チャンスは何度でもあるよ。でも、ワンチャンスって思って今を生きるってことなんだよね。

「間宮先生、風邪などひいていませんか？
さすがに我が家も昨日は暖房を入れました。

昨日の話の女の子は大丈夫ですか？私自身、虐待を受けたのと同時に、私が自分の快楽や何だでや子供達を二人きりにして遊びまくり、二人の心を傷つけてしまったので、両方の気持ちがわかります。子ども家庭センターにも、保育課にも、一緒に居ないのに居ると嘘をついたりもしました。

間宮先生、彼女を助けてあげてください。

行政の人達の前では、親はいくらでも良い親を演じることが出来るから。

なんか変な伝え方になってしまったけど、体の傷も痛いけど、心の傷はもっと言葉に表現出来ないほど痛いし回復が大変なので。
大変だと思いますが頑張って救ってあげて下さい。…」

ちゃんと子どもに向き合えていなかったお母さんが、周りのたくさんの人の力を借りて、お母さんとなれた、お母さんからのメールです。

ある女の子への虐待の件で、行政との見方が違ったので、お母さんに聞いてみたところ、こういうメールを送ってくれました。大変力になりました。

失敗はもちろんしない方がいいけれど、しちゃったら直せばいい。このお母さんは、ちゃんと立ち直りました。子ども達もいい顔になってきました。

励ましと的確なサポートがあれば、前に進んで行く力を、どの人も持っているのだと思います。

このメールは、もちろんご本人の承諾を得て載せさせてもらいました。私が、相談のことなどを載せるのは、その人たちへのエールです。そして、同じ境遇の人へ、相談していいんだと知ってもらいたいからです。

このお母さんは、ちゃんと自分を見つめて、他の人のことを助けてあげてくださいと言えるようになりました。辛いことを乗り越え、前に進もうとしているお母さんに、私自身が励まされます。

女の子の件で、電車に乗った時に、駅のホームで、本の自販機を見つけました。この本はコンビニで見つけて、欲しいと思ったけれど、一冊しかなくて汚れていたので買わなかった本です。自販機の中にみつけたので、初自販機購入しました。

ウイットにとんで、可愛い犬たちの表情がたまらない本です。でも、そのあと会った女の子のあまりに悲しい表情に、持って行きなと渡してあげたので、また、買わなきゃ。