、学校などで、喫煙の害について話してくださっています。

酸素ボンベが必要になった方、肺などのご病気の方、療友会が頼りになります！

🌸一人ひとりのhelp！の内容は様々です。その思いに少しでも寄り添うことができて、わたしは幸せだなぁって思います。
だってね、笑顔をもらうことができるのですもの。