↑富士山は日本一の縁起もの
年中行事は「開運」につながるそうだ。
大事なキーワードの一つが「つながる」。
自分の先祖と「つながる」感覚が持てるから
「ご先祖さまもきっと自分を応援してくれるに違いない」
と思える。
すると不安が消え、気持ちが安定することから、開運につながる。
(あくまで、開運につながる理由の一つです。)
面白いから「つながる」ことについて考えてみた。
「つながる」とは、大昔から脈々と命をつないでくれたご先祖さまの存在を、
すぐそこに感じられること。
わたしたちがこの世に存在するのは、おじいさんのそのまたおじいさん、
ひい・ひい・ひい・ひい・ひい…おじいさんが存在していたから。
おばあさんも同じだ。
おじいさんやおばあさんは、江戸時代にもいたし、
戦国時代にもいたし、平安時代にもいた。はるか縄文時代にもいたのだ。
そうでなければ、いまの自分はこの世に誕生していない。
これは生物学的事実だ。
たとえば十二代前の江戸時代のおじいさんは、
山の上にポツンと建つ小さな小屋に住んでいて、
おばあさんが庭先にお供えしたお団子とススキを見ていたかもしれない。
そして「十五夜ってぇのはいいねえ、キレイなものだねえ」なんてつぶやいたり…。
その江戸時代のおじいさんと自分は、会ったことはなくても、つながっている。
時代を超えて受け継がれてきた年中行事を自分たちも楽しむことで、
ご先祖さまたちとのつながりをどこかで実感できる。
年中行事とまったく縁のない生活をしていても、
「桃の節句」「七夕」「中秋の名月」ということばを聞いて懐かしいと感じるのは、
ご先祖さまから伝えられたDNAがうずくから。
その「つながる」感覚で運がよくなるなら、こんな嬉しいことはないけどなー。