今日から、本会議が始まりました。3月17日までの「予算議会」です。
私たちは、条例案や意見書案、そして予算修正案などの案を出し続けています。
本日提案した意見書は、次の案です。
意見書は、江戸川区議会から国に対してあげるものです。決定は最終日。
意見書は、江戸川区議会から国に対してあげるものです。決定は最終日。
駅ホームへのホームドア設置を求める意見書(案)
日本共産党
ホームからの転落、列車との接触事故が多発し、痛ましい犠牲者も相ついでいるというのに、事故防止のための対策は遅々としてすすんでいません。「欄干のない橋」にもたとえられる駅ホームから「落ちない駅ホーム」へ、ホーム要員の確保と合わせ、可動式ホーム柵、ホームドアの設置を飛躍的にすすめることが、強く求められています。
全日本視覚障害者協議会によれば、1994年からの16年間に、転落や電車との接触で亡くなった視覚障害者は41人。同協議会の過去の調査では、都内に住む視覚障害者100人のうち「ホームから転落経験がある」のは50人、全盲の66人では65%だったといいます。
また、転落や接触による人身事故の9割は、1日当たりの平均的利用者数5千人以上の駅で起きています。国の法律は、こうした駅にホームドアや可動柵を設置することを目標としています。しかし、対象となる2800余の駅のうち、ドアなどを設置しているのは約500駅。今後の整備予定も、新たな設置を計画しているのは全国205の鉄道事業者のうち、JR各社や大手私鉄など14社で、計24路線285駅をあげているにすぎません。
実際、可動式ホーム柵などがある駅では「転落による事故は皆無」(国土交通省)だといいます。最も効果が高く、必要性の強い安全対策を先送りすることは許されません。鉄道事業者が、ホームドアの整備をすすめるために、国としての支援を強めることを求めるものです。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。
平成 年 月 日
江戸川区議会議長
内閣総理大臣、官房長官、財務大臣、国土交通大臣、 あて
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