夫のバイト

2024-06-25 11:51:10 | 日記

夫が ここの所 体調が良くない。

もともと体調に関して

自己管理ができない人間で、

何かし始めると朝まで寝ずにでもやり続ける。

自分の体の状態を客観的に見られない人なのだ。

若い頃から仕事でも遊びでも

無理をしすぎて、

何回か入院の経験もあるのに

全く懲りない。

「いつになったら、学習できるの?」

 

先月、ゴールデンウィーク前後も熱が出て

ヘルペスにもなって、

半月ほどゴロゴロしてたのに。

 

(とは言え、

バイトはあまり休まずに行ってくれて

家計的には有難いんだけど。)

 

今回は熱はないが、喉が痛くて

耳鼻咽喉科と、翌日は内科も診察に行ったけど

どちらも簡単な薬が出ただけで

本人はどうも満足していない様子。

バイトから帰るとずっと寝てる。

 

「しばらくバイトを休んで休養した方が良いんじゃないの?

バイト行って、病院代に払ってたら、しんどいだけじゃないの?」

と言っても、

私の言うことは、基本、聞かないのだ。

バイト代がないと、

お小遣いが減らされると

恐れているのかもしれない。

 

もうすぐ70歳

若いときのようには疲れが取れはしない

一晩寝たらリセットできた時代は

過ぎたのよ。

倒れちゃったら何にもならない。

 

年金だけでの生活はやはり厳しいとは思う。

バイトからの収入は、ホントに有難い。

年金だけで暮らしている方々は

どうされているんだろうか?

 

3年前、家のリフォームをする際に

結構 我が家の家計をスリムに

見直したつもりなんだけど、

もう一度見直す必要あり、かも。

うーん・・・

 

 

 

 

 

 

 

 


「シンプルな豊かさ」

2024-06-24 12:41:45 | 日記

(蝋梅:ロウバイの実を埋めてみたら、発芽しました~~!^0^)

手元に

サラ・バン・ブラナックさんの著書

『シンプルな豊かさ』

があります。

この本は

1年365日を日記形式で

毎日のさりげない一言を綴っています。

(あなたの心をおだやかに癒し、

シンプルで心豊かな生活への扉を開く

新しい生き方の本。)と

説明書きがある。


久しぶりにめくると

明日のことですが

「 6月25日  始める 」

こんな言葉で始まっています。

内容の一節に

あるいは言葉の一つに

今日の自分の

生活のヒントになることがあります。


もう20年以上前になるか・・

子供達は皆学校へ通い、

手を離れつつある頃

義母との距離感に悩んだ時期でした。

義母の足音が聞こえるだけで

動悸がする、

息ができなくなるような・・。


今振り返れば「うつ」だったかもしれません。

当時は「うつ」という言葉も

概念も

私の知識の中にはありませんでした。


少しでも義母との距離を開けたくて、

時間があれば、図書館へ逃げ込みました。

難しい本は読まないけれど、

好きな探偵小説や推理小説、

ノンフィクション、歴史物、

明るいコメディータッチのエッセイ、

にずいぶん助けられました。

この「シンプルな豊かさ」も

たまたま手に取った本で、

手元に置きたくて

購入しました。

本の断捨離をした際も

この本は捨てられなくて、

たまーに

忘れた頃に

ページをめくります。


6月25日の最後には

『・・・・ガートルード・ジェイクルは言います。

「新しい一歩は少しずつ踏みしめられ、

新しい考えはすこしずつ確かなものになる。」・・・』


実は今日は

25日だと

思っていました~~(涙)


心配の種は尽きない

2024-06-23 16:32:10 | 家族

近所の農家さんが規格外のトマトを

自宅前で販売しています。

完熟でとても美味しいんです!

道の駅や農産物販売所が

近くに何カ所もあるので、

新鮮な海の幸・山の幸に

恵まれて、

こればかりは

田舎の良いところだなと思います。

昨日は長男の誕生日だったので、

お祝いのラインを送りました。

電話がかかってきて、

先日胃の調子が良くなかったので

検査をしたとか。

結果、胃の一部が上の方に飛び出てしまう

『ヘルニア』とのことでした。

ガン化することがあるので、

投薬、経過観察。

仕事も忙しいらしく、

「会社はあなたがいなくても、回っていくし、

自分の体 第一にね。」

電話を切って、

(はぁ~~・・・)

いくつになっても子供は子供。

心配の種は尽きない。

長男は高校を卒業後

県外の大学に進学し

そのまま就職したので、

実家で私達と暮らしたのは18年。

都会暮らしがもう25年になりました。

身長が伸びなくて、

幼稚園から背の順は

常に一番前。

あまりに小さい彼。

彼がランドセルを背負って通学し始めてから

ずっと、私は、

彼が『誰かに、いつか いじめられるかも』

という不安を持ち続けていました。

当時、

「いじめ撃退マニュアル」

という本があり、

私はそれを密かにバイブルとして

準備していました。

この本を使う必要がありませんように・・

と 願いつつ。

幸いその本のお世話になることはなく

無事に大人になってくれました。

ありがとう。


誕生日おめでとう

2024-06-22 14:17:40 | 家族

今日は都会で暮らす長男の誕生日。

おめでとう!

「ええおっさん」になりました。

普通ならもう中学生くらいの子供がいてもおかしくないのですが、

彼ら夫婦には子供はいません。

出来なかったと言うより

子供が欲しいは欲しかった

と思うのですが、

その選択が出来なかったのです。

長男のお嫁さんが

『強迫性障害』という病気にかかってしまったのです。

 

「強迫性障害」とは、

<こころの情報サイト>によれば

>>強い「不安」や「こだわり」によって

日常生活に支障が出る病気です

「たとえば戸締まりや火の元を何度も何度もしつこく確認しても

安心できなかったり特定の数字にこだわるあまり生活が不便になったり」する。>>

 

お嫁さんの場合は

一つは 『不潔恐怖』

何かを持つ度に何かをする度に

手を洗わないといけない。

一日中洗濯機は動き続けています。

家の中に持ち込む物はすべて除菌シートで拭く。

お米を洗う~ご飯を炊飯器で炊く、まで

半日かかることもあるそうです。

そして『儀式行為』

行動の順序が変えられないこと。

行動のすべてに彼女なりのこだわりがあり、

一つ順序が違うと、最初からやり直さないと

不安で仕方がない。

日常生活が立ちゆかない。

 

自分で「おかしい」「無意味」とわかっていても

止められないのです。

つい最近俳優の

佐藤二朗さんがこの病気を公表されていました。

それほど珍しい病でもないようですが、

本人と家族のしんどさは

並大抵ではありません。

 

息子夫婦が結婚当初は

ごくごく普通に会社の補助が出るマンションに住み、

仲良く暮らしていました。

栄養士の資格を持ち料理がとても上手なお嫁さんで、

息子は食べることが大好き人間なので、

喜んでいました。

明るく楽しく暮らしている、と

思っていました。

息子は、お嫁さんの病が発症した時も

症状がとてもひどかった時も

私達には言いませんでした。

「ちょっと潔癖症がきつくて・・」くらい。

 

7年ほど前、

『マンションの近くに分譲地ができたから家を建てる』

と言って、小さな戸建て住宅を建てました。

マンションからの引っ越しの朝、

私達夫婦が引っ越しの手伝いに行く予定で準備をしていると、

長男から電話。

「引っ越し業者さんがもう来るのに、荷造りが済んでない、間に合わない・・」

とうろたえています。

「とにかく、業者さんには大きな物を積める物だけ積んでもらって、

後から私達が車で運んであげるから。」

 

マンションに着いて、

残りの荷物を新居に届け、

マンションの掃除をしました。

寝室のベッドの周りから、居間、

台所、廊下、お嫁さんの日々の動線が

ハッキリ残っていました。

<<ファブリーズ>>の痕跡です。

ベタベタの糊のように、

床や廊下に固まって、

彼女がスプレーを振りかけながら歩く様子が

ありありと目に見えるほどに、

こびりついていました。

雑巾でどれだけ拭いても拭いても

落ちない。

彼女の病状の深さを初めて知りました。

彼女自身のしんどさはもちろんのこと、

そして、

『息子が一人でこの生活に、状況に耐えてきたのか・・』

と思い、

床を拭きながら涙が止まりませんでした。

 

息子が建てた家は

お嫁さんがちょっとでも暮らしやすいように

設計したそうです。

あまり患者の言うようにばかりするのは

治癒に結びつかないそうで、

ずっと精神科の先生とも

相談しながら暮らしています。

もう『強迫性障害』と

十年以上の付き合いになるのでしょうか。

 

子供を産むことで症状が治る人もいるそうです。

が、

逆にもっとひどくなる人もいる。

息子は

「もう、今、子育てしてるようなもんやから。充分や。」

と言います。

私:『毎日、楽しいことあるの?』

息子:『楽しいで!』

 

それならいいか。

それも、彼の選択!

 

 

 

 

 

 

 


婦長さんへ

2024-06-21 13:41:02 | 日記

診療所で

一緒に仕事をした婦長さんが

退職後に絵手紙を始めて、

折に触れ

送ってくれた絵を飾って

季節を味わっています。

今日はトマト!

我が家の狭ーい玄関を

和ませてくれています。

 

その婦長さんは

もう90歳になられました。

近所に住む娘さんに、

あえて

あまり手助けをしてもらわず、

お一人で、

シャンと

生活をされています。

10年以上前に、

墓じまい、

財産分与のこと、

自分達の死後のことを

ご主人とも話して

きちんと準備を済まされていました。

20年近くパーキンソン病のご主人を

介護し

5年ほど前に見送りましたが、

「後片付けは一週間ほどで済んだわ。ハハハ~~!」と

笑ってらっしゃいました。

 

さすがの婦長さんも

最近は

少し弱音を吐くときがあります。

朝起きたら

『あ~今日も目が覚めてしまった~』

と思うそうです。

『生きていくのがしんどくなる』

と言います。

 

昔、診療所へ診察に来ていたおばあさんが

同じことをおっしゃってたなあ・・

 

体の衰えは急激に

どんどん進んでくるし、

気持ちを一生懸命

前向きに上げていっても

それに追いつけなくなってくるのでしょう。

 

子育てのこと

両親との同居生活

介護のこと

実の親以上に相談しました。

婦長さんのような老後にしたいと思って

『婦長さん、私、

婦長さんの背中を

追いかけてますからね!』

婦長さんに

ずっと言い続けてきました。

 

婦長さん・・

しんどかったら、

愚痴を言って下さいね。

娘さんには言えないこと、

意外と私になら言えるかも

ですよ。

 

二十年後・・

まだ私が生きていたら

今の婦長さんと同じようなことを

感じるのでしょうか

いやいや・・・こんなにシャキッとは

出来てないだろうなあ~

ボケボケだろうなあ~