ゼロからのレコードレーベル

アメリカで日本人がゼロからスタートしたインディー・レーベル。純粋に音楽の楽しさを追求するレーベルの将来はいかに!?

これって共作?

2007-09-12 02:23:15 | Weblog
音楽プロダクションにサンプリングという手法があるが
既存のリフなどを、そのまま使うのではなく再録音した上で
新たなメロディを乗せ全く別の曲にするバンドがいる。

オーストラリアのRogue Tradersというグループなのだが、
初めて彼等の「Watching You」を聞いた時は
The Knackの「My Sharona」のパクリだと思ったし
Voodoo Child」はElvis Costelloの「Pump It Up」の盗作だと思った。
しかし、曲もメロも違う。

ということで実際に彼等のCDでクレジットを見てみたら
各曲の作曲にオリジナルを作ったCostelloと一緒にバンドメンバーの
James Joshと彼の奥さんであるMelinda Applebyの名前があった。
Watching Youには言うまでもなくThe KnackのDoug Fiegerと
Berton Averreに並んでメンバーの名前が連なっていた。

こういう曲の作り方もあるのか、妙に感心してしまった。
ということは、自分が往年の名曲のリフを使って新曲を書けば
憧れていたロックスターたちとも共作が可能ということになる。
リフがカッコ良ければ、いいメロも浮かび易いかもしれない。
曲作りに行き詰まったら、こんなことをしてみてもいい?