よく旅行に行きます。
最近は信州も良く行くけど、何日間か休めるときは東北によく行ってました。
まだ東京に住んでいたときの話です。
自分の両親と一緒に東北に行きました。両親は銀山温泉の重要文化財になっている宿に泊まり、
そこの予約が一杯で取れなかった自分たちは、ちょっと離れたペンションに宿をとりました。
親を宿に送り、自分たちも予約した宿に向かう時に、時間が押していたので近道を
行くことにしました。
従来は大回りして行く道を、ペンション街の裏山を通っていく道があったので
それで行くことにし、裏山のふもとの町の豆腐屋で山に入っていく道を聞きました。
豆腐屋の老人は「こえーひとが出てきてかえってこねーんだー」というようなことを言ってました。
(方言でよくわからなかったけど、そんなような意味)
言ってる意味がわからず、お茶目な話くらいに思い、山道を登っていきました。
山の峰の方に来たとき、突然濃霧が出てきて前方が見えず、ほんの2メートル先を
必死で見ながら車を走らせました。
濃霧が出たあたりで道もダートになり、スタックしないように必死でした。
あたりはもう真っ暗で車のヘッドライトだけが頼りです。
道の両側は鬱蒼とした森林、雑木林です。
二人で車の前方だけを必死に見ていました。
無言の状態、物凄い緊迫した時間が続きます。
どれだけの時間で濃霧を抜けられたのか、山道を下ってきたら霧が晴れました。
天気は悪くないし、山のくだり道の空いた土地ではキャンプをしている人たちが見えました。
無言で宿に着き、二人であれはなんだったのか話しました。
山頂付近のダートな道、周りの森の中からなんと言えばいいのか・・
見てはいけないものの気配があったのです。
以前自分がドライブに行ったとき「この道嫌だな、特に海の見えるあたりが嫌だから通りたくない」・・と
同居者に言ったとき、同居者は驚きました。(同居者の友人が住んでいるので、同居者は道をよく知っている)
その自分が嫌だと言った場所で小学生2人がトラックに撥ねられてなくなった場所だったからです。
そんなこともあって、有る程度そういう気配がわかるらしいので、あの山での気配の異様さを
なんと表現してよいやら。。。
とにかく森を見てはいけないということだけはわかりました、ヘッドライトだけを見ていなければ。
その後、車に何か乗せてきてしまったのか、帰ってきてから3ヶ月の間に2回事故りました。
大きい事故ではありませんでしたが、精神的には参りました。
それまで無事故だった自分が3ヶ月の間に2回です。
同居者は事故までは行かないまでも、車が止まりました、2回。
車のお払いをして、その後車を買い換えました。
無論その後事故はしてません。
その後調べたら、昔坂の上の田村麻呂が鬼退治をしたという伝説の有るところでした。
「鬼」とは、その土地の豪族か、東北に住んでいた蝦夷の人たちか。
とにかくは、昔沢山の人が亡くなった場所でした。
最近は信州も良く行くけど、何日間か休めるときは東北によく行ってました。
まだ東京に住んでいたときの話です。
自分の両親と一緒に東北に行きました。両親は銀山温泉の重要文化財になっている宿に泊まり、
そこの予約が一杯で取れなかった自分たちは、ちょっと離れたペンションに宿をとりました。
親を宿に送り、自分たちも予約した宿に向かう時に、時間が押していたので近道を
行くことにしました。
従来は大回りして行く道を、ペンション街の裏山を通っていく道があったので
それで行くことにし、裏山のふもとの町の豆腐屋で山に入っていく道を聞きました。
豆腐屋の老人は「こえーひとが出てきてかえってこねーんだー」というようなことを言ってました。
(方言でよくわからなかったけど、そんなような意味)
言ってる意味がわからず、お茶目な話くらいに思い、山道を登っていきました。
山の峰の方に来たとき、突然濃霧が出てきて前方が見えず、ほんの2メートル先を
必死で見ながら車を走らせました。
濃霧が出たあたりで道もダートになり、スタックしないように必死でした。
あたりはもう真っ暗で車のヘッドライトだけが頼りです。
道の両側は鬱蒼とした森林、雑木林です。
二人で車の前方だけを必死に見ていました。
無言の状態、物凄い緊迫した時間が続きます。
どれだけの時間で濃霧を抜けられたのか、山道を下ってきたら霧が晴れました。
天気は悪くないし、山のくだり道の空いた土地ではキャンプをしている人たちが見えました。
無言で宿に着き、二人であれはなんだったのか話しました。
山頂付近のダートな道、周りの森の中からなんと言えばいいのか・・
見てはいけないものの気配があったのです。
以前自分がドライブに行ったとき「この道嫌だな、特に海の見えるあたりが嫌だから通りたくない」・・と
同居者に言ったとき、同居者は驚きました。(同居者の友人が住んでいるので、同居者は道をよく知っている)
その自分が嫌だと言った場所で小学生2人がトラックに撥ねられてなくなった場所だったからです。
そんなこともあって、有る程度そういう気配がわかるらしいので、あの山での気配の異様さを
なんと表現してよいやら。。。
とにかく森を見てはいけないということだけはわかりました、ヘッドライトだけを見ていなければ。
その後、車に何か乗せてきてしまったのか、帰ってきてから3ヶ月の間に2回事故りました。
大きい事故ではありませんでしたが、精神的には参りました。
それまで無事故だった自分が3ヶ月の間に2回です。
同居者は事故までは行かないまでも、車が止まりました、2回。
車のお払いをして、その後車を買い換えました。
無論その後事故はしてません。
その後調べたら、昔坂の上の田村麻呂が鬼退治をしたという伝説の有るところでした。
「鬼」とは、その土地の豪族か、東北に住んでいた蝦夷の人たちか。
とにかくは、昔沢山の人が亡くなった場所でした。