重病を患い、その療養中であるのに、
今住んでいるアパートの建て替えのため、そこを出るようにいわれた方からのご相談です。
今日は、役所のそばのグリーンパレス(写真の建物)の中で、お話をうかがいました。
65歳を過ぎた方と聞いたので、「民間賃貸住宅家賃助成」が使えるかと思いました。
これは、「取り壊しなどにより、家主さんから転居を求められ、新しい民間賃貸住宅に移転する場合に、
差額家賃などを助成する制度です。
たとえば、これまで住んでいたアパートの家賃が6万円だったとします。
この次のアパートが6万5000円のところになったとしたら、差額分の5,000円を助成してくれるので、
これまで通り、6万円の家賃をお支払いすればよいのです。
しかし、お話を聞くと、息子さんとの同居でした。
この助成は、対象が、
●65才以上の世帯
●65才以上の者とその配偶者の世帯
となっているので、残念ながら、この制度は使えませんでした。
しかし、一人で探すことが困難とのことでしたので、
条件をお聞きして、不動産屋さんに探してもらうようつなげることにしました。
アパートも探してくれるんですか?と言われましたが、
はい、お困りのことを解決するために、できることはなんでもするんですよ。
相談できるのだ、ということをわかったことで安心しましたと言って、
ほっとされてお帰りになりました。
おひさまのあたるお部屋を探しましょうね。
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