ずうっと雨っぽい、畑も乾かない。
ズッキーニは腐りかけ、キュウリの下の方は葉が枯れる。
カタツムリは元気・・
長雨せし間に いたずらに 移ろいけりなタイミング
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一応、『雨読』ということになっているので、
古くてごめんなさい。獅子文六の『てんやわんや』
私が3~4歳の頃の毎日新聞連載小説
終戦直後のどさくさと混乱のなかで、この文体と小説の雰囲気に心癒された人がたくさんいたかも知れませんね。残る価値のある小説でしょう。
今で言ったら『流行語大賞』かな?
エド・マクベインだから読もうと思ったのですが・・
偶然に頼る話は、作者の手抜きか能力低下の結果でしょう。
私に言われたくない?・・でも止めておいた方がよいのではないでしょうか。
元祖ワーナーブラザーズ『ネゴシエイター』のノベライズでも何でもない。
日本人作家 五十嵐貴久の力作
コンビニ強盗が総合病院に多数の人質と立てこもる。
交渉人の冷静沈着な犯人との対応で事件が無事終わるかに見えた、
が しかし、なぜかまだ本のページは半分も残っている。
一粒で二度美味しいわけではないが、これはよくできている。
これ以上ネタをばらすわけにはいきません。申し訳ない。
『小口テロ』頻発の世の中が舞台
これを読み始めてすぐに、安倍元総理が凶弾に倒れた。
亡くなった今なお「アベが~」のプラカードが見える。
正義ぶって声高にののしり罵倒してる(た)輩と、
小口のテロ人の心根には通じるものがあるのではないでしょうか。
誰かが亡くなってよかったなんて、死んでも思いたくない・・でしょう?
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