若奥様の矢!

2024-06-20 13:50:09 | 感謝

採れたてキュウリ!

ずっと勤務していた診療所で

一緒に働いてた看護師さんの

自家菜園のキュウリを頂きました。

 

 

昭和53年春

実家のお向かいの若奥様が、

開校ホヤホヤの医療事務の学校で

講師をしていて、

生徒を集める必要がありました。

・・「居る居る!良いカモが!」

(若奥様のつぶやき・・)と、

卒業後 家でふらふらしていた私に

白羽の矢が立ったのです。

医療事務が

いったい何なのかも知らず

『ま~暇だし~ 学費割引あるみたいだし~』

 

この若奥様の勧誘のおかげで、

私は約四十年近くもの間

小さいながらも

とても居心地の良い

産婦人科内科の診療所で仕事を

続けることができました。

 

自分の子供3人の出産も

そこでさせて頂き、

子供たちの病気

親の介護

ずっとお世話になりました。

自身の親姉妹よりも

長くて深いおつきあいに

なりました。

65歳で退職するまで、

院長先生はじめ、

院長のご家族、

看護師さん、

おおぜいの患者さんまで

仲良くさせてもらいました。

 

人生

何がどんな風に動いていくのか

本当に解りません。

『たまたま』

『偶然』

『なんとなく』

そんなつながりが

長~い

暖かい

大切な大切な

関係になることが

結構あるのですよね。

 

「若奥様」も

もうすっかり

おばあ様」に

なってらっしゃいますが、

感謝 です。

 

 

 

 

 

 

 


曽野綾子さん

2024-06-19 17:29:20 | 読書

十年ほど前になるでしょうか

図書館で曽野綾子さんの

『晩年の美学を求めて』という本に

出会いました。

 

義父を

(ほんのしばらくの間のことでしたが)

いわゆる「介護」の日々。

認知症ではありましたが、

『人の手を煩わせないようにしよう』

という意思の強い人でした。

私も名ばかりの介護で

役目を果たせました。

そして

見送り、

その後に

義母と夫との大げんか、

義弟と義妹と、これからの話し合い・・

どこでもよくある

と思われるいさかい。

 

義母は義弟が大好きだった。

同じ自分の子供に

愛情の優劣をつける親が

居るのですよね。

義父の死後、

ますます顕著になりました。

 

気持ちがふさぐ中

図書館で出会った一冊。

曽野さんの他の本も

読みあさりました。

 

これからの自分の老後の

目標にしたいと思いました。

あくまでも目標・・・

 

~曽野綾子さんの

『晩年の美学を求めて』の中から少し

・・・・・・・・

「何もかもきれいに跡形もなく消えるのが、

死者のこの世に対する最高の折り目正しさだと私は思っている。

亡き人の思い出は、その子や孫が自然に覚えている範囲だけでいい。

・・・・

犯罪を犯して記憶されるよりは、悪いこともせずに済んで、

誰からも深く恨まれることなくこの世を去っていけるだけで、

この上ない成功である。晩年の義務は、後に、その人の記憶さえ

押しつけがましくは残さないことだと私は考えている。」

・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 


叔父の告別式

2024-06-18 16:15:45 | 日記

今朝10時から

叔父の告別式

ごく近親のみの家族葬

棺の中の叔父の顔は

実家の父の顔と

よく似ていました

兄弟なんだから当たり前か

 

とてもとても

おとなしい叔父さんでした。

父の三回忌に

叔父さんの隣に私。

あまりお喋りしたことなかったのに

その時は結構しゃべって、

叔父さんが、

『わしは、

小さい

まだ母親のそばに

くっついていたい頃に

親戚の家を継ぐために養子に出たから

子供心に、寂しかったし、

しんどい思いをしたよ・・・。』

ポロッと言ってたっけ。

 

最後のお別れの時に

叔母さんが

『お父ちゃん!

みんなを見守ってやってよ~』って。

 

叔父さん

優しいお父さんだったんでしょう。

叔父さんの息子、娘が

(久しぶりに会ういとこ達)

しっかり

おじさん おばさんになって・・

 

叔父さん!

良い人生でしたか?

でしたよね!!

 


あちらの方がにぎやか・・

2024-06-17 13:36:26 | 感謝

 

叔父(実家の父の弟)が亡くなったそうで、

今夜はお通夜。

コロナも終わり

お葬式も人数が制限されなくなっています。

 

私の実家の母は、

コロナが直接の原因ではないのですが、

たまたま亡くなった時に、

コロナの反応がプラスだったので、

死亡した、という連絡があっても、

直接母に触れることも、

別れの言葉を言うことも、

棺の中の顔を見ることも出来ず、

火葬場のスイッチを

義弟が押してくれるのを、

姉妹と

離れた所から眺め、

次は

もうお骨になっていました。

 

そんなに親孝行でも

優しい娘でもない私ですが

やっぱり亡くなる前に、

『ありがとうね・・』

という一言だけは、

母に

耳元で言いたかったと

思います。

全国で多くの方が

こんな体験なさったんでしょうね。

 

母が施設に入所してからは

コロナで

ほとんど面会出来なかったので、

亡くなったという実感はあまりなく

今もその施設の前を通ると

中にいるような気がします。

 

 

父の兄弟は

これで全員あちらの世界へ。

母のお兄さんとお姉さんも

あちらです。

あちらの方が

にぎやかになっています・・・

 

 

 

 

 


父の日

2024-06-16 17:25:44 | 日記
今日は『父の日』
ということで
焼肉でも食べに行こうか・・
一瞬頭をよぎりましたが
いやいや・・・
 
夫が
この前からしきりに
「最近肉らしい肉を食べていない・・・」
ブチブチつぶやいて
アピールしているのを
気付きながら無視!
・・固定資産税
市民税
国民健康保険税・・・次々とあるのですよ。
 
年金生活では
少しは我慢も必要
 
先日
年金の振り込み額が
少し増えていました。
増額は嬉しいけど
あまり素直に喜べません。
我々世代は
掛けた分以上の年金を
もらえるそうですが、
今の高齢者を支えてくれている
現役の若い方たちは
そうはいかないとのこと。
 
若い方たちにもっと
お金が回るように
ならないのでしょうか。
 
職場や周りに
遠慮することなく子供を産み、
みんな
希望する保育所に入ることが出来て
小学校から大学まで
学費や必要な経費はかからず、
才能のある子供には
学力面でも、
スポーツ、音楽、芸術などにでも
いろんな補助が出る。
 
それは夢のまた夢?
 
子供のいる家庭ばかりが
優遇されるというのは
不平等だと言う人もいますが、
将来
その子供たちが
社会を支えていく人になることを思えば
 
子供の有無は問わず
高齢者も
みんな少しずつ
譲り合って
現役の若い世代が
暮らしやすいように
出来たらいいのにな。