この頃はすっかり秋めいて、夜が長くなってまいりました。
我が自宅でも、エアコンの暖房では足りなくなってしまい、ファンヒーターも活用しています。
だからと言って昼間との寒暖差がありますので、
皆様におかてましては、くれごれも油断せず、体調に留意してくださいませ。
どうぞ、宜しくお願い申し上げます。
☆11月の店休日のお知らせ☆
臨時休業日:11/2(月)
店休日:毎週火曜日
夜店休日:火・木
*SMSによるメール問い合わせ可
この頃はすっかり秋めいて、夜が長くなってまいりました。
我が自宅でも、エアコンの暖房では足りなくなってしまい、ファンヒーターも活用しています。
だからと言って昼間との寒暖差がありますので、
皆様におかてましては、くれごれも油断せず、体調に留意してくださいませ。
どうぞ、宜しくお願い申し上げます。
☆11月の店休日のお知らせ☆
臨時休業日:11/2(月)
店休日:毎週火曜日
夜店休日:火・木
*SMSによるメール問い合わせ可
12月の最終営業日までの、期間限定メニューとなります。
始めて早々から「この味噌らーめん、レギュラーメニューになりませんか?」とリクエストを頂き、嬉しい限りです♪
生ニンニク(1~2個)サービスしていますので、お気軽に、オーダー時お申し付け下さいませ♪
トッピングの辛み(+50円)もお好みでどうぞ♪♪
こんばんは、丸竈店長の山崎です。
横浜で生まれて育った私の周辺には、たくさん美味しらーめんを出すお店がありました。
東京も近いから、よく有名店に並んで食べたものです。
だけど、かつて北海道のバイクツーリングをこよなく愛していた私にとって、北海道の、あの、体と心をジンジンと温めてくれるあの「味噌らーめん」が忘れられないんですよね、何年経っても。
「だったらまたそのお店(北海道)に行って、研究したら?」と妻は簡単に言うのですけれど、そんなものじゃないんですよ~。
お弟子さんたちがあちこちで伝承であるはずの味の実現を行っているはずなのですが、どうもあの味とはかなりかけ離れている感じがあり・・・
やっぱり、かつて食べた、あの味噌らーめんの旨さの衝撃を考えてだけで、心がグィッとくるんですね。
だから、美味しい「味噌らーめん」を作りたいという思いは、丸竈をオープンする前からの私の課題です。
それだけ「味噌らーめん」は奥が深いです。
昨今、仙台で北海道系の味噌らーめん店が無くなってきているのにも、とても残念な思いがしています。
丸竈では、10月半ばからの期間限定の味噌らーめんの企画の旗揚げをしていましたので、まずはベースの味噌だれを(妻と)仕込みました。
そのベースで鶏白湯のお出汁と合わせる試作をしてみましたが、合いませんでした。
私のイメージは「こってりで濃厚な味噌らーめん」なんですけれどね・・・
濃度計で測って「高濃度」のスープに合わせても、濃厚にならないなんて、私の目指す味噌らーめんの道のりは遠いです。
「今年は、これでやりましょう!」と妻。
炒め野菜の旨味を活かし、飲み干せる魚介系の鶏だしスープ。
体がポカポカ温まるように生姜も加え、心さえ温まるような、
(る意味で)家庭的ならーめんになっております。
どうぞ宜しくお願い致します。
冬は「味噌らーめん」を丸竈の期間限定らーめんとして取り組んでいきたいと考えたのは、ただの思い付きではなくて、春のことでした。
他店のように「もやし」で見た目をかさ上げし割安感を売りにするのではなく、お客様に安全なお野菜をたくさん食べて頂き、スープにも野菜のエキスが行き渡った飲み干せる味噌スープでやりたい、と妻。
なおかつコスパも考えた結果、妻の両親が家庭菜園で使っている畑を借りて、キャベツの種を蒔くことから、丸竈のらーめん作りがスタートしました。
その一部始終を日記形式で、今回お伝えしたいと思います。
7月某日
暦で十二直の「除」という種まきに吉の日にキャベツの種をまきました。
種はとてもきれいな色です。
