何か良いこと(=^・^=)

毎日の生活の中で 楽しい事 良いことがあったらいいな~

青山円形劇場 『叔母との旅』

2010-09-19 09:14:01 | つれづれなるままに
朝から気持よく晴れ渡り、気温は30℃を超えたものの湿度が低く爽やかな秋の1日となりました。
書道のお稽古に行きました。 お稽古の前のランチは日本蕎麦で『鰻とろろそば』

食後に近くの甘味屋さんでコーヒーを飲んだら小さな白玉ぜんざいが付いてきて嬉しい。


お稽古では、甲骨、行書共に高い壁の向こうからほんの僅かですがうっすらと光が見えてきた様で少しだけホッとしました。

お稽古を終えて青山円形劇場へ『叔母との旅』という芝居を見に行きました。
我が母校の正面にあるこどもの城の直ぐそばにはたくさんのテントが立ち並び産直の野菜や果物や雑貨などを売っていてお祭りみたいでビックリ。

              こんな自転車も売っていました。

さて肝心のお芝居ですが、1人の役者が複数の役をやる話はよくありますが、この『叔母との旅』はそれに加えて1人の役を4人の登場人物が演じます。
出演は段田安則、高橋克己、浅野和之、鈴木浩介という4人だけ、客席数300人という円形の舞台で衣装替えも無く、小道具の旅行鞄と椅子や机を自分たちで動かしながら20人の役をこなします。
ST0RYは銀行の支店長を務めあげ、50代半ばにして引退生活を送る独身男のヘンリーが、母親の葬儀に現れた叔母のオーガスタと50年ぶりに再会します。
生真面目で実直なヘンリーと70代後半でありながら若い恋人を持ち、奔放かつ波乱に満ちた生活を送ってきたオーガスタ叔母さんが共に旅に出る事になり・・・・。
                          
このヘンリーを4人が順番にバトンを手渡すように演じるのです。
ちなみに4人が演じるのは
  段田安則  ヘンリー・プリング /オーガスタ叔母さん
  浅野和之  ヘンリー・プリング /トゥーリー/オトゥール/ミス・キーン/シュミット将軍夫人/イタリア
          の若い女/イオランダ/リチャード・プリング/牧師/警察官/他 
   高橋克己  ヘンリー・プリング/ワーズワース/ミスター・ビスコンティ/ハーキーム大佐/ハッティ
          スパロウ警部/タクシー運転手/他  
  鈴木浩介  ヘンリー・プリング/乗馬ズボンの若い女/ウルフ/ホテルのフロント/トルコ人警察官
          スペイン人紳士/ボディガード/ポーター/ウェイター/警察官/火葬場職員/ドイツ人
          将校/他

突然、別人に変わる時の表情やしぐさや声のトーン等が実に見事で違和感を感じさせないのは実力派の役者さんが揃っているからでしょうね。
テンポが速いのと後ろ向きの時のセリフが聞こえにくく、ちょっと理解出来ない部分もあったけど、十分に舞台の素晴らしさを味わうことのできるお芝居でした。
テレビ等で脇役として活躍する彼らですが、その演技力は本当に素晴らしい。
あんなに長いセリフをどうやって覚えるのだろうか?と感心しきりでした。
終演後、楽屋を訪ねて浅野和之さんと一緒に写真を撮って貰いました。
                          
コメント (2)
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