群馬の前橋の会社だったかな?
会社が倒産して、人けがない廃墟に置き去りにされた犬が居ました。
名前は、ろくでなしの ろくという酷い名前の子。
誰もいない会社の外に置いていかれた犬は、近所の人が持ってくる餌でなんとかひと月生き延びていました。
それでも状態が酷く、餌を持って来て様子を見ていた人もFBで助けを求め、高崎のカフェレストランで個人で犬の保護活動を
している人がその犬を引き取ることになりました。
ろくでなしのろくを改め、龍馬という強い名前を貰い、これからの犬生を幸せに暮らすはずでしたが、りょうちゃんは末期の癌に侵されていました。
病気だから、見捨てて置き去りにされたようです。
手術も出来ない状態で、残された時間を何とか平和に暮らせるように。
骨を溶かす激痛に苦しむことの無いように獣医さんと相談し、鎮痛剤などで痛みを取り一日、一日容態が変化するのを
精一杯生きてきました。
口の中に大きな腫瘍があるので、食事を食べたいけど食べられないりゅうちゃんは甘いお菓子、東京バナナが好きで
柔らかくて甘い東京バナナを昨日は二つ半も食べて、日向でウトウト寝ていた様子がFBに出ていました。
そして、一変。
りゅうちゃんは今日、天国に逝ってしまいました。
保護されて2ヶ月、それまではどんなに暑い炎天下でも、寒い雪の日でも外に放置されていたりゅうちゃん。
この最後の2ヶ月は、皆に大事に大事にしてもらい、保護してくれた大好きな瞳ママと一緒にいられました。
それが、せめてもの・・・
りゅうちゃんのご冥福をお祈りします
写真は瞳さんの写真を使わせていただきました。
なんと安らかなお顔でしょう(涙)