蛍のひとりごと

徒然に、心に浮かんでくる地唄のお話を、気ままに綴ってみるのも楽しそう、、、

演奏動画 「Frère Jacques」

2021年11月22日 | 演奏動画のご紹介
今回の投稿曲は“frère jacques“

幼稚園で皆んなで歌っている曲を弾きたい!と、先生にお願いして演奏したfrère jacques。

「この曲をお箏で弾いてみたいけど、お箏の曲じゃないよね…」と心配していましたが、
自分が弾きたい曲があるって素晴らしい。

先生がお箏用に作ってくださった楽譜を貰って、嬉しそうに練習していました。

あれから一年半が経ち、
来年2月27日に開催される美緒野会の演奏会【楽歌踊謡】に向けて、
今は聖歌集から選んだ讃美歌の曲を頑張って練習しています。

演奏動画はこちら👇
https://www.youtube.com/watch?v=tSJ9_ppWQuM

(文:佐藤)


演奏動画 「篝火」

2021年11月21日 | 演奏動画のご紹介
本日の記事は、ノースカロライナ州アッシュビルからお届けしています。

2022年2月27日(日)
美緒野会が参加する定期演奏会「楽歌踊謡」が開催される予定です。

演奏会に向けて、曲や参加者の決定、お稽古が始まっています。

この演奏会にはアメリカからもライブストリームと録画で参加する予定です。
アッシュビルからは時差の都合で録画で参加致します。

折角の機会なので、地元のアーティストとの共演など、目新しい形での演奏をお届けしたいと思っています。

実は、今年7月に録音、録画を行い、実際のステージ上で投影するためのテストも行いました。

アメリカ南部アパラチアで発展したブルーグラスミュージックのフィドル(バイオリン)奏者と共演し、
音楽とともに、アッシュビルの街をお楽しみいただける映像となっています。

演奏動画はこちら👇
https://youtu.be/IBj_sv2Ci6o

同時に、アッシュビルの皆さんに日本や日本の音楽を知ってもらおうと、地元メディアにも紹介致しました。

今回はどのようなコラボレーションが実現するのか?
皆様にお楽しみいただけるように頑張ります。🎶

(文:三上)

Posting by Mikami from Asheville, North Carolina.
On Sunday, February 27th, 2022, a regular concert "Ra Kka Yo Yo" will be held in which the Mionokai will participate.
Most of pieces and performers have been decided, and lessons have begun for the concert.
We are planning to participate in this concert by live stream and recording from the United States.
I will participate in the recording from Asheville due to the time difference.
This is a great opportunity, so I would like to try a new style of performance, such as co-starring with a local artist.
Actually, we recorded and filmed in July this year, and also conducted a test for projecting on the actual stage.
This video was created for that testing..
We perfomed with a fiddle (violin) player of bluegrass music which is developed in Appalachian Mountains in the southern United States.
Ans we choose unique location for filming to introfuce Asheville to Japan.
At the same time, I introduced this video to the local media so that everyone in Asheville could know about Japan and Japanese music.
So, now I am working on to select performers to collaborate with us.

お撥の包み方 Part2

2021年11月20日 | 楽器のおはなし
こんにちは。今日も素晴らしい秋晴れでした。
本日は地唄での『手拭い』活用の実践編です🤗

それでは早速、三味線のお撥を包みます。
風呂敷や手拭いなどで物を包む時は、なんだか心もホッと温かくなるような気がいたします♨️

👇こちらにも音声付き動画でupしております。
https://www.instagram.com/p/BegmB40lDsl/

象牙のお撥は真っ白な手拭いをお使いになると色移りを軽減できます☺️


演奏動画 「夕顔」~芸者と能装束~

2021年11月18日 | 演奏動画のご紹介
本日は、11/14(日)に催された「芸者と能装束」の一曲目
🌸夕顔
をご紹介します。

住むは誰。
訪ひてやみんとたそがれに、
寄する車のおとづれも、
絶えてゆかしき中垣の、
隙間もとめて垣間見や。
かざす扇にたきしめし、
空だきもののほのぼのと、
主は白露光を添へて、
いとど栄えある夕顔の、
花に結びし仮寝の夢も、
覚めて身にしむ夜半の風。

源氏物語の一場面を詠ったものです。
夕顔の章は読んだことのある方も多いのではないでしょうか。

今回は美しい地唄舞とともに、幻想的な蝋燭のみの照明でお送りしております☺️

YouTube版では蝋燭に点火する様子からご覧いただけますよ❣️
👇YouTube版はこちら
https://youtu.be/x7lsWR2FoOA

(文;金田)



吉野の桜

2021年11月17日 | 地唄箏曲よもやま
11月17日は『吾妻鏡』によると義経の愛人 静御前が大和国吉野山で捕縛された日だそうです。

歌舞伎では有名な演目ですね。
静御前は出てきませんが、地唄にも吉野の桜を謡った曲がございます。

“吉野山 霞の奥は知らねども 見ゆるかぎりは 桜なりけり”

(文;仲井和)