たくさんの皆さんとともにつくりあげた大祭。神輿渡御の日。

3年に1回の大祭に向けて、9回の大祭実行委員会を開き、取り仕切る青年会の会合を開き、神輿渡御の休憩場所の方々のところと打ち合わせを重ね、櫓を建て、御仮屋を建て、順路を周り・・・そうして迎えた神輿渡御の日。400人弱の人たちで神輿渡御が行われ、町を練り歩きました。

休憩所では、休日を返上して、飲み物やアイスやオードブルなどを用意してくださいました。レモン水を作ってくださったのは、35年前の青年会、とおっしゃる方のところです。営々と受け継がれてきた町のお祭りです。

青年会が実質取り仕切ることになったのは今年が初めて。全てを通して関わることができたから、多くの方が、多くのことをしながら、お祭りをつくってきてくださっていたのだということを改めて知ることができました。

町会なんていらない。たしかにそういう声もあります。でも、私は、町会があり、子ども会があり、青年会があり、そして、様々な行事を通して、町の人たちが顔見知りになり、お互いのことを知っていくことができることは、その町を良くしていくという、大きな力になるのだと実感しています。

東北から、越してきたばかりの若いご夫婦も初めてこの町のお祭りに参加し、いっぺんで同じところに住む仲間になってくれました。

みんなで育ちあう。みんなで子育てし合うことができる。ひとりじゃない。そんなふるさとにしていきたいです。

お祭りをつくりあげてくださった皆さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。仕切る側のひとりとして、心から感謝いたします。