鎮魂

この時期になると、テレビやラジオでは戦争を題材にしたたくさんの報道や特集番組を目にします。
今日という日に、違う話題を書くこともできたのですが、どうしてもそれができなかった私です。

私は、小さい頃、宮崎で暮らしたなかで、いまはもう亡くなってしまった祖母が、戦争体験の話をたくさんしてくれました。
幼稚園や小学校の頃など、ご飯を残したりすると、「そんな食べ方をして、食べ物がどんなに大切か知らないんだね」という始まりで、話を聞き終わったあとには、涙を流しながら自分の残したご飯を食べていたりしました。

小さい頃にそういった話を聞く子供って、いまはいるのでしょうか。


今日という日に、祈りを捧げること。
戦争を繰り返さないという、一人一人の心。




わたしが、こうして、いま生まれてきたこと。
先祖やたくさんのかたの魂に支えられてのこと。

どうぞ、愛と慈しみに満ちた光の世界で、静かに、安らいでください。





たくさんの悲しい魂に、祈りを。