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『よし』・『ゆき』、我が家に住むペンギン?の「ペン太」の散策記です!

ユキ散歩 相模原の遺構巡り、大沼・慰霊塔  2020.5.24(日)

2020-05-24 16:40:49 | 街・観光地編2020

 ゆきさんと散歩へ。
写真はウグイスカズラの実。

 数m離れていても良い香りが漂ってくる『スイカズラ』の花。

 「蜜が溜まっていて、吸うと蜜が吸えるから」

「吸いカズラ」→スイカズラと言う名の由来との事。

 イチヤクソウの花芽は大分育って来てつぼみの形がはっきりと。
もう1週間位で咲くのかな?

 こもれびの森を抜け、大沼小学校の前に。
私もゆきさんも此処に通っていた事は無いのだけれど、水が無く、広大な荒れ地だった相模台地の中で『大沼・小沼』と言う沼が有ったこの地域は、昔から集落が有り、田畑が有った数少ない地区。
大沼小学校は周辺の小学校より歴史の有る学校です。

 『住宅裏の小路』ですが、

「何で周辺の車が通る事の出来る道と異なって、こんな曲がりくねり、車が入る事の出来ない道が有るのだろう」

と、じっくり考えると疑問に感じるけれど、その事に気付く人は少ないのかな?

この道は川の跡。
この蛇行は川ならではの蛇行で、この細さも川だから周辺の道路と幅も異なります。
川に蓋をした暗渠で、この先に「国有水路用地につき一般車の通行を禁ず」と記された看板が有ります。

 『水路用地』と言う部分で『川ではない?』と気付くかな?
大雨が降ると水が溢れる大沼の水を排出する為の水路で、江戸時代に作られた物です。
此れが深堀川に注ぎ、相模原市の南部と大和市を流れて境川に・・・となるのだけれど、大沼も小沼も既に埋め立てられ、水源を失った深堀川も小田急線の北側は殆ど暗渠となり、川の存在を知る人は少ない。
小田急線の南側で漸く姿を現すのだけれど、水源の2つの沼からの水の流入が無いので、もっぱら雨が降った時に周辺のドブから雨水が流れ込むだけの排水路と言った状態。

 私が小学生の頃には既に大沼は無かったけれど、大沼神社の濠には未だ水が有った。
ネットで調べると、大沼について調べた記事の中で近隣住民の方の話が掲載されており、子供の頃に深堀川で水遊びしたと言う話が掲載されていた。
沼は無いし、この暗渠から急に多くの綺麗な湧き水が湧かない限り、昔の深堀川を取り戻す事は無理だろうなぁ。


 スーパーの江戸屋で弁当を購入し、小学生の時以来30年以上振りに慰霊塔へ。

 ユキさんも小学校の遠足以来との事。
館森市長時代に戦没者の慰霊の為に建てたとの事。
ベンチで昼食にしました。
終戦の日には、市主催で何か行われるのかな?
駅から遠いこの慰霊塔ではなく、駅近くのグリーンホールとか市役所近くのアジサイ会館で行われ方が参列者は助かると思うけれど、「便利だから」と言う理由で会場の変更はし辛い事柄だよなぁ。
キャッチボールをしている親子と、自転車にまたがったままスマホをいじっている中学生位の男の子1人が居るだけ。
終戦の日以外に参拝で訪れる人は居るのかな?
 
 静かに眠る場としては良いけれど、「あの戦争を忘れず、受け継ぐ」と言うのであれば、常に人が行き来する市の中心部の方が良かったよな。


 帰宅後、ブルーベリーの実を撮影。
もう少しで収穫できそう。



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