拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

オルフェオとスターウォーズ

2016-12-01 09:45:47 | 音楽
BSで「ジャパン・オルフェオ」(モンテヴェルディの「オルフェオ」に能、日本舞踊、雅楽をミックスさせたもの)を放送していた。おお、合う。冒頭の「ジャーーーーン、ジャーーー、ドレミファソーソファーファミーミレーレドー……」の「ジャーーーーン」に「ひちりき」がぴったり。この冒頭の「ジャーーーーン……」は三回繰り返される。連続して三回聴かされるといかにも脳天気な感じだが、これは開会を知らせるベルと同じ(バイロイトで開会前に金管アンサンブルがライトモティーフを三回吹くのも同じ)。ジャン=ピエール・ポネル演出の映像(指揮=アーノンクール)ではそのあたりがリアルに再現されている。この「開会のベル」が演奏されて、いよいよ本編。音楽は一変もの悲しい感じとなり、「音楽」(役名)がプロローグを歌い始める。この「開会のベル」から「プロローグ」までの流れるような進行が心地よい(心地よい流れと言えば、スターウォーズで、20世紀フォックス社のテーマが流れて、一瞬の静寂の後、ジョン・ウィリアムズの例の音楽が始まる、この「ルーティーン」を聴くのが毎回楽しみだった。今年公開の新作以降は映画会社がディズニーになり、いきなりスターウォーズのテーマで始まることになったのは残念)。その「音楽」、今はメゾ・ソプラノが歌うことが多いが(ポネルの映像でも、トゥルデリーゼ・ビジン・シュミット(ミドルネームは私の命名)が、それはそれはあでやかに歌っている)、初演当時はカストラートが歌ってたぽい。これは歌いたい。秘かに練習していけそうになったら某会のソロ・コーナーで歌おう。

片面焼き(うそこけ。結局両面焼いてるじゃん)

2016-12-01 09:32:55 | グルメ

録画したアサイチで、おいしいステーキの焼き方を見た。まずはクイズ。次の三つの中で一番美味しく焼けるのはどれか。片面焼き、両面焼き、蒸し焼き。答は片面焼き。片面だけを焼く、という。疑問。焼かない面は真っ赤っかのまま?そしたら、片面をじっくり焼いた後、ひっくり返してすぐ火を消し余熱で焼く、ということだった。案の定、「ひっくり返してるじゃん」というクレーム(?)があった模様。私もそう思った。で、すぐ実践。レアの好きな私は、これまでは両面を30秒ずつ焼いていたが、今回は、教わったとおり、片面を1分。ひっくり返して火を消して2分。おおっ!本当にきれいに焼けた。あ、しまった。一つ忘れた。焼く前に「糸切りばさみ」で筋を切るのを忘れてた。せっかく百均で糸切りばさみを買っといたのに。ステーキの付け合わせとくればクレソン。近所にできたスーパーは、地域性を表していてしゃれたものはおいてないが、不思議とクレソンは常備している。これを生でかじったときの苦みがいかにも「体にいい」って感じ。