↑ フリー画像から拝借しています。
こんにちは!
ハル文庫の高橋です。
今日はお彼岸の中日で、
昼と夜の長さが同じになる日です。
これからどんどん夜が長くなっていきますね。
さて、こちらの文庫によくみえる、仲の良い親子がいます。
シングルマザーで、一人娘を大事に育てたお母さんです。
もう、お嬢さんのほうも大学生なんですけど。
休みの日など、よく連れ立ってカフェのほうでコーヒーを飲んだり、
図書室の本を選んで眺めたり、ゆったり過ごしておられます。
そのお母さんが、携帯のインスタを見せてくれて、
「ほら、娘が小学校のときにつくった作品なんです。
私にプレゼントしてくれたもの。
こういうのは、捨てられなくて」
とおっしゃっていました。
見ると、その作品は“Don’t worry. Be happy!”
と書かれた壁に飾る看板のようなもの。
可愛らしく花模様で飾られていました。
たしかに。
こんなメッセージを子どもにもらったら、泣いてしまうかも。
大人は苦労が多いですからね。
ところで、この言葉、どこかで聞いたことがあります。
心の引き出しにしまってある言葉。
どこだったかな、とスマホで検索してみたら、斉藤和義さんの
このタイトルの歌がありました。
この歌、たしかに聞いたことはあるのですが、
記憶にあるのは、男性の声で、ゆっくりこの言葉をつぶやく、というもの。
しばらくほかの事をしていて、突然思い浮かびましたよ。
そうだ!
フジテレビのドラマ『ロングバケーション』のなかで
マンションから見える看板に、この言葉が書いてありました。
キムタクが、窓から身を乗り出して、この言葉をつぶやくんです。
懐かしい!!
まだネットもSNSもYouTubeもネットフリックスもなくて
テレビが輝いていた時代。
キムタクもTVドラマも、
グレープフルーツの果汁のようにみずみずしくて、
若い情熱にあふれていました。
あの頃は、テレビドラマが始まる前にスタンバイをして、
夢中になってみたものです。
あとで友だちと、なんだかんだ話をしたり。
ロケ地になったマンションを、グループでわざわざ見に行ったり。
Don’t worry. Be happy!
いい言葉です。
「心配しないで。幸せでいて!」
出典はボビー・マクファーリンという歌手の
1988年の大ヒット曲のタイトルのようですね。
「くよくよせずに楽しくやろうぜ」とも訳されています。
そんなわけで、今日は文庫にみえた方のInstagramから
思い出した記憶の言葉についてお話しました。
では、今日も素敵な1日をお過ごしください。
Don’t worry. Be happy!