お店の駐車場の片隅で、芽を出すのを待ちます。
葉っぱが4~5枚になったら畑に植えます。
8月某日
猛暑のためキャベツの芽が枯れてしまいました。
収穫までに2か月の期間を要するのですが、暑さが少し和らぐまで待つしかありませんでした。
9月某日
再びキャベツの種を植えました。葉っぱが数枚出たところで、今泉の自家菜園に植え替えました。
キャベツの管理は、妻の両親(家庭菜園歴 約18年)にお任せしました。
キャベツの葉っぱが大きくなるにつれ、虫が葉を食べてしまうため、一枚一枚の葉っぱをチェックして、割箸で虫をつかみ、キャベツの成長を守ります。
10月某日
10月16日から「味噌らーめん」開始を予告していたのに、キャベツの成長がそれに間に合わないことが判明。
味噌ダレの試行錯誤が始まったのもこの時期。
自家菜園は、若林区今泉にある「仙台市今泉清掃工場」の傍にあり、自然豊かな場所にあります。
野生のキジなども畑に姿を見せる事もあるんですよ。
南側には広瀬川が流れています。
10月15日のキャベツ
元気に育っています。
順調に育てば、11月半ば以降に丸竈でご提供できそうです。
無農薬で育てたキャベツの成長を楽しみにしていてください!
*味噌らーめんは、10月16日から期間限定でスタートしました。
自家菜園のキャベツを使った味噌らーめんは、11月中ば(見込み)予定となっております。
2015年秋メニューで「味噌らーめん」を期間限定メニューとして行う意向を、お客様に店内メニューで予告してきました。
妻が「せっかくだから期間限定用の丼ぶりで味噌らーめんやりましょう♪」というので、器を選んでもらいました~。
それがこの「有田焼の究極のラーメン鉢」(右から4種)
そのは何かというと・・・(以下コピペ)
2003年10月、有田商工会議所に1本の電話がかかってきた。
「有田ならではのプロジェクトを立ち上げてもらえないか、その出来上がるまでの過程も『おーい、ニッポン』で放送したい」というNHKからの話がもちかけられた。
電話を受けた川原は、李荘窯の寺内に電話をし、NHKとの打ち合わせに同席を求めた。
NHKとの会議に出席した寺内は、陶交会で参加することを提案した。陶交会とは有田の窯元の二世が組織する、次代を担うべき男たちの集まりである。
企画会議を進めていくうちに、次第にテーマが絞られ、「これまでにない、有田ならではのラーメン鉢の新スタンダードを作る」ことに決定。すぐさま陶交会のメンバーが召集され、14名の男たちがこの果敢な挑戦に賛同し、プロジェクトが誕生した。
それが「プロジェクトArita」。
14名の男たちは、それぞれが思い描くラーメン鉢を作り西有田町のラーメン屋に集まった。
いざ持参した鉢にラーメンを盛ってもらったが、ほとんどの鉢がたっぷりとラーメンを盛ることができなかった。
少ない中から条件に合う3点が選び出され、フォルムの最終調整を行って2種類の試作品ができた。
試作 1 |
試作 2 |
2004年1月、試作品の評価をもらうためにプロジェクト代表の6名は、先ず大阪にある日清食品のインスタントラーメン発明記念館に向かった。
差し出された鉢に記念館の女性職員たちがチキンラーメンを入れ、お湯を注ぎ込んだ。
しかし、充分にお湯を注いでも麺を浸すまでにはいたらなかった。更に女性職員の口から出た言葉は男たちの自信を揺るがせた。
「熱くて持てない、それに大きすぎて持ちにくい」
翌日、男たちは東京へ発った。向かう先は日清食品本社。
ここでもマーケティング担当者から家庭で使う視点からの問題点を指摘された。
次に向かった横浜ラーメン博物館でも、更に追い討ちをかけられるように、「この麺鉢だと、スープ本来のおいしさが損なわれる」と言われ、男たちの自信は完全に砕かれた。
佐賀に戻り、プロジェクトの男たちが召集された。
