信長の軍が尾張を統一し、川向う美濃側の堂洞の砦を
攻める時のエピソードです。(信長公記首巻:四十三話)
松明で二の丸に火をつけられ天主に逃げ込んだ敵勢に対し、
太田又介(信長公記の著者)が二の丸へただ一人上り、
そこから無駄なく矢を射たことから、それを見た信長が
「よい見もの!」と三回にわたって使いを送ってほめ、
後に御感により知行を増やしたといいます。
源平盛衰記でも巻四十二「屋島合戦」の段で、那須与一が
平家が仕掛けた船上の扇をかなめから射落とした時、
平家側・源氏側どちらからも「あ、射たり」と称賛の声が
上がったとされています。
血で血を洗う軍場(いくさば)であっても、敵・味方とも、
命をかけて技術を尽くして戦うものは尊重されるという
ことのようですね。
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攻める時のエピソードです。(信長公記首巻:四十三話)
松明で二の丸に火をつけられ天主に逃げ込んだ敵勢に対し、
太田又介(信長公記の著者)が二の丸へただ一人上り、
そこから無駄なく矢を射たことから、それを見た信長が
「よい見もの!」と三回にわたって使いを送ってほめ、
後に御感により知行を増やしたといいます。
源平盛衰記でも巻四十二「屋島合戦」の段で、那須与一が
平家が仕掛けた船上の扇をかなめから射落とした時、
平家側・源氏側どちらからも「あ、射たり」と称賛の声が
上がったとされています。
血で血を洗う軍場(いくさば)であっても、敵・味方とも、
命をかけて技術を尽くして戦うものは尊重されるという
ことのようですね。
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