彼女は、とてもしっかりしていました。
19才のお母さん。
江戸川に越してきたものの、0才1才の子が、入れる園がありません。
江戸川区は、23区でただ1区、集団での0歳児保育をしていない区です。
そして、それを補うはずの保育ママさんもまた空きがない状態です。
離婚をしなければならなかった彼女は、働かなくてはなりません。
でも、子どもたちが入る園がなければ、働くことができないのです。
そうすると、生活保護を申請するしかないではないですか。
でも、彼女は言いました。
「保護は、ほんとうに困っている人のためのものだと思う。
私は働けるから、働く道を探します。」
今、彼女は、隣の県の、寮のついている工場で就職をする方向で考えています。
そこなら、近くに保育所もあり、兄弟二人が同じ園に通えるのです。
働きながらの子育ては、とても大変です。
まだまだ、整備がされていません。
誰もが安心して、子どもを産み、育てることができる社会は、
まだまだ遠いです。
ごめんね、江戸川から出させてしまって。
でも、私は、あなたに勇気づけられました。
生きることに、前向きな姿はとてもきれいでした。
子どもたちのためにもがんばろうね。
・・・写真は、彼女のお家のそばなのですが、コインパーキングがありません。
ぐるぐる探したけれど、無くって、
そうしているうちに、違法駐車とりしまりの方が回ってきたので、
「コインパーキングはどこにありますか?」と聞くと、「ここいらにはありません。」
「では、どうしたらいいですか?」「何回もこまめに出てきてもらうしかないですね」
「・・・何分後ぐらいに、またおいでになりますか?」
「・・・この一台を取り締まったら、あちらの方へ行くので、もう当分来ません・・・」
バッチを見せたり、役職を名乗ったり、してないですよっ。
きっと、あの方達は、誰にでもああやって答えてあげているんだと思います。
取り締まるといっていた一台は、公園でトイレに入っていた方の車でした。
急いで出てきたので、セーフ。
なんだか、なんと考えて良いものやら。
しかし、どうしたらよいものでしょう。
コインパーキングがあれば、停めるのですが、
無い場合は、どうしたらいいでしょう?
誰かと二人で移動することも、車以外で移動することもできないときは、
どうしたら?
ああ、どうしましょう。
読んで涙が出た。凄いね。19才であんな言葉言えるなんて。
近くなら保育園のお迎え行ったり、手伝えるのに。
応援してると伝えてU+2757