↑ 映画『えんとつ町のプぺル』 全国の(一部の)映画館でハロウィン期間に再上映。
こんにちは。
ハル文庫の高橋です。
そろそろハロウィンですね。
クリスマスやバレンタインデーにつづいて
外国由来の大きなイベントとして定着した感があります。
そんななか、西野亮廣さんの映画『えんとつ町のプぺル』が
全国各地の映画館で再上映されることになったそうです。
もともとハロウィンの夜にやってきたゴミ人間プぺルが主人公の映画なので
ハロウィンがらみの映画です。
きっと毎年ハロウィンの時期におきまりのように
再上映されることをねらっているのでしょうか。
それで、今日の話題は上映期間10月22日から31日にかけて
渋谷sacsという駅前のビルで開催されるVRイベントのお話。
〝『えんとつ町のプぺルVR研究所』がお客さんを被験者にみたてて
開発したばかりのVRをためす〟というストーリー設定で
えんとつ町の風景のVRを見られるそうです。
インターン生の男の子が運営を担当しているのですが、
ボランティアスタッフを募集するにあたって
詰めの甘さをこってりと絞られていました。
曰く、「このボランティアスタッフは、いわばハレの日の仕事。
普段のケの仕事とは違う。
ボランティアスタッフとして、えんとつ町の住人になるわけだから
普段とちがった存在になるための変身ベルトのようなものを用意しないといけない。
ボランティアスタッフをやった自分は、かっこいいとか素敵だとか、
あとで振りかえって、満足感とともに思えるように。
ボランティアの人たちとどうやって意思疎通を図って
どうやってみんなで燃えているチームにして、
どうやっていいイベントにするか……というのが
自分たちのチャレンジなのだ。
そこを考え抜かないことには、いいイベントにならないと思うし、
イベントとしてやる意味がない。
えんとつ町ってこういう町だよね、
えんとつ町の研究所ってこうだよね。
とものすごく解像度高く共有できている人たちが
高いホスピタリティでストーリーを実現する……ためのボランティアスタッフだ。
“価値を生む”イベントにしないとね」
なんて、上司である社長にこんこんと説教を食らっているようすを、ネットで見て
勉強になるなあと思ったのでした。
ハル文庫のイベントも、くらべればごくごく小規模ですが、
スタンスとしては同じこと。
いかに仕掛けるか、
そのためには、いかに考え抜く必要があるかを、
教えられた気がしましたよ。
完全によそ様の話ですが、面白いなと思ったのでご紹介しました。
伝わるといいのですが。
では、今日も素敵な1日をお過ごしください。