江戸川区議会議員 間宮由美のblog * ひとりじゃないよ。プロジェクト*

希望を届けることが私の仕事です。
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1回目の委員会から、審議を始められるよう、テーマ設定をすべき。(6月の子育て教育力向上特別委員会)

2011-06-08 | 議会改革のこと

◆間宮由美委員  今日の委員会は、新しく議員がかわった中での委員会ですので、難しい面もあろうかとは思いますが、しかし、その1回の委員会の中で、今日は活動予定だけを話し合いましょうという委員会にするのは、非常にもったいないと思います。
 せめて、江戸川区の現状と課題ということで話し合いができなかっただろうかと思います。
 費用弁償も出ている委員会とですので、次の委員会で何をしようかということだけを決めるのでは、もったいなかったのではないだろうか、これからの委員会運営の中では、ぜひ1回目から、何かしらの話し合いができるような形にしていただければと、要望として申し上げたいと思います。


ということを、申し上げました。
1回目に、何をこれからしようかということだけで終わるのだとしたら、
大変もったいない。そう思いませんか?
他の委員からの賛同の意見もいただきましたが、実質的に変えていくためには、
議会改革をすすめていくことに気概を持っている人が議員になっていかなければ、
その歩みは遅々とする。これまでと変わらない。
そう思います。


本日の委員会のテーマである、これからの委員会で何を話していきたいかということについては、多岐にわたる意見を述べました。
◆間宮由美委員この委員会の説明には、子どもたちは次代を担う存在だということで、健やかに育成をしていかなければならない。そのための仕組みづくりが必要であるというふうに書かれています。私は、子どもたちは次代を担うということだけではなくて、今を生きている、今このときを生きている大事な存在だと思います。ですから、その子どもたちが、今、健やかに育つために、どうしても必要なことというのを一緒に考えていきたいと思っています。


 これからの1年間、取り上げて皆さんと一緒に学びたいことは多岐にわたりますが、基本としては、江戸川区としての現状を見ることとともに、進んでいる市区町村への視察が必要であると思っています。

 また、区の現状を知るといったときに、区内で、そこに携わる現場の方々の声を聞かせていただく、委員会に来ていただいて聞かせていただくということも大いに取り入れていただければと思っています。また、視察に行った後には、委員同士の話し合いという場が設けられるといいなと思っています。回数が少ない中で、非常に難しいことですけれども、意見を交わすことで、より深められると思いますので、ぜひ、そういう機会を持っていただけたらと思っています。

 具体的な点で言いますと、まず、学校図書館につきましては、専任司書の配置ということが、今、学校応援団の方々自身からも出されています。他区では、もう始まっていますので、江戸川区の現状とともに、他区への視察が必要ではないかと思います。

 また、虐待については、子ども家庭支援センターが江戸川区は一つですけれども、他区では幾つもつくられているところもあります。ですから、そこへの視察と論議。

 それから、発達障害への全庁的な取り組みが始められますが、ここについての視察と論議。

 不登校の子どもたちが、今、通っている場所が、不登校の子が増えているということもあって少なくなっている。たくさんの時間、通えないということも聞いています。江戸川区内で、引きこもりの30代まで含めると4,000人という出現率ではないかと言われていますけれども、今、不登校の子どもたちに、どう対応していくか。今の現状がどうなっているのか。足りなければ、そこを増やしていく必要もあると思いますので、そこへの視察と論議。

 また、学校改築に伴いましては、例えば、今、出ているご意見としては、中学校の場合は3年間しかない、その中の2年間が工事となった場合に、選択で行けるのであれば、今度、改築にならない学校を選んだほうがいいのではないか、そういった声も聞かれてきます。しかし、そうではないものもあるでしょう。
 ですから、不安があるのであれば、それを払拭するという点から考えても、例えば、今、既に改築が始まっている学校がございますから、そこへみんなで見に行く、視察に行く。どういう音が出ているのか、かなり快適になってきている面もございますし、それも含めて、改築に当たる学校のお子さんたちや親御さんたちが安心して工事を迎えられるためにも、不安を払拭するためにも、工事が現状どうなっているのかということなども視察に行ければいいのではないかなと思いました。

 そして、学力向上などについては、学力日本一と言われる秋田県の中で教育委員会の方がおっしゃっていたのは、先生たちを励ますことが教育委員会として大事な仕事だとおっしゃったことに、私は非常に感銘を受けて帰ってきました。実際に、遠いですけれども、秋田の教育委員会の方々の思いというのを私たちが勉強していくということなども必要だとおもいます。
 また、学力向上、子どもが健全に育つといったときに、親御さんがどう子どもとかかわっていくかということも、非常に大事だと思います。
 父母会というのがありますけれども、例えば、私立などの場合は毎月1回やっているような学校もあり、それは非常に大変なことです。でも、それを繰り返すことで、お互いに話し合いができていくという、いい面も出ています。ですから、例えばそういったところから学んでくるなどが必要かと思います。

 最後になりますが、社会的な面からも子どもたちを健全に育てようということで、この委員会があるかと思います。今、非常に心配されている放射線の問題についてです。6月20日に、区としても勉強会が行われますけれども、非常に不安の声が出ているわけですから、その不安にはこたえていく、きちんと計測をしていくということが必要だと思いますので、実地として、私たち、この委員会自身が、学校や保育園や、また公園や、そういったところの計測などをしていく、そういったことが必要ではないかと思います。


 


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