小学校の時、学年で一番人気だった女の子が児童劇団に所属していた。
顔はお人形さんのように可愛く小学生なのにお色気もあって、こりゃあ将来は大スターかなと思っていたが、中学に入ってから端役で出た彼女をテレビの画面でみて驚いた。
あれほど男の子たちをメロメロにしていた彼女が、平凡な顔立ちの女の子にしか見えなかったのだ。
彼女が行った中学には伝説の美しき先輩がいて、それが長谷直美さんだった。
私は友達からその伝説の人の話を聞いていたので、長谷さんがデビューする時には「あの人が」と注目していたのだが、あれよあれよという間に有名になり、沖さんと共演するまでになってしまった。
昨年芸能界に復帰された長谷さんに何度か実際にお目にかかる機会を得たが、今もそのオーラは健在だ。
先輩ではもう一人、大手化粧品メーカーのキャンペーンガールになった人がいたが、彼女は小学生の時は「サリーちゃんの魔法で犬になってしまったよしこちゃん」に似ていると言われていた。
それが高校に入る頃には有名な美少女になっていたらしい。
こちらもテレビに映ると他のキャンペーンガールと比べて地味に見えたが、同じ中学に行った友達によれば「違うのよ、実際はものすごく可愛くて目立つのよ」ということだった。
もちろん、だからこそキャンペーンガールに選ばれたのだろうが、彼女はそれっきりだった。
小学校には、下級生にも劇団に所属している子がいた。
顔は確かに可愛かったが飛びぬけて目立つ感じではなく、集団下校のグループが一緒だったので記憶にあった程度だったのだが、その子も中学に入ってからテレビに出て、あれよあれよという間に人気が出て今も活躍している。
中学に進学すると、まるで私と同じ人間とは思えぬほど美しい顔立ちの同級生がいた。
彼女も高校を卒業してからバラエティ番組のアシスタントとしてテレビに出るようになったが、テレビの画面を通すと横浜では皆が振り向いた彼女の美貌も、他のアシスタントの女の子と区別できないほど平凡に見えた。
地元で評判の美人がテレビの世界で認められて、そのまま活躍する確率のなんと低いことか。
沖さんも地元では有名なカッコイイ少年だったらしいが、15歳の1月に家出してその年の12月には映画デビューしているのだから、とりあえず映画界でもカッコよさは認められたらしい。
それでも泣かず飛ばずで2年間ほどチンピラ役などをこなしていたのだから、芸能界でのし上がることがいかに困難なのか判る気がする。
エキストラをしていた頃、売れない女優さんが長年下積みをして苦労したという話をしている横で、デビュー間もない新人の俳優がソファに寝転がって「なんとかなるさって」とへらへらしていたのだが、のちに有名になったのはへらへら男の方だった。
役や人脈に恵まれる運の他に、オーラのようなものがなければ残れない世界なのだろう。
このオーラというやつは、お金でも努力でも得ることが出来ない。
芸能界に出ている人は、人ごみの中でも目立つ。
さらにテレビの画面、またはスクリーンの中でこのオーラを出せる人は、何万分の一の星を持った選ばれた人なのだろう。
そういう星を持った人は画面から飛び出て観る人の心をわしづかみにする。
沖さんのオーラが光り始めたのはスクリーンを通してではなく、ブラウン管の方だった。
テレビよありがとう。東京タワーよありがとう。
おかげで沖雅也という人に出会うことが出来ました。
そのオーラは、今も眩しく私の中で輝いている。
顔はお人形さんのように可愛く小学生なのにお色気もあって、こりゃあ将来は大スターかなと思っていたが、中学に入ってから端役で出た彼女をテレビの画面でみて驚いた。
あれほど男の子たちをメロメロにしていた彼女が、平凡な顔立ちの女の子にしか見えなかったのだ。
彼女が行った中学には伝説の美しき先輩がいて、それが長谷直美さんだった。
私は友達からその伝説の人の話を聞いていたので、長谷さんがデビューする時には「あの人が」と注目していたのだが、あれよあれよという間に有名になり、沖さんと共演するまでになってしまった。
昨年芸能界に復帰された長谷さんに何度か実際にお目にかかる機会を得たが、今もそのオーラは健在だ。
先輩ではもう一人、大手化粧品メーカーのキャンペーンガールになった人がいたが、彼女は小学生の時は「サリーちゃんの魔法で犬になってしまったよしこちゃん」に似ていると言われていた。
それが高校に入る頃には有名な美少女になっていたらしい。
こちらもテレビに映ると他のキャンペーンガールと比べて地味に見えたが、同じ中学に行った友達によれば「違うのよ、実際はものすごく可愛くて目立つのよ」ということだった。
もちろん、だからこそキャンペーンガールに選ばれたのだろうが、彼女はそれっきりだった。
小学校には、下級生にも劇団に所属している子がいた。
顔は確かに可愛かったが飛びぬけて目立つ感じではなく、集団下校のグループが一緒だったので記憶にあった程度だったのだが、その子も中学に入ってからテレビに出て、あれよあれよという間に人気が出て今も活躍している。
中学に進学すると、まるで私と同じ人間とは思えぬほど美しい顔立ちの同級生がいた。
彼女も高校を卒業してからバラエティ番組のアシスタントとしてテレビに出るようになったが、テレビの画面を通すと横浜では皆が振り向いた彼女の美貌も、他のアシスタントの女の子と区別できないほど平凡に見えた。
地元で評判の美人がテレビの世界で認められて、そのまま活躍する確率のなんと低いことか。
沖さんも地元では有名なカッコイイ少年だったらしいが、15歳の1月に家出してその年の12月には映画デビューしているのだから、とりあえず映画界でもカッコよさは認められたらしい。
それでも泣かず飛ばずで2年間ほどチンピラ役などをこなしていたのだから、芸能界でのし上がることがいかに困難なのか判る気がする。
エキストラをしていた頃、売れない女優さんが長年下積みをして苦労したという話をしている横で、デビュー間もない新人の俳優がソファに寝転がって「なんとかなるさって」とへらへらしていたのだが、のちに有名になったのはへらへら男の方だった。
役や人脈に恵まれる運の他に、オーラのようなものがなければ残れない世界なのだろう。
このオーラというやつは、お金でも努力でも得ることが出来ない。
芸能界に出ている人は、人ごみの中でも目立つ。
さらにテレビの画面、またはスクリーンの中でこのオーラを出せる人は、何万分の一の星を持った選ばれた人なのだろう。
そういう星を持った人は画面から飛び出て観る人の心をわしづかみにする。
沖さんのオーラが光り始めたのはスクリーンを通してではなく、ブラウン管の方だった。
テレビよありがとう。東京タワーよありがとう。
おかげで沖雅也という人に出会うことが出来ました。
そのオーラは、今も眩しく私の中で輝いている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます