気付けば、10月も終わり。
昨日は夫の 3回目の抗がん剤点滴の日だった。
お気に入りの、茶髪・ピカチュウの主治医に癒やされ帰って 来た。
今回は、今までと違い 夕方に高熱39.4℃。
解熱剤が効いてくるまで、唸っていた。
今朝も、「なんとなく前回までとは違う」と言う。
段々と抗がん剤にやられて弱って行くのかと、
不安になる気持ちを
「あっち行って!!」
と 無理矢理に押しのける。
月末ということで、
家計簿を振り返ってみた。
8月5日ーーー『キングダム 大将軍の帰還』の映画を
夫と2人で見に行った。
キングダムのシリーズは、大沢たかおさんが好きで、
ずっと見に行っている。
次からは出ないのかと思うと、「ちょっと寂しいねえ・・」などと
話しながら帰って来たのに。
まさかこんな状況になるなんて、
ホントに人生何があるか 予想は不可能。
私達夫婦の年金は、
よくモデルケースに出てくる平均的な年金額に近いのではないかと
思っている。
私はずっと医療事務のパート勤務で、
厚生年金はほぼない。
最初、
正社員として医院の院長先生が厚生年金保険料を
かけ始めてくれていた。
当時、夫は金融機関勤務で
家族手当がとても良かった。
年金の知識など全くなかった私は
目先の金額に飛びついて、
当然のように、夫の扶養家族になり、
院長先生にパートの勤務時間を調整してもらっていた。
自分が歳をとっていくということが想像できなかったし、
老後のことなど考えもしなかった。
今の若い方達が、節約や投資や年金の動画をYouTubeにたくさん
あげているのを拝見して、自分と比べて感心するし尊敬するばかり。
自分の気楽さ加減に唖然としたのは、
年金を受給出来るほんの1,2年前になってから。
もう少し早く気付いていればと後悔しても
時は戻せないし 腹をくくって
何とか有るだけで生活するしかない。
ここ4年間は夫がバイトに出てくれていたので、
有り難かった。
そろそろ体力的に 夫のバイトも止めた方が良いかな、
と思っていた矢先の夫の病気。
家計簿に記録しているだけで、
8月20日に入院してから
昨日の抗がん剤治療まで、
3ヶ月足らずで
ざっとかかった金額。
*医療費(実際に支払った分)・・276,010円
これは高額医療費制度を利用しての金額です。
(マイナ保険証を利用すると、事前の手続きなく、
限度額情報の提供に同意することで、
高額療養費制度における限度額を超える支払いが免除されます。)
*雑費・・22,050円(入院中のテレビカードや、駐車料金、飲み物代等。)
(パジャマや入院に必要な用品代は含んでいません。)
以前
知り合いの方に
「入院したら、1ヶ月10万円くらいはかかると思っておいたほうがいいよ~」
と、教えて頂いたことがあった。
ぴったり。
『10万円ですんだ』と思うか
『10万円もかかる』と思うか
家計簿とにらめっこしても
お金が増えるわけではないけれど
にらめっこに 勝たねば!!!