「歩いても 歩いても」という映画を観た。
タイトルの意味は後半明らかになるが、
是枝監督らしい、何気ない日常風景がこと細かに描かれている。
しかし、この風景と音楽は「小さな恋のものがたり」で、
既にもっと当たり前の景色として描かれている。
制作年が昭和47年だから、昭和の景色であるのは当然だが、
静かな住宅街を歩く姿、蝉の鳴き声、虫に魂を感じる時、
子を想う親の気持ち…。
「だから大好き!」がコケるだけコケた(岡崎友紀さん談)後、
急遽作られたドラマとは思えない完成度で、
あの頃の景色とともに永遠に光り続けるこのドラマ。
チッチとサリーの両親が静かに心配する姿や
トン子ちゃんや山下君の純粋な友情、
そしてあの町並みの中で、懸命にサリーを想うチッチの気持ちが
今も胸を打つ。
沖雅也といえば「太陽にほえろ!」「必殺シリーズ」そして「俺たちは天使だ!」が
代表作と言われるが、私の中ではやっぱり
「さぼてんとマシュマロ」「ふりむくな鶴吉」そしてこの「小さな恋のものがたり」なのだった。
タイトルの意味は後半明らかになるが、
是枝監督らしい、何気ない日常風景がこと細かに描かれている。
しかし、この風景と音楽は「小さな恋のものがたり」で、
既にもっと当たり前の景色として描かれている。
制作年が昭和47年だから、昭和の景色であるのは当然だが、
静かな住宅街を歩く姿、蝉の鳴き声、虫に魂を感じる時、
子を想う親の気持ち…。
「だから大好き!」がコケるだけコケた(岡崎友紀さん談)後、
急遽作られたドラマとは思えない完成度で、
あの頃の景色とともに永遠に光り続けるこのドラマ。
チッチとサリーの両親が静かに心配する姿や
トン子ちゃんや山下君の純粋な友情、
そしてあの町並みの中で、懸命にサリーを想うチッチの気持ちが
今も胸を打つ。
沖雅也といえば「太陽にほえろ!」「必殺シリーズ」そして「俺たちは天使だ!」が
代表作と言われるが、私の中ではやっぱり
「さぼてんとマシュマロ」「ふりむくな鶴吉」そしてこの「小さな恋のものがたり」なのだった。