まてりあスタッフ日記

八王子市を拠点に活動しているボランティアグループ、カウンセリングスペースまてりあの活動を紹介しています。

まてりあの体験型プログラムのご紹介

2022-07-11 17:15:13 | 日記
カウンセリングスペースまてりあでは、カウンセリングの他に以下のような体験型プログラムを
毎月開催しています。




【箱庭体験】

心理療法で使う箱庭を体験します。
自分の心と向き合いながら、無心に箱庭を置くことで、砂の上に自分の世界を表現し、
今まで気が付かなかった自分を発見したり、子どもの頃の自分を思い出し、
心が軽くなったりします。

   毎月 第3木曜日 10:30~12:30
      第3土曜日 13:00~15:00
   料金 1000円






【アートセラピー】

自由画や課題画を描く「描画法」と、雑誌などから自由に切り抜いた写真等を台紙に張り付ける
「コラージュ」をします。
上手下手は関係なく、楽しみながら製作することで自然と心がほぐれ、自分の思いに気付いたり、
気持ちが癒されたりします

   毎月 第2土曜日 12:30~14:30
   料金 1000円



【エンカウンターグループ】

エンカウントとは、「出会い」という意味です。グループで、テーマを決めずに自由に
心に浮かぶことを話し合います。
聴いてもらえる体験、共感して聴く体験の中から、人の心と出会い、
自分の内なる心とも出会うことができます。

   毎月 第1木曜日 13:00~15:30
      第4水曜日 10:30~13:00
   料金 1000円


 ☆どなたでもご参加頂けますが、いずれも予約制となっております。
  ご予約、お問い合わせは、

   Tel  042-662-8708 までお願い致します。
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書籍のご紹介

2022-04-29 17:37:31 | 日記
今日は書籍のご紹介です。

「カウンセリングスペースまてりあ」の創立時のメンバーで、
現在は「NPO法人神奈川県メンタルヘルスサポート協会・さがみはらカウンセリングルーム」で
ご活躍中の臨床心理士堀弘子さんが書籍を出版されました。


福山嘉綱・堀弘子著『もしもあなたの大切な人が末期がんになったら』(青萠堂 2022・3)です。




堀さんは「命にかかわる告知を受けた当事者が、どのような思いでいるのかを知りたい」
という思いから、末期がん闘病中の上司福山嘉綱さんにお話を聴き、
それをこの本にまとめられました。

堀さんご自身、ご主人をがんで亡くされ、その直後から、この「聴き書き」を始めたとのことで、
それは福山さんが亡くなる直前まで11回にわたったそうです。
「「がん患者」となった福山先生のお話を、「がん患者の家族」になった」堀さんが聴く、
という、まさに当事者同士のリアルなお話が語られていて、とても心に響きました。
双方向のカウンセリングにもなっていると感じました。

二人に一人ががんを患うと言われる現在、「がん患者」になることも
「がん患者の家族」になることも決して他人事ではありません。
けれども、私達は命にかかわるような深刻な話題ほど、避けてしまいがちです。
実際に家族や知人ががんに罹患した時には、どう言葉を掛けてよいか、
戸惑うこともしばしばあります。

この本は長年、病院で患者のメンタルケアをして来られた福山さんが、
今度は患者の側からその心中を包み隠さず率直に語っておられ、大変貴重な記録となっています。
末期がんを宣告された時の気持ちや病状の変化と共に心境も変化していく様子など、
克明に明かされています。
最後の回では、淡々と運命を受け容れてやるべきことをやり、
周囲の人への感謝の言葉が自然と出る、
と、清々しく澄み切った心境を語っておられるのが印象的でした。

また、患者の家族の立場での正直な思いが、随所に添えられている堀さんのコメントから伺え、
これもまた参考になる貴重な記録です。
大切な人の闘病中の苦しみや葛藤、亡くなった後もあれでよかったのか、との思い。
そこからどう癒されていくか、喪の作業(モーニングワーク)についても語られています。


いろいな意味で考えさせられ、気づきを与えてくれた本でしたので、
是非たくさんの方にも読んで頂きたいと思い、ご紹介させて頂きました。
アマゾンでも『もしもあなたの大切な人が末期がんになったら』で検索すると、手に入ります。
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毎年恒例いちょう祭りの箱庭です

