人でいっぱいの中央通りを外れ、細い道に面した広東料理の店に入りました。
テーブルが2つとカウンターだけの、こじんまりしたところです。
カウンターに座ると、しばらくしてテーブル席の4人が帰りました。
急に静かになりました。
換気扇の音と、かすかに流れるBGMは二胡の調べ。
厨房は別のフロアにあって、エレベーターで料理は運ばれてきます。
カウンターの向かいに、店の人が頭だけ見せて座っています。
ボソボソ。
声を出しにくい雰囲気に、連れと小声で話します。
五目チャーハンとワンタン麺が運ばれてきました。
さあ食べるぞ!
レンゲが器に当たる音と、麺をすする音が店の中に響くと、もうこれ以上音を立ててはいけないような気がして「おいしいね」と、ささやくのでした。
テーブルが2つとカウンターだけの、こじんまりしたところです。
カウンターに座ると、しばらくしてテーブル席の4人が帰りました。
急に静かになりました。
換気扇の音と、かすかに流れるBGMは二胡の調べ。
厨房は別のフロアにあって、エレベーターで料理は運ばれてきます。
カウンターの向かいに、店の人が頭だけ見せて座っています。
ボソボソ。
声を出しにくい雰囲気に、連れと小声で話します。
五目チャーハンとワンタン麺が運ばれてきました。
さあ食べるぞ!
レンゲが器に当たる音と、麺をすする音が店の中に響くと、もうこれ以上音を立ててはいけないような気がして「おいしいね」と、ささやくのでした。