拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

ネギの大効用

2016-12-15 09:41:57 | 日記

最近、泥ネギがマイブームの私にとっておきの情報(昨日の「がってん」)。ネギの青いところの裏側のぬるっとしたやつ(文字通りヌル)にはものすごい効用があるんだと。これを摂取(窃取ではない)すると、マクロファージが5倍、ナチュラルキラー細胞が3~4倍になるんだと。つまり病気に強くなるというのだ。これ、すごくない?ちっともNull(ゼロ)じゃない。しかも、アリシン(臭い成分)と違って、加熱しても効用が落ちないというのがいい。だからラーメンに入れも大丈夫だ。番組ではいろんな料理方法も紹介してた。お好み焼きの具にする「ネギ焼き」なんか旨そうだ。ところで、風邪をひいたとき首にネギをまくって話、先日のシュッツを歌う会でも話題になり(シュッツを歌ってるんじゃないの?いや、歌ってますけど)、そのときは「迷信でしょ」で片付けたが、なんと科学的根拠があるのだと。首に巻いたネギから出るアリシンが体にはたらきかけて、呼吸を楽にするのだそうだ。因みに、写真の1枚目はサッポロ一番味噌ラーメン、2枚目は同塩ラーメン。そう、このスープの色の違いだった。私のソウルフード。食べたのは久々。どっちもネギをたっぷり入れて悦。

「頭の黒い猫」がいい(どっちかというと)

2016-12-15 09:39:08 | 日記

道端でときどき見かける小さい花。直径2センチくらいだが、その中にカラフルな花弁がひしめいている(近くに実っぽいのもある)。名前を知ってる方、教えて下され(お願いしてる絵文字のつもり)。撮ったのは例によって母がらみのウォーキングの帰り道。毎朝のウォーキングは気持ちがよくて全く苦にならないのだが、母の「心配攻撃」にはまいる(免疫が下がる気がする。下がった免疫はネギで取り戻す)。その心配攻撃にはパターンがあって、その一つが「お前、仕事はちゃんとやってんのか」。で、決まって「ばりばりやってる」と返すのだが、ばりばりやってるのは事実だが、まったく儲かってない。でも、そんなことを言おうものなら心配攻撃が倍になるので言わない(「沈黙が詐術にあたるか」という民法の論点がある)。だが、こないだはちょっと違った返しをした。「ボクだってもうじきカンレキなんだから、ぼちぼち仕事をやめてもいい歳だ」。すると「え~?お前、もうそんな歳か?頭が黒いから分からなかった」。そう言えば、どっかの知事が「頭の黒い鼠」と言ったっけ。多くの旧友は私の頭を見るらしく、「変わらないね」と言ってくれるが、こないだ久々に会った某君には「お前、老けたな」と言われた。彼はどこを見てそう思ったのだろう?いや、本人(私)も感じてることだ。私は風呂につかって手の甲をみるにつけ、「昔は女性のようにきれいな手」と言われたのになぁ、と思う。

ギネス・ジョーンズのルール・ブリタニア

2016-12-15 09:31:34 | 音楽

今年のプロムス(イギリスのプロムナード・コンサートのこと。プロミスではない)のラスト・ナイト・コンサート(BSでやってた)のゲストは今をときめくテノールのフアン・ディエゴ・フローレス。このコンサートでは毎年ゲストの歌手がルール・ブリタニアを歌うのだが、フローレス(ペルー出身)はインカの王様の扮装で歌い上げた。そりゃ素晴らしいのはたしかだが、でも、ルール・ブリタニアはイギリスを象徴する女神。ちょっとイメージが違う(フローレス・ファンに気を遣った言い回し)。それに、一節歌うごとに会場を埋め尽くした聴衆が大合唱で応えるのだが(一万人の第九のようだ)、それからするとフローレスの声はリリックにすぎる。このプロムスのルール・ブリタニアで、一番印象に残ってるのはギネス・ジョーンズ(もう25年前になる)。槍と盾を持って登場したその姿はルール・ブリタニアそのもの。ばかでかい声だって女王様にぴったり。映像(録音)ではとらえきれないが、この人の生の声のでかさははんぱでなない。私は「ジョーンズ砲」の生攻撃になんども打ちのめされた(このブログにも随分書いた)。大砲の威力はすごい。大阪方が負けたのも、家康がイギリスから輸入したなんとか砲の砲撃に肝を冷やした淀君が講和に応じて堀を埋められたからだ。一点、ジョーンズのブリタニアで気になったこと。盾の裏側に歌詞が書いてあるらしく、ちらちらそれを見てる。見るならどうどうと見てほしい。カンニングっぽかった。この曲はアーンが作曲。アーンはバロックと古典派の間くらいの人。初演当時から随分流行ったようで、ベートーヴェンもこのメロディーを使って曲を書いている。