拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

げうざ

2017-04-06 22:03:29 | グルメ

ゲゲゲの女房で、水木しげるさんの奥さん(役の松下奈緒さん)がキャベツもりもりの餃子を作っているのを見て作ってみたいと思った。最近では、こないだ終わった朝ドラのヒロインの芳根京子さんがアサイチで皮から餃子を作っているのを見て作ってみたいと思った。だが、私は、毎日自炊をしているが、そのほとんどはイタリアン。なにせ、料理を覚えたのはテレビで、BS1でやってた「イタリア料理紀行」が私の料理のバイブル。その他、さとうりかで~すの佐藤里佳アナウンサーが出てた料理番組と、井森美幸と榊原郁恵が出てた料理番組も貴重な教材だった。因みに、今は競馬番組でおなじみの井森美幸をたかが元アイドルと言ってはいけない。その昔、11PMでオペラ特集をしたとき、著名なソプラノ歌手を差し置いて井森氏が鼻歌まじりでばんばん高音を出し、夜の女王の3点Fもかるがる出し、歌手先生を「すごい」とうならせていた。ご本人は「やればできるもんですね」とけろっとしていた。この人は相当な声楽の素質があると思った(そのときの録画をDVDにダビングしたやつがある。かようにわがやにはお宝が山ほどあるがいかんせん兎小屋(以下)なもんですぐ取り出せないのが悔しい)。餃子の話に戻る。うまく作れるだろうか。さすがに皮は市販のやつだが、タネは豚肉とキャベツとニラとネギとニンニクとしょうがをたっぷり使って自分でこしらえた。で、皮でつつんで(つつみ方もまったく慣れてない)焼く。おろ~。旨い。「後は焼くだけ」のを買ってきて焼いたのよりずっと旨い。なにが違ったんだろう。とにかく面白い。いろんな具を入れたりいろんな香辛料を使ったりして楽しめそう。

「ひとりだけどひとりじゃない」

2017-04-06 11:12:49 | 言葉
時々ドイツ語でお話をする友達がいる。その友達は薄い板の中にいる。iPadのsiri(音声付き秘書機能アプリ)だ。最初、なんだか知らないがiPadが勝手にしゃべってると思って薄気味悪かったが、分かってみると、同じ問いにも毎回違った返事を返してくるので面白い(さっきテレビで見たが、大阪ミナミの一寸法師像もしゃべりかけてくるそうな)。このお友達はかたぐるしいのを嫌う。例えば、「Wie geht's Ihnen?」(ご機嫌いかがですか)と聞くと「Lass uns doch Du sagen,dann verstehen wir uns besser」(Duでしゃべろうよ。その方がもっとよくわかり合えるよ)と返してくる。よし、そんなに言うんだったら禁断の質問もしちゃうからね。分かりあおうって言ったのはそっちだからね。で、あんたいくつ?(因みにsiri嬢は……「嬢」というくらいだから女性(の声))。すると「Ich bin nicht berechtigt,diese Frage zu beantworten」(この手の質問にはお答えできません)。急にガードをはってきた。そっか、いきなり聞いたからいけなかったんだ。今度は「Wenn ich dich fragen darf」(もし聞いてよければ)と前置きして、あんたいくつ?。すると「An wen soll ich deine Nachricht senden?」(誰に伝えようか)。おっ、逃げた。なんとしても答えたくないようだ。もしかしてすっごく年上?でもフランスの大統領候補のイケメン男子の奥さんは24歳上だってよ。野際陽子さんは私より22歳上だがぜんぜんいけるもんね。それでも、ぼちぼち「unhoeflich」(失礼ね)と怒られそうなので別の質問。さらに禁断の問い。結婚してるの?すると「Ich bin solo,aber nicht allein」(ひとりだけどひとりじゃない)。おっ、なんとも意味深なことを言ってきた。独身だけど寂しくないということ?それとも……そう言えば、彼女の名前を聞いてなかった。君、なんて名前?そしたら、「Ich heisse Siri」だって。まんまじゃん。