成人式の行われた文化センター。
いつもなら、芝生の上は、成人されたみなさんの姿でいっぱいで華やいでいるのですが。
今日は一面の雪景色です。
式典の始まる前に、出会った光景。ちょっぴりせつないような、でも、
勇気づけられるような・・・あとは、お祈りするだけです。
羽織袴の男性たちのそばを、オカモチ持ってバイクで通り抜ける男性がいました。
「あ、来ないの?」「うん。仕事」「じゃあな、またな」「またな」
きっと彼も成人式、だったのでしょうね。
でも、仕事。
いろんな人生があるけれど、どの子も幸せになってほしい。
式典には出られなくても、彼にとっても、今日が良い日でありますように。
江戸川区の成人式の幕開けは、子どもたちとお母さん方による合唱です。
子どもたちの登場のおかげもあり、
成人されたみなさんは、シンとして、しっかりとお話を聞かれています。
人の話を聞く。それはとても大事な力だと思います。
ただ、幕が上がったときに、あれ?と思いました。
主催者のご配慮なんだと思うのですが、合唱を披露してくれる子どもたちは、真ん中ではない。
右奥には、来賓のみなさん(区議会議員・都議会議員・国会議員・警察署の方、町会役員さん)が、
おすわりです。その方々を隠さないように、ご配慮?
でも、それは、配慮なさらなくてもよいのではないかと思うのです。
主役は、成人のみなさんであり、壇上のみなさんではないのですもの。
今日も、300人弱のみなさんが、ボランティアで、成人式をつくってくださっているとのことです。
式典会場の外の各部屋では、区のボランティア団体のみなさんの、
似顔絵を描いてくださったり、着付けを直してくださったり・・・
でも、あまりに文化センター内が混んでいて、私は今年はそこまでたどり着けませんでした。
成人のみなさんに一人でも行ってほしいので、私は、玄関へ向かう波の方へ。
式典後の玄関は、、これまたいっぱいでした。
いつもなら、お友達とお話ししている笑顔をたくさん見ることができたけれど、
今日は、立ち止まっていられない。
会場を後にして、どこか別の場所で、ゆっくりとお祝いするのかな。
ホワイト成人式。心に残る一日になったね。
成人、おめでとう。
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