片品村の農家民宿二代目の、いいじゃ・・・ないの!

尾瀬国立公園の麓片品村で家族で民宿「まるみつ荘」と農家を営む二代目!片品村と、かたしな高原の情報を中心にボチボチと

かたしな高原は・・・・

2007年10月09日 20時24分16秒 | 日記

Dsc01386 収穫の秋だいね、いろいろな「おたな」(脱穀)が有るけど、「いぐさ おたな」も、しなくちゃだいね。片品では、「いぐさ」一般的には「えごま」と言うそうですけど、おらーちの方は、「ゴマと、里芋は作ってはいけない、作ると災いが・・・・」と、言う伝説が有るので、ゴマの変わりに、「いぐさ」を作っているのだそうです。でっかい婆~ちゃんが言ってたけど、なんでもその昔、この地を収める「武尊(ほたか)様」が、戦の時に里芋のつるに足を取られ、ゴマの茎で目を突いて、戦に敗れたとか・・・・それから作らないとか・・・・

この辺は「武尊神社」の縄張りですから。我が家は伝説を信じて、ゴマの変わりに、いぐさボタモチ、いぐさよごし、と言った料理を作ってます。

稲おたなは、なんとか終わったけど、「いぐさ、小豆、大豆おたな」が、まだ残ってるんだいね。最近は、かたしな高原も、急に寒くなって、秋めいて来たから、冬もそこまで来てるよ・・・・早くおたなをしなくては・・・・

今日の夜は、さび~から、明日は、「大霜」になりそうだいね。