Maskalのランチ日記

MASKALはお昼ご飯に何を食べてきたか

ガソリン値下げで

2008年04月02日 | あれこれ
ガソリンが値下げされたかどうか、いつも行くセルフのガソリンスタンドへ確認に行った。
「おっ、120円なんて頑張ってるな。」と思いつつ、ブログ用に写真を撮ろうと構えたら、
「どちらさん?」という男の人の声。
最初、よく聞きとれなくて給油機の自動音声かと思ったが、何度も聞こえる。
気がつくと事務所から男の人が顔を出して、こちらに向かって、やや怒り気味に声をかけているではないか。

まだ、午前7時前だよ。

「いつもここで給油しているものだ」というと「値段は、見ればわかるでしょう」とぶっきらぼうに言われた。
おそらく、同業者(スパイ)がガソリンの価格設定を調べにきたと疑われたのだろう。国道沿いのスタンドなので、お互いどこまで値下げするか、様子の探りあいで、ピリピリしている。

国会が空転しているせいで、市民生活は混乱しっぱなし。
このおじさんも、ここ数週間、暫定税率がなくなるかどうかやきもきし、4月1日からの小売価格をどうするか、対応に追われて疲れきっているんだろう。
ガソリンスタンドはこうして疲弊しきっているのに、元売の石油会社は法律どおりに課税して、円高になっても還元もせず利益をあげている。なんかおかしんじゃない?
元売会社は、ガソリンスタンド支援のために通常一ヶ月の支払い期日を延長するというが、弱小会社は、果たしてこれで一息つけるとは思えない。

1ヵ月後の再値上げは、ちょうどゴールデンウィークで、車で遠出したくなる時期にあたる。今度は、買いだめ、備蓄で大騒ぎだ。
目先の事象にとらわれて騒ぐだけじゃなく、もっと政治に関心持ってもいいんじゃない?

こんな日本を外国人に説明するには、どう言えばいいんだろう。