「議員待遇者会」に対する補助がようやく廃止になりました。

何年間言い続けたでしょう。
「議員待遇者会」に対する補助をなくすべきだと。

「議員待遇者会」の規定によると、
「区議会議員として満８年以上その職にあったもの、
退職したときは、終身区議会議員待遇者として礼遇する」とあります。
先輩方のお知恵をお借りすることは大切なことですが、
リゾートホテルなどの研修は、必要なことなのでしょうか。
年間９０万円の補助は、見直すべきと考え、
予算・決算特別委員会で、言い続けてきました。

一昨年の調査によると、
「日帰り研修」への参加は、11月には８名、２月には９名と、
会員３２名中約４分の１の参加。

「宿泊施設への研修」は、９月に１泊２日で箱根町にある会員制リゾートホテルにて、
民間の施設の状況を視察。１０名の参加。
３月の穂高町には、７名が参加。
いずれも参加費１万円に対し、補助が一人当たり２万円ずつ支出されているとのことでした。

全国的にも、選挙で落選した人も含めて、過去に議員をしたということで補助金が出され、
宿泊での「研修」などがされることはいかがなものかと、監査請求や削減案が出されています。

江戸川区でも、ようやく来年度の予算案に、この補助の廃止が書き込まれました。
「待遇者会」にこだわり続けた自分の感性は間違っていなかった！
廃止の文字を見つけ、本当にうれしかった。

区民の税金は、区民の生活を豊かにするために使うべきであり、
不必要なものへの支出や、間違った使い方はすべきではありません。

議会の改革が、一歩一歩すすんでいます。