夜の営業の準備のために、駐車場に行ったところ・・・
窓の下に、なにかあるのでした。
はじめは、「野鳥の置物」だという印象がありました。
触れてみると・・・「死骸」だとわかりました。
丸竈の周辺は住宅街の中で、民家の防風林が残っている水路も近くにあり、比較的自然も豊かだと思います。
今年になって、ある日の夜、ハクビシンが丸竈の前の道路で挽かれて★になっていた経緯もあり・・・
この野鳥は「キビタキ」といって渡り鳥でした。
サハリンから日本列島全土とその近隣、中国の一部地域で繁殖し、冬期はフィリピンやボルネオ島などの東南アジアへ渡りをおこない越冬するそうです。日本では夏鳥として全国の山間部で基亜種のキビタキ(学名:F.n. narcissina)が普通に見られ、福島県の県鳥に指定されています。(wikipediaより)
雄のキビタキで、とても綺麗です。
見た目では、窓にぶつかった衝撃で死に至ったというような形跡はありませんでした。
何かが原因で渡れなかったかは私にはわかりませんし、
それがこの死と関係があるのかもわかりません。
ただ、なんとなくですが、この雄鳥は生命を全うしたように感じました。
家に持ち帰り、箱庭の土の下に埋葬して線香をあげました。
合掌。