席上、コンセプトの変更を余儀なくされた経緯が報告された。有田が作るならこうあるべきという思いが前面に出てしまい、国民食とまでいわれるインスタントラーメン、その中でもトップシェアを誇るチキンラーメンを家庭の主婦や子供が食べている姿が見えていなかった。激しい議論の末、「家庭で食べるラーメンのスタンダードとしてチキンラーメンは無視できない」という思いが男たちの胸に広がっていった。
最終コンセプトが決まった。「チキンラーメンがおいしく食べられる、小振りで使い勝手の良いラーメン鉢」。
しかしこの後も議論は続いた。「何で一つの型にするんだ、自由でいいじゃないか」「細かいサイズばかり言わずに他にも考えられることがあるんじゃないか」「ラーメン鉢じゃなくて多用鉢でいいじゃないか」と男たちの思いは入り乱れたが、終いに一つにまとまった。
それぞれの知恵が凝縮された一つの型に、男たちの得意とする絵付けをして市場に出すことが決まった。
TVに映し出された男たちの顔は緊張していた。
小雪が舞う有田の泉山磁石場、そこに設けられた特設ステージに、出来上がったラーメン鉢を神輿に乗せ、神輿を担ぐ男たちは上がった。
そこにはチキンラーメン発明記念館の女性たち、横浜ラーメン博物館のプロたちが審査員として座っていた。いよいよ審査、全員が合格のボタンを押した。会場となった泉山磁石場には男たちの歓声が響き渡った。
そして、涙ぐむ男もいた。
こうして、今店頭には男たちの思いをこめたラーメン鉢が並んでいる。未知の市場に敢えて挑戦した男たちの胸に赤く燃える火に照らされて。
という・・・長い長いストーリーのある「ラーメン丼」でしたが、実際、ラーメン店で実用的に使えるのか???
妻が好きだという器に妻が好きな三つ葉を散らし、鶏白湯らーめんを盛付けてみました!
「見た目高級感あり、垢抜けたいい感じですね~。」(妻)
ですが、オペレーションの工程の中で、沸騰したお湯で温めた器を私でさえ、素手で持つことができませんでした。
しかも器が薄いため、従業員も「この器だと洗うときも何かと気を遣います」というので・・・
やっぱり器の新規購入は今回見送りとなりました。
夏は期間限定でお取り寄せした「すだちらーめん」をご提供してまいりました。
この「すだち」で頂く、「ハイボール」は通な美味さですよ♪
機会がありましたら、ぜひお試しください!
夜の営業の準備のために、駐車場に行ったところ・・・
窓の下に、なにかあるのでした。
はじめは、「野鳥の置物」だという印象がありました。
触れてみると・・・「死骸」だとわかりました。
丸竈の周辺は住宅街の中で、民家の防風林が残っている水路も近くにあり、比較的自然も豊かだと思います。
今年になって、ある日の夜、ハクビシンが丸竈の前の道路で挽かれて★になっていた経緯もあり・・・
この野鳥は「キビタキ」といって渡り鳥でした。
サハリンから日本列島全土とその近隣、中国の一部地域で繁殖し、冬期はフィリピンやボルネオ島などの東南アジアへ渡りをおこない越冬するそうです。日本では夏鳥として全国の山間部で基亜種のキビタキ(学名:F.n. narcissina)が普通に見られ、福島県の県鳥に指定されています。(wikipediaより)
雄のキビタキで、とても綺麗です。
見た目では、窓にぶつかった衝撃で死に至ったというような形跡はありませんでした。
何かが原因で渡れなかったかは私にはわかりませんし、
それがこの死と関係があるのかもわかりません。
ただ、なんとなくですが、この雄鳥は生命を全うしたように感じました。
家に持ち帰り、箱庭の土の下に埋葬して線香をあげました。
合掌。
最近は日の暮れも早くなってきましたね。
丸竈は、10月でオープン7か月を迎えることができました。
皆様に喜んでいただけるラーメンを目指して頑張っていきますので、
これからも宜しくお願いたします。
10月の店休日は、毎週火曜日です。
夜の営業は、17時~20時30分(L.O. 20時:火・木お休み)
皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。