拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

モルトベーネで「Molto bene!」

2017-04-17 09:53:06 | 日記
土曜日のレースで「モルトベーネ」という馬が一着でゴールイン。騎乗したイタリア人のミルコ・デムーロ騎手がレース後のインタビューで感想を聞かれて「Molto bene!」と言っていた。翌日、牡馬に混じって紅一点で皐月賞を走ったファンディーナ(何語?と思ったら「よい夢を!」という意味のタイ語だって。馬の名前もどんどん奥深くなる)は、馬群に沈んでしまった。敗因は、うら若き3歳の乙女が男馬の間でもまれたせい、という。あらためてジェンティルドンナはすごかった。やはり3歳乙女でありながら、一歳上の当時最強と謳われた男馬に体当たりして勝っちゃうんだから。私は、gentildonnaというイタリア語の名前がきっかけでファンになったのだが、そのど根性は「貴婦人」のイメージからはかけ離れている。「ヨシダサオリ」あたりがぴったり?そういえば、今、JRAは、ととねえちゃん等々近年の朝ドラに出てた若い俳優さんをCMに起用している。競馬のことをまったく知らない人が競馬をするという設定。で、今流れてるのは柳楽優弥が「牡馬」「牝馬」を読めなくて困ってるという話。そっかー。競馬ファンなら普通に「ぼば」「ひんば」と読むけれど、そうでなければ読めないかもしれない。「牡馬」=「どば」とか。

お彼岸

2017-04-17 09:51:16 | 日記

復活祭が「春分の日」の後の最初の満月の次の日曜日だということから思い出した。こないだテレビで春分の日と秋分の日が「お彼岸」である理由を説明していた(たかがテレビ、されどテレビ)。それによると、彼岸はご先祖様の国(=極楽浄土)のことで、遥かかなたの西方にある。で、太陽が真西に沈む春分と秋分に、彼岸と此岸(現世)との間の回路が開かれる。その開かれた回路を通じて、われわれは彼岸に行くことができる、それを「お彼岸」というのだそうだ(逆にご先祖様が現世に来るのがお盆)。ほんとかどうか知らないが(Wikiの彼岸の説明にはそんなことは書いてない)、でも、太陽が真西に向いた瞬間ぱあーっと道が現れて移動するなんざSF映画みたいで想像力がかきたてられる話ではある(アップした写真は真西を向いて撮ったもの。なにやら中央に回路が開かれたぽいではないか)。復活祭といえば、以前、当ブログで『「Ostern」=「復活祭」=「過越祭」の謎』という記事を書いた。興味のある方は覗いてみて下され。http://blog.goo.ne.jp/masashiiijima/e/3aea9cf984f727848b9f6153ee14c506