こんにちは、学びスタジオの奧川えつひろです。ご訪問いただき、ありがとうございます。
私は、左利きです。
父も母も左利きです。
今回は、左利きの矯正について書きます。
左利きを矯正して右利きにするべきでしょうか?
❤︎矯正するメリット
まず、
生活しやすくなります。
日本社会は基本的に右利きにとって快適なようにつくられているので、
日常生活がスムーズになります。
たとえば、
水道の蛇口。
右利きがひねりやすいようにつくってあります。
右に回すと水が出る構造になっています。
また、
文具や調理器具、
スポーツ用品などのツールなど、
右利き用につくられているものがほとんどです。
❤︎矯正するデメリット
あまりに幼い頃から矯正を開始すると、
脳内に新たな回路をつくることで混乱を起こし、
右と左を言い間違えてしまう
左右失認が起こります。
いわゆる
"左右盲(さゆうもう)"になったり、
言葉がスムーズに出てこず、
つかえて同じ音を繰り返してしまう
"吃音症(きつおんしょう)"
になるケースもあります。
それから、
右手と左手どちらも使えるからこそ
選択肢が増えてしまって、
かえって効率が悪くなります。
たとえば、
転んだときに利き手が決まっていれば
迷わずさっとかばうことができますが、
どちらも使える状態だと、
一瞬の迷いが生じ、
「どちらの手を出すべきか」と
考える隙が、判断のスピードが落とします。
❤︎右手を使い始めるタイミング
10歳以降がいいタイミングです。
小学校に入る前から、
右手に矯正させる親が多いですが、
それはリスクが高いです。
一般的に、
子どもの脳はまず右脳から成長し、
あとから言語能力を持つ左脳が発達していきます。
ちょうど二つの脳のバランスがとれるようになってくるのが10歳頃です。
だから、
まずはしっかりと脳の基本的な仕組みをつくり、
その後、
右手を使って左脳を刺激していくのが
いいと思います。
❤︎文字を読む脳の動きと左利き
"文字を読む"というのは、
一見すると単純な作業に見えますが、
脳の中では信じられないくらい複雑なプロセスを経ています。
脳の中の、
さまざまな役割を持つ神経細胞を通り、
次のような流れで情報が処理されていきます。
❶視覚系脳(左脳)で文字をおいかけ、
一文字一文字をひとつながりにして認識する
❷記憶系脳(左脳)に蓄積されている言葉の意味と結びつける
❸理解系脳(左脳)で文章としての意味を理解する
❹伝達系脳(左脳)で文章を想起する
❺運動系脳(左脳、右脳)で口を動かし音に変換する
❻聴覚系脳(左脳)で脳内の言語、または自分の声を聞き取る
こんなにいろいろな場所を通って
ようやく理解できるます。
しかも、ほとんど左脳で行われています。
だから、
非言語の情報を扱う右脳を主に使っている左利きには、
自分の伝えたいイメージを言葉にするのに
どうしても時間がかかってしまいます。
❤︎左利きを活かすために親ができること
左利きの子どもには、
言葉のサポートをすることで、
才能を伸ばすことがで来ます。
❶読み聞かせをする
昔話などを聴きながら、
頭の中でイメージを膨らませます。
毎日、音読するなどして、
左脳を鍛えていけば、
読んだり、書くことへの苦手意識もなくなります。
❷左利きであることに引け目を感じさせない
どうしても親は、
子どもが早いうちから
さまざまな語彙を使って話したり、
漢字が書けるようになったりと
"言語能力の発達"に重きを置き、
左利きの子どもの発達が
他の子よりも遅れていると、
心配になりますが、
それは、ある程度仕方がないことなので、
焦ったり、無理する必要はありません。
❤︎左利きのすごいところ
日常生活を送るのに必要は言葉の成長は左脳が担当しますので、
右利きは、もともと左脳を使いますので問題ありませんが、
右脳を使う左利きは、左脳も並行して成長させなければなりまん。
でも逆に考えると
左利きは、
常に左脳と右脳を平行して成長させ続けているから、すごいとも言えます。
❤︎左利きは、10人に1人の選ばれた人
左利きは右利き社会でのマイノリティではなく、
10人に1人の"選ばれた人"と考えましょう。
❤︎左利きの空間能力
脳科学的に言うと、
脳は右脳と左脳があって、
手を使って何かをすると、
空間認知機能を担う脳を刺激します。
その時、
左脳は、
反対側だけを見てる。
右脳は、
目の前に広がる左右両方の空間を見ています。
つまり、
左脳は右側しか見ていないのに対して、
右脳は、左右両方の空間に対して意識を向けているんです。
そして、
必然的に、左利きの方が、空間認識能力は発達しやすいということですね。
図形、絵や画像へのセンス
「左利きだからできる才能で、花開かせてやろう」
ということにフォーカスして
子どもの未来を楽しみになりますね。
❤︎まとめ。左利きの可能性を育てる
右利き社会の日本で、
右利きは便利、
左利きはちょっと不便ですが
右利きは左脳、言葉に強く
左利きは右脳、イメージに強い
どちらの能力も大切です。
左利きを矯正をするとしとも、
10歳ごろです。
それまでは、
言葉のサポートをしてあげれば大丈夫です。
左利きの個性である空間認識能力が伸びてくれば、矯正も必要なくなるかもしれませんね。
それはリスクが高いです。
一般的に、
子どもの脳はまず右脳から成長し、
あとから言語能力を持つ左脳が発達していきます。
ちょうど二つの脳のバランスがとれるようになってくるのが10歳頃です。
だから、
まずはしっかりと脳の基本的な仕組みをつくり、
その後、
右手を使って左脳を刺激していくのが
いいと思います。
❤︎文字を読む脳の動きと左利き
"文字を読む"というのは、
一見すると単純な作業に見えますが、
脳の中では信じられないくらい複雑なプロセスを経ています。
脳の中の、
さまざまな役割を持つ神経細胞を通り、
次のような流れで情報が処理されていきます。
❶視覚系脳(左脳)で文字をおいかけ、
一文字一文字をひとつながりにして認識する
❷記憶系脳(左脳)に蓄積されている言葉の意味と結びつける
❸理解系脳(左脳)で文章としての意味を理解する
❹伝達系脳(左脳)で文章を想起する
❺運動系脳(左脳、右脳)で口を動かし音に変換する
❻聴覚系脳(左脳)で脳内の言語、または自分の声を聞き取る
こんなにいろいろな場所を通って
ようやく理解できるます。
しかも、ほとんど左脳で行われています。
だから、
非言語の情報を扱う右脳を主に使っている左利きには、
自分の伝えたいイメージを言葉にするのに
どうしても時間がかかってしまいます。
❤︎左利きを活かすために親ができること
左利きの子どもには、
言葉のサポートをすることで、
才能を伸ばすことがで来ます。
❶読み聞かせをする
昔話などを聴きながら、
頭の中でイメージを膨らませます。
毎日、音読するなどして、
左脳を鍛えていけば、
読んだり、書くことへの苦手意識もなくなります。
❷左利きであることに引け目を感じさせない
どうしても親は、
子どもが早いうちから
さまざまな語彙を使って話したり、
漢字が書けるようになったりと
"言語能力の発達"に重きを置き、
左利きの子どもの発達が
他の子よりも遅れていると、
心配になりますが、
それは、ある程度仕方がないことなので、
焦ったり、無理する必要はありません。
❤︎左利きのすごいところ
日常生活を送るのに必要は言葉の成長は左脳が担当しますので、
右利きは、もともと左脳を使いますので問題ありませんが、
右脳を使う左利きは、左脳も並行して成長させなければなりまん。
でも逆に考えると
左利きは、
常に左脳と右脳を平行して成長させ続けているから、すごいとも言えます。
❤︎左利きは、10人に1人の選ばれた人
左利きは右利き社会でのマイノリティではなく、
10人に1人の"選ばれた人"と考えましょう。
❤︎左利きの空間能力
脳科学的に言うと、
脳は右脳と左脳があって、
手を使って何かをすると、
空間認知機能を担う脳を刺激します。
その時、
左脳は、
反対側だけを見てる。
右脳は、
目の前に広がる左右両方の空間を見ています。
つまり、
左脳は右側しか見ていないのに対して、
右脳は、左右両方の空間に対して意識を向けているんです。
そして、
必然的に、左利きの方が、空間認識能力は発達しやすいということですね。
図形、絵や画像へのセンス
「左利きだからできる才能で、花開かせてやろう」
ということにフォーカスして
子どもの未来を楽しみになりますね。
❤︎まとめ。左利きの可能性を育てる
右利き社会の日本で、
右利きは便利、
左利きはちょっと不便ですが
右利きは左脳、言葉に強く
左利きは右脳、イメージに強い
どちらの能力も大切です。
左利きを矯正をするとしとも、
10歳ごろです。
それまでは、
言葉のサポートをしてあげれば大丈夫です。
左利きの個性である空間認識能力が伸びてくれば、矯正も必要なくなるかもしれませんね。