こんな写真で失礼致します。わたしの足に貼ってある絆創膏を見ていただけます?ショッキングカラーです。
お昼に入ったお店で、カサブタ引っ掻いて血が出ちゃったんです。それで、お店の人が持ってきてくれたのがこの絆創膏。「業務用なので、こんな色しかあ
りませんが。」
最初は、どういうことかわからなかったのですが、そうか、肌色だと、食べ物にもし混じってしまったらわかりずらい。だから、必ずわかる色にしているんですね!
ショッキングカラーは、たくさんの失敗の経験から学んだ、貴重な色だったんですね。
今回の都知事選についても、ショッキングカラーを探し出さないとならないのだと思います。
私は、候補者であった方々の批評をしたいのではありません。それぞれの候補者、そして選対の方が、頑張っておられたことに敬意を表します。
そのうえで、だがしかし、この選挙中のSNSなどをみていて、散見された、刃の言葉。書き出すのもためらわれるような誹謗中傷には、ずっと苦しい思いを抱いていました。
宇都宮けんじさんは、投票日直前の27日に野党共闘の鳥越選対から応援の要請を受けたとのこと。すでに期日前投票は相当の方がされていて、出口調査も着々と進んでいた。だから、8:00投票箱が閉まった時点で、当確が出ました。
選挙の始まる直前まで、何百万枚というビラやポスターやその他様々な準備をされ、すでに多額の資金がかかっていて、立候補を取りやめることで、いただいた寄付に対する所得税控除もなくなるため、すでに寄付をくださった方々へのお詫びと返金希望の方へのご連絡等など、それはそれはたくさんの行わなくてはならないことがある。
もちろん、一番は、知事として、都民のための都政を行うことができないということ。
それでも、直前の、苦渋の決断をされた。
私が言いたいのは、その方に対して、見るのも辛い、聞くのも辛い言葉が、投げかけられていたこと。それに対して、深い悲しみを覚える、ということです。
上から言われたことを全て正しいとし、事実を確かめないまま、正義の名の下に、他の者に対して誹謗中傷をするということ、わたしは、そこに、悲しみと恐怖を感じます。
都知事選について、このような結果となったこと、これは都民が選んだことです。これからは、東京が、都民のための都市となっていくように、都庁の職員の皆さんが都民の方を向いて働くことができるように、見守り、提言していくことが求められるのだと思います。
選挙戦を通じて、見つけるべきショッキングカラー。貴重な色をみつけるためには、様々な角度の意見を聞くことが大切だと思っています。
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