英国紳士の午後

メタルマンをこよなく愛すロックマン系管理人ブログ
メタルマンはメタルブレードで死ぬ

俺が望むナイトライダーの映画

2022年06月27日 16時36分48秒 | 映画レビュー

先日、トップガンの新作、トップガン マーヴェリックを封切り日に見に行った。
あの超名作の続編、不安と期待が入り混じった気持ちで視聴したが、思った以上にトップガンだった。
歳月を経たマーヴェリックの魅力をしっかりと描けていた印象だ。
変な要素を入れず、過去作へのリスペクトを忘れず作られた気合の入った映画だと感じる。
この映画を見て感じたのは、リメイクや続編を作ることはとんでもなく難しいということだ。

「サイコ」という映画があるが、これはヒッチコックの中でも特に有名な映画で、映画史上初めてスプラッタ描写が挿入された映画である。
女性のシャワーシーンが映されたのもこの映画が初めてだ。
白黒映画ではあるが、サイコホラー映画の名作で、今見てもその恐怖は古さを感じさせない。
そんな「サイコ」のリメイクが1998年代に撮られたのだが、こちらは不評。
なぜ不評だったかというと、元の映画とストーリー、構成、プロップまですべてリメイク元の映画と一緒だったからである。
極端に言うと1960年代のサイコを全く同じ構図で1998年に撮り直しました!という映画である。
リメイクだからと言って、何もかも一緒ではあまり意味がない。

トップガン マーヴェリックはリメイクではなく続編だが、ファンが見たいのは新しいトップガンではない。昔のトップガンを見たいのである。
あの頃の感動を味わいたいのであって、一線を退いたマーヴェリックを見たいわけではない。
そういうわけでトップガン マーヴェリックは、60代になったマーヴェリックが活躍する!という昔のトップガンと流れはあまり変わっていない。
だが無理に変える必要はない、昔と同じでいいのである。
ファンは昔のトップガンを見たいのだから。
導入、空母から戦闘機が発進するシーンは旧作でも新作でも同じである。
このシーンはストーリーには全く関係ない導入なのだが、旧作と同じである、ということが「あ、これはトップガンなんだ!」と思わせる導入となっている。
ごちゃごちゃ書いたがファンが見たいのは、昔の作品なわけで極端な話いつまでも昔のDVDを見続けるしかないのである。
が、やはり新作も見たい!という気持ちもある。
あと偉そうにごちゃごちゃ書いたが、俺は元のトップガンは実は見ていない。

さてここで俺の大好きなナイトライダーについて書こう。
ナイトライダーも2008年に新作が作られた。ナイト2000のベース車はマスタングとなり、非常にパワフルな見かけとなった。
CGも多用したおかげでアクション描写もかなり進化した、のだがあんまり面白くない。
なんかナイト財団の基地も、かっこいい研究所みたいになっていて近未来的なのだがうーん・・・
カールがロボットに変形する、うーん。
ナイト2000は、変形して色んな車になれる、うーん・・・
結局、俺が見たいナイトライダーはささきいさおマイケル・ナイトと野島昭生キットの掛け合い。
ストーリーもなんかいつも似たような話。
連続で見ると眠たくなってくる・・・だが、それでもナイトライダーはカッコいい。

2010年からナイトライダーの劇場版を作製!みたいなネットニュースが3年ごとぐらいに上がるのだが、結局作られずじまいである。
2018年の記事が最後だと思うが、続報は特にない。。。

もし本当にナイトライダーの新作映画を作るんだったら、まぁ百歩譲ってナイト2000のベース車はファイアーバードトランザム、デビット・ハッセルホフは欠かせないだろう。もう新しい人はいいよ、なんかピンと来ないから。デボンは亡くなったのでどうしようもないが・・・よく考えたらデボンは吹き替え声優も亡くなってるわ、俺的には孔明というかビッグファイア博士。ボニーも見たいぞ。
最新の車をベースにしたナイト2000、キット、それを駆るマイケル・ナイト、なんか悪者の車にやられてしまう。
そこでキットを旧ボディであるファイアーバードトランザムに乗せ換えて再戦、勝利!
そんないつものストーリーでいいんじゃないだろうか。

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「THE BATMAN」(2022)

2022年03月12日 09時56分45秒 | 映画レビュー

「THE BATMAN」(2022)

バットマン単体映画の新作が久々に公開された。
「DARK KNIGHT RISES」の公開が2012年だったので、それから10年も経過していたのか。
時が経つのは早いものだ。
ベンアフバットマンも良かったのだが、彼単体の映画を作らずにBVSから急に始めたのは悪手だったと思う。
「マン・オブ・スティール」で折角、新しいスーパーマンが出来たのにアヴェンジャーズに影響されすぎて、DCでもヒーローチーム映画をやらないと!となってしまい、キャラの深堀りも全く出来ていないのに新しいバットマンとワンダーウーマンを作ってしまった。
もっと色々なベンアフバットマンを見たかったが、イマイチ盛り上がらなかった印象だ。
アメリカでは顎の形が良くないということであまり人気がないと聞いた。

今回のバットマン俳優はロバート・パディンソン(TENETのニール役)だ。
画面全体が暗く、陰鬱な感じも受けたがダークな世界観とマッチしていて良かった。
バットマン2年目の新人らしく、人の言うことを真に受けやすく、あまり深く考えずに行動してるようなシーンも多くみられた。
クリスチャン・ベールバットマンはスマートな大人といった感じだったが、ロバート・パディンソンは全体的にこう、童貞臭さを感じさせる。

また今回の悪役であるリドラーも非常に面白い悪役だった。
ジム・キャリーのリドラーとは全然似ても似つかない存在で、同じリドラーとは思えない。もちろんジム・キャリーが悪いというわけではなく、時代によるものだが。
今回のリドラーはゴッサムシティの権力と暴力の癒着を暴くために、市長や検事を殺していくというキャラクターだ。
今までの映画ヴィランのように無意味な大量殺人やよくわからない銀行強盗をしない。街の腐敗を正したい!という行動はある意味ヒーローのように思える。だからと言って殺せばいいというわけではないと思うが。

こうやって書いているとヒーロー映画、というよりマフィアの抗争劇にコスプレ正義マン参入!といったストーリーだったな。
話の流れとしては
ウェインパパが再開発基金を始める→ウェインパパ、ファルコーニに殺される→再開発基金でみんな(ファルコーニ、マローニ、市長など)ウハウハ→ファルコーニ、マローニを逮捕させて、市長を当選させる→市長暗殺といった感じか。

リドラーとしては自分達孤児のために使われるはずだったお金が悪人たちに使われてしまったせいで、不幸な人生を送ってきたことから”復讐”を始めたわけだ。なんかこうリドラーに感化された他のリドラー達も無敵の人みたいな感じだなぁ。結局、暴力に訴えかけてしまうとテロになってしまうが、それも人間の本能なのかもしれない。ロシアもウクライナに戦争を仕掛けている(あくまで日本人だからそう思うわけで、ロシアの人からしたら解釈は異なるだろうが)が暴力に訴えかけてしまった。現代的ではないのかもしれないが、やはり戦争は手段として残っているのだな、と思う。暴力は無くならないのだ。

さて、映画としては非常に良かった。というか俺は不評な「DARK KNIGHT RISES」も普通に楽しかったので、なんでも楽しめるのかもしれない。

洪水の中、バットマンがゴッサム市民を感電させないために、送電線をバットラングで切り、発煙筒で誘導してく、避難場所では覆面を被って被災者を助ける。これらのシーンは本当に良かった!!!これがヒーローなんだな、と思わされた。結局のところ、全てのヒーローはヴィランとの戦いに没頭してしまう傾向にある。その方が絵としても面白いしな。
それも大事なことかもしれないが、一般市民を守る、ということもヒーローのカッコいいシーンだな、と感じる。

老害的なことを書くが、ウインスペクターやソルブレインはいつもビルやら建物が倒壊し、下敷きになってしまった人たちを助けるシーンが毎回のように挿入されていた。ソルブレインにおいては人命救助シーンが顕著に描かれていて、ソルジャンヌが酸素マスクみたいのを吸入させるシーンもあった。この酸素マスクは玩具でも売られていたが誰が買うんだ、これと当時思っていた。が、そのような人を助けるシーンって大事だったんだな、と今は感じる。ソルブレインにはSS-1とかいう超巨大消防車みたいのも出てきたし、人命救助を意識したメタルヒーローだったんだな、と思う。まぁあまり人気が出なかったからか、ウインスペクター先輩が出てきてしまうというテコ入れが起きてしまったのだが。ナイトファイヤーかっこいい。仮面ライダーも戦隊も人命救助のシーンより悪者と戦うシーンが多すぎるのはちょっと残念なことだが、老害のつぶやきだろう。
というかバットマンを見てメタルヒーローを思い出すとは思わなかったな。

3時間もある映画だったが、飽きることもなく見ることが出来た。次回作も作るのかもしれないが、これ単体でもスマートに終わっている。
今回の「THE BATMAN」は、ヒーローという存在はどうあるべきかを改めて考えさせられる映画だった。

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ミッドナイトスワン

2020年09月29日 01時51分02秒 | 映画レビュー

めずらしく二日連続で映画を見に行った。
昨日はクリストファー・ノーランの「テネット」。
今日は俺にしては本当にめずらしく邦画の「ミッドナイトスワン」という映画を見に行った。
邦画を映画館で見るのは「8日目のセミ」以来だと思う。

ざっくり感想を書くとただただ辛い映画で、ハートフルで泣ける!とかいう映画ではない。
が、とても衝撃を受けた映画だった。
是非一度見ていただきたいと思う。

ミッドナイトスワンのあらすじはこうだ。
都内に住むMtFの元に育児放棄で行き場のないいとこの中学生女子が訪れました。
都内の生活の中で中学生女子はバレーに目覚め、MtFとも仲良くなっていきました。
MtFは中学生女子を自分の子供のように思い始め、バレーを続けさせるために夜の仕事を辞めてまで中学生女子を応援するようになりました。
しかし中学生女子は本当の母親のところに帰ることになりました。
MtFはそれがつらくて、性転換して女性になりました。
そして中学生女子の元に迎えに行くのですが、結局一緒に住むことは出来ませんでした。
それから1年ぐらい?経過して、中学生女子は中学校を卒業しました。
そして久々に東京のそのMtFに会いに行くのですが、MtFは性転換のメンテナンスを行っていたため、寝たきりの病人になっていました。
女性ホルモンも摂取していなかった影響か統合失調症、記憶の錯乱などの症状も見られていました。
二人で海を見に行くのですが、海でバレーを踊る中学生を見ながらMtFは亡くなりました。
またそれから1年後、バレー留学でアメリカに行っている女子中学生がなんか審査員の前でバレーを踊って話は終わりです。

まぁ人によって感想は色々あると思うが、俺が一番感じたのはMtFとして生きていくのは辛い、ということだ。
もちろんMtFでも水商売以外に仕事について、男性と結婚している人だっている。
だがそんなのはごくごく少数であり、大多数は自殺やうつに陥っているように思う。

映画のシーンの中で、主人公のなぎさが企業の面接を受けるシーンが印象的だった。
面接官の若い女性が「そのピアス綺麗ですね~」となぎさに言い、そのあともう一人の面接官である中年男性が「LGBTがど~の・・・」と喋りだし、若い女性に諫められる、というシーンである。
これは結局、若い女性も中年男性もMtFにとても戸惑っていることがわかる。
中年男性が悪いような書き方をしているが、とってつけたようにピアスを褒めるこの若い女性も体外である。
すべての女性に対して「ピアスいいですね!」と褒めるならわかるが、相手がMtFだからこそそういう装飾品を無駄に褒めてしまったわけだ。
だからこの面接官は二人とも理解がないとかではなく、MtFの女性に慣れていないのである。
LGBTがどうのとかは関係ない。

とはいえ、やはり明らかに男