こんにちは!
空全体を雲が覆っている12月の第一月曜日です。
師走に入り、あわただしい日々。
そこでハル文庫の入り口のところに貼りだす「今週のことば」は
時間の節約法についての上田敏さんの言葉です。
上田敏さんは、1874年生まれの文学者、詩人、評論家、翻訳家です。
41歳の若さで亡くなられていますが、京都帝大文科大学教授だったそうです。
上田敏といえば、訳詩集『海調音』。
カール・ブッセ作の翻訳詩「山のあなたの空遠く、幸い住むと人のいう~」
はすごく有名ですね。
さて、その言葉です。
一日延しは時の盗人である。
やらないといけない課題があるのに
「あとでやろう」
「明日から」
と、とりかかる時間を先延ばしにしていませんか?
どうせやらなければいけないのに、ぐずぐずと先延ばしにするのは
いまふうに言うと「時間泥棒」
始めるまでに費やされた時間は、たとえ「ほかのことをしていたんだ」
といいわけするにしても、ムダな時間です。
踏ん切り良く、さっさと取り掛かることで、
そのあとにつづく、次のステップも早々にクリアできます。
ぐずぐずしていると、結局、いろんなところに支障をきたしてしまいます。
子どもたちには、
「自分で自分の時間を盗んでしまわないように、
時間の使い方を練習しましょう」と伝えたいと思います。
時間を節約するいちばんの方法は
「今すぐに取りかかること!」です。
年末大掃除や年越しの準備もありますから
(その前にクリスマスのイベントもあります!!)
この言葉は自分によーく言い聞かせたいと思っています。
では、陽射しがない分、いつにも増して寒いですが、
今日も素敵な1日をお過ごしください!!