戦国時代の単位 重量・貨幣
1)重量
*1匁(もんめ)=重さの単位。約3.75g
*1斤(きん)=通常一斤160匁(約600g)
だが物によって異なる。たとえば金一斤256g
2)貨幣
①銭
*永楽銭1枚=1文とする
*1疋(ひき)=銭10文
*1緡(さし)=銭100文
*1貫文(かんもん)=銭1000文
=銭100疋
=銭10緡
②金
*金1分(ぶ)=4朱
*金1両(りょう)=4分
*金1両(りょう)=銭4貫文
*金1枚=金10両
③銀
*銀1両(りょう)=銀5匁
*銀1貫(かん)=銀1000匁
*金1両(りょう)=銀10両=銀50匁
3)1文の価値
当時の1文が現代の何円に当たるか?
いろいろな考え方があると思いますが、
このブログでは以下のように米価格から割り
出す計算方法により、『1文=約120円』
と設定します。
【計算方法】
永禄年間(1566)当時の米価格は、
京都 1500文/一石
奈良 700文/一石
まず奈良の方が生産者米価に近いとして、
1石=135kg
と計算し、また現代の優れた米の価格を
600円/kg
と設定すると、
1文=(135kg×600円)÷700文
=115.71円
為替変動は常にあるので、おおむね
1文=120円
と見てよいと思います。
*なお【計算方法】の部分は、
新人物往来社「戦国時代考証総覧」の中の
「戦国時代の通貨・経済・租税」を
参考にさせていただきました。
*江戸時代に入るとインフレが進みますので、
1文=12円でよいかもしれません。
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1)重量
*1匁(もんめ)=重さの単位。約3.75g
*1斤(きん)=通常一斤160匁(約600g)
だが物によって異なる。たとえば金一斤256g
2)貨幣
①銭
*永楽銭1枚=1文とする
*1疋(ひき)=銭10文
*1緡(さし)=銭100文
*1貫文(かんもん)=銭1000文
=銭100疋
=銭10緡
②金
*金1分(ぶ)=4朱
*金1両(りょう)=4分
*金1両(りょう)=銭4貫文
*金1枚=金10両
③銀
*銀1両(りょう)=銀5匁
*銀1貫(かん)=銀1000匁
*金1両(りょう)=銀10両=銀50匁
3)1文の価値
当時の1文が現代の何円に当たるか?
いろいろな考え方があると思いますが、
このブログでは以下のように米価格から割り
出す計算方法により、『1文=約120円』
と設定します。
【計算方法】
永禄年間(1566)当時の米価格は、
京都 1500文/一石
奈良 700文/一石
まず奈良の方が生産者米価に近いとして、
1石=135kg
と計算し、また現代の優れた米の価格を
600円/kg
と設定すると、
1文=(135kg×600円)÷700文
=115.71円
為替変動は常にあるので、おおむね
1文=120円
と見てよいと思います。
*なお【計算方法】の部分は、
新人物往来社「戦国時代考証総覧」の中の
「戦国時代の通貨・経済・租税」を
参考にさせていただきました。
*江戸時代に入るとインフレが進みますので、
1文=12円でよいかもしれません。
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