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 増田 いずみ ~ OFFICIAL BLOG

上田 遥さん

2007年07月10日 | masudaizumi.com
今夜は久しぶりに涼しいくらいになりましたね

先日、私がもっとも信頼を寄せているバレエダンサー、演出家、プロデューサーの上田遥さんが、梅田芸術劇場にて、ヴァイオリンの川井郁子さんの創作舞台「DUENDEー2」を演出されているとのこと、おしゃれしてビューンとでかけてきました。

「ドゥエンデ」という、この聞き慣れないタイトルは、スペイン語で小悪魔、という意味らしいですが、第一部は夕顔、第二部はサロメを創作されました。
源氏とヨカナーンを演じるのはバレエダンサーの西島千博さん、そして、ヴァイオリンをひきながら演じるのが川井サンでした。


「夕顔」といえば、いま、私もちょうど「源氏物語」を読んだり、大阪での私のプロデュースを手がけてくださっている方の作品で源氏物語の続編の「浮舟」という朗読劇に触れたり、先日このブログでもご紹介した上野誠さん著書の「万葉にみる男の裏切り、女の嫉妬」なんて本を読んでいるので、どっぷり私がハマっているツボに、、、、


ききき、、、きましたぁっ!!!


ほほほ、、
そう来ますか~~~ぐは!

ふわ~~~、ほほほ、、、ムフ。


みたいな感じです。


まあ、いつの世も、悪魔、悪人、悪い事という物は不思議な魅力をたたえているものです。
六条の御息所、嫉妬に狂い、夕顔を呪い殺す魔術の有様は、普段は歌を歌っていると、体で嫉妬や怒りを表現する、ということはないので、とても面白くて、そっか、背中もこんな感じで、ぞわぞわする、、、手の指は悔しい時はこんな風だよね、、、、とかね。


休憩になると、楽屋に飛んでいって、遥さんにお会いするのは、私が渋谷のシアターコクーンの舞台で演出していただいたきり、二年振り。奥様のはる美さんもダンサーとして出演されていて、楽屋では「きゃ~~~ん~~~ひさしぶり~~~はぐはぐ」と思わず黄色い声が上がってしまったのでした




あれ、、出番前の王様の衣装になった上田サンとせっかくあったのに、、、写真を撮り忘れた。


劇場からでて、なんとなく劇場横の景色が綺麗だったから、、、ぱちり