昨晩、玄関のドアを開けると
一匹の虫が飛び込んできた!
見ると
きゃ~~!
シロアリです!
我が家の後ろは山、
前は田んぼ、隣は畑という環境です。
坂道を上がると小学校。
小学校のグラウンドでは、毎晩
少年野球やサッカーの練習をしています。
見上げると、その夜間照明に
物凄い数の虫たちが渦巻いてる~~~。
我が家の外灯にも迷い込んで来ます。
もしや
ご近所でシロアリ被害に遭っているお宅があるのか?
我が家はリフォーム前の家が、
20年ほど前にシロアリの大被害に遭いました。
雨上がりの次の晴れた日の夕方(19時頃だったと思う・・)
トイレに入って天井を見上げたら、
隙間から次々と出てくるのです・・・
恐怖です・・・
ああああ~~
何本殺虫スプレーを使ったことでしょう。
次の日も
同じ時間帯に出てくる。
夫の会社の出入り業者さんに依頼して
駆除とその後の管理をずっとしてもらいました。
結局、
西側の座敷~廊下~玄関~トイレ
~お風呂場~柱を登って~天井から梁まで
北側の半分ほどやられていました。
「昨年とか気付きませんでしたか?
これは、古いお寺さん並の結構な、
まれに見る被害ですよ」と
あきれられましたが、
当時はまだ
義父母、子供ふたりと
6人家族だったのに、
全く誰も気付かなかったのです。
後から考えれば、
その数年前までに、
道を挟んだ並びのお宅、
あの家にも、この家も、
シロアリ駆除の会社の車が止まっているのを
見かけたなあ・・と。
やたらとうちの廊下がギーギー鳴るなあ・・
(ウグイス張りの、ここは二条城か?)などと、
お気楽なものでした。
築40年の家でしたが、
幸い良い大工さんで
柱もとても頑丈な材料を使って、
しっかりと建ててくれていたおかげで、
解体は免れました。
家の周りに土の庭があって
切り株をそのままにしていたり、
古い木や、板切れ、
段ボール箱、発泡スチロールなど、
庭に置いたままにするのは
良くないそうです。
いつもの年よりクロアリが多い時、
ご近所で被害に遭った
という話を聞いた時は
シロアリの点検を受けてみるのをおすすめします。
時々、家の周囲をクルッと回って、
基礎まわりに
砂の筋のようなものがついていないか、
物を積み上げたりしていないか、
風通しが悪くないか、
チェックして下さい。
シロアリは
『山のお掃除屋さん』と
言われるそうで、
山の中では
なくてはならない存在なのでしょう。
でも、
どうかうちには来ないで~お願い。
あの『シロアリの館』は
もう経験したくありません。
換気扇の掃除をすることに決めています。
一人で食べるお昼ご飯。
私は好きです。
おおぜいでテーブルを囲むのもにぎやかで良いですが、
一人で食べるのを寂しいとか空しいとかは
思いません。
すごくお行儀が悪いのかもしれませんが
新聞や読みかけの小説などを読みながら
食べるのが大好きです。
(消化に良くないのかも、ですが。)
子育ての時期には、
『よそ見しないで、お行儀良く食べて!』
と、子供達を叱ったものなのに。
勝手なものです。
誰にも(もちろん夫にも)邪魔されず、
のんびり
(お父さんごめんなさいネ・・)
夫のお弁当用のおかずの
残りのお昼ご飯であっても、
たとえカップ麺であっても、
ちょっと幸せなんですよね~
親と同居していた頃には
こんな日が来るとは想像できませんでした。
最初から親と別居の方からみれば、
『何それ??』って、
逆に不思議でしょうね。
若い頃は
親との同居が、窮屈で不自由で、
抜け出したいとずっと思っていた。
でも、
人が高齢になって
段々弱っていく当たり前の姿を見られたし、
自分もこうなっていくという勉強にもなった。
介護もその時はしんどかったけど
今は経験しておいて良かったと思う。
もうすぐ自分が
いやでも介護される側になるのだから。
そして
良かったなと思うのは、
子供達がよその高齢の方に自然に接してあげられること。
全然知らない高齢者に話しかけられても、
普通に応対できていること、
これはやっぱり
おじいちゃんおばあちゃんに、
愛情いっぱいに
優しくしてもらったからでしょう。
感謝です・・・
私も孫ができ、
自分が「おばあちゃん」の立場になって、
時々
こんな時、義父母がどんな気持ちだったのか・・
と想像することがあります。
理解できることばかりではないけど、
その歳にならないと解らないことは多いと
実感していますよ。
今日、初めて「買い取り専門店」へ行ってきました。
どんなところなのか、
ドキドキしながらのれんをくぐったら、
若い可愛い店員さんで、
ちょっと安心。
私の前のお客さんは、
若い赤ちゃん連れのパパで、
チラッと見えたのが、
10個以上はあったと思うけど、
キンキラのゴールドのでっかいリングがずらり!!
・・・すごーい!!
結構みんな来てるんだ~
・・「ばーちゃんの、初めての買い取り体験」だ~
・・・心でつぶやきつつ。
まだ結婚前
今から45年ほど前に、
ボーナスで買ったヴィトンのバッグ。
たまたま都会へ出かけた日、
輸入雑貨の店で見かけて、一目惚れして買ったものでした。
当時はまだヴィトンも、
世間的にも『ブランド品』とかいう観念はなくて、
ヴィトンの正規の専門店で買ったのではないし、
本物かどうか確かめたいという気持ちもあったのです。
45年も捨てられなかったバッグ。
値段が付かなかったら、ちょっと残念・・かな?
とも思っていたら、
意外や意外!
思っていた以上のお値段で買い取りしてくれました。
なかなか、面白い体験でした。
洋服ダンスの一角を長年占めてきたものがなくなって、
スッキリしたけど、
若かりし日の、
友達と1日ずっと歩き回って買い物した店や、
にぎやかな都会の人波や、
音や匂いまで
バッグ一つで
あの頃のこと思い出してしまった・・・
あのバッグの中には、
いろんなものが詰まっていたんですねえ