「命とは時間」by日野原重明 (出典:『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』/致知出版社)
こんにちは!
9月に入って最初の日曜日です。
今日はハル文庫の入り口のところに張り出す「言葉」についてお話します。
今週の言葉は、100歳過ぎても現役の医師として執務されていた
聖路加国際病院院長でもあった日野原重明さんの言葉です。
日野原さんは晩年、200以上の小学校で「いのちの授業」をされたのですが、
そのときに話された言葉です。
命とは感じるもので、目には見えないんだ。
眼には見えない大切なものを考えてごらん?
空気、酸素、風などは見えない。見えないけれども、
「その空気があるから僕たちは生きている」と日野原さんは説明されます。
そしてこの言葉。
命はなぜ目にみえないか。
命とは君たちが持っている時間だからなんだよ
この言葉を、子どもたちは大事にしてほしいと思いますね。
夏休み明けで、なんだか調子の出ない子どももいます。
でも時間は大人にとってもそうだし、子どもたちにとっても大事なもの。
子供にとっては、時間はあり余っているように思えても、
その時間がいつも輝いているのがいいと思います。
時間は自分がもっている命だとしたら、大事にしないともったいない。
遊んでも、ぼーっとしても、食べることに夢中でもなんでもいいので
つまんないことなんてしないで、生きるのに懸命でいてほしいと思いますよ。
(つまらないことの定義が、なかなかむずかしいわけですが…)
大人もいっしょですね。
では、今日も素敵な1日を!!