昨日の透析を受けている方の話を受け、災害時の救急体制について、危機管理室で話を聞いてきました。
◾️防災計画については、毎年修正するものでもあるので、HPでの公開のみ。希望者には販売をする。
・「江戸川区地域防災計画(平成24年度修正)」は、[本冊][資料編]に分かれており、2000円。
・[概要版]は、400円。
▶︎確かに、全世帯に届けたとしても全世帯が読むかというとそれは難しいだろう。では、どのように防災計画について知らせて行くのか、そこをさらに検討する必要があるのでは。
◾️災害時には、江戸川保健所に災害医療コーディネーターとして、区が委嘱した、臨海病院、江戸川病院、医師会が、参集する。
そして、搬送可能な病院、重篤な患者の受け入れ可能な病院などの情報を集め、伝える。
・二次保健医療圏として、区東部(江戸川・江東・墨田)の取りまとめを行うのが、「災害拠点中核病院」としての墨東病院。
そして、各市区町村が設ける「災害拠点病院」がある。江戸川区では、臨海病院、江戸川病院。➕健康サポートセンターをいれて、区内10ヶ所で、トリアージ(負傷の度合いによる仕分け)を行う。
各病院は重篤な人から受け入れるために、ロックアウトをすることになるために、このトリアージをする機能が重要である。▶︎しかし、10ヶ所ではとても間に合わないだろうとおもわれるので、さらに現実的な方向を考える必要がありそうです。
また、「災害拠点連携病院」として、都の指定する病院がある。江戸川区では、松江病院、森山記念病院、岩井整形外科、東京さくら病院。
◾️透析患者への腕章の配布について。これは、7~8年前に患者会からの要請があり作ったものである。
しかし、現在、透析患者だけでなく、様々な障害、高齢化による寝たきりの状態などあるため、全員の把握は難しいと考え、「自助・共助」の意識を持つことが、本当に助けることにつながると考える。
公がなんでもやろうということから、阪神淡路大震災、3.11を経て、とても行政だけでは動けないという現実を直視した。そして、できないことをできると言ってはいけないと考え、「自助・共助」を強調している。
▶︎「自助・共助」の強調により、「公助」をないがしろにするものという意見がある。しかし、私は、そうは思わない。
今回、上記の説明を聞き、区は決して「公助」をしたくないために「自助・共助」を強調しているのではないと改めて思い至った。
もちろん、必要物資や必要な努力、公が果たすべき責任について、されていなければ、するように提案をしていく。目に入っていない部分があれば、伝えていく。
様々な体や心の障害、障害や難病の境界、寝たきりの状態、認知症、怪我、妊娠中、そして、乳幼児、などなど、非常に多岐に渡る災害弱者と呼ばれる人々を助けるために、地域、職場などでの細やかな一人ひとりとの対話が求められている。
そして、気を失った時、パニックになったとき、どの部分が動かないからどう助けてほしいかなど、書き記し、常時持参しておくなどなど、自らにしかできないことも、自らしておくことが必要です。
※昨日書きながら寝てしまったら、消えてしまっていました。なので、急いで書いたので、わかりにくいかもしれませんが、後日わかりやすいように直します。ごめんなさい。
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