2018-11-21 17:52:23 | 日記


久しぶりの記事アップになってしまいました。
11月17日・18日、今年もいちょう祭り、わくわく広場に出張箱庭しました。
会場は例年通り、長房市民センターです。

お天気は土曜が快晴、日曜が曇天でしたが、
箱庭にいらしたお客さんは、土曜が延べ49名、日曜が延べ58名と
日曜の方がやや多かったです。

少しお待ち頂く場合もありましたが、予約券をお配りしたので、
スムーズに楽しんで頂けました。
今年はお子さんだけでなく、お母さんも箱庭を体験して下さる姿が散見されたのが印象的でした。



いちょう祭りの箱庭は、お子さんがメインで、
砂遊びの感覚ですが、
箱庭は本来、セラピーに使われるもの。
できれば日頃、子育てで疲れが溜まっているお母さん、
仕事のストレスが溜まっているお父さんにも、体験して頂きたいものです。

現在、まてりあでは「箱庭カフェ」という名称で、
毎月1回、市民センターなどで箱庭体験会を開催しています。

今後の予定は下記の通りです。

◎12月2日(日)10:00~16:00 長房市民センター 会議室 (いちょう祭りでの会場と同じです)

◎2019年1月6日(日)10:30~14:30 八王子市市民活動支援センター 交流スペース

会費 500円(箱庭体験費用・お茶代)

問い合せ hakocafemateria@gmail.com

予約は不要ですので、ぜひ当日お好きな時間にお気軽にお出かけ下さい。
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いちょう祭り わくわく広場 2017

2017-11-28 07:22:33 | 日記


今年のいちょう祭りは、11月18日と19日、
例年通り、わくわく広場へ出張箱庭、行ってきました。

初日はあいにくの雨で、体験者は34名と少なめでしたが、
二日めは好天に恵まれ、50名、と大盛況で、予約でいっぱいになり、
お断わりした方もいらっしゃいました。

「去年も来ました、毎年楽しみに来ています。」
「昨日も来ました、今日も朝から来ました。」
といったお声が多く寄せられて嬉しい限りです。




10月の東京高専のサイエンスフェスタに比べると、
より年少のお子さんが多いので、箱庭を置く台もローテーブルが重宝します。




床に直置きでも問題なく、子ども達は夢中!





去年も来ました、というあるお母さんは、
お子さんの作った箱庭を見て、
「下の子が生まれてお兄ちゃんになって、口には全然出さないけど、
我慢していることがいろいろあるんだなって気づきました。」
とおっしゃっていました。
そんなふうに箱庭を役立て頂けると、私達も励みになります。

今後も、日々子育てに奮闘しているお母さん、お父さんの声に耳を傾け、
寄り添っていける場を提供していきたいなと改めて感じました。
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恒例のサイエンスフェスタへ

2017-10-23 21:29:36 | 日記


毎年この時期になるとお邪魔している東京高専の学園祭、
今年も出張箱庭に行って来ました。

ただ今年は季節外れの超大型台風が近づく中での開催!
初日はそれでも小雨程度でしたので、
いつものように大盛況♪
たくさんの親子連れの方やお子さん達が訪れて下さり、
参加者は延べ56名でした。
この中には楽しすぎてまた来ちゃった♪というリピーターさんも含まれています。

印象的だったのは、就学前のお子さん達。
BGMを歌いながら楽しそうに箱の中に物語を展開するお子さんや、
「パパ、お誕生日にお砂買って!」とおねだりするお子さんもいて、
とても微笑ましく、見守りをさせて頂く私達も癒されました。



2日目はいよいよ台風接近で大雨になってきたということで、
屋外のイベントは中止。
屋内のイベントも残念ながら、午後1時で繰り上げ終了となりました。
それでも17名のお子さん達が箱庭を楽しんでいってくれました。

足元の悪い中、お出で下さった皆さま、ありがとうございました。


イベントを主催された東京高専のスタッフの皆さんも、
今年は悪天候に泣かされて大変だったと思いますが、
丁寧に対応して下さり、感謝申し上げます。
また来年も是非お邪魔したいと思います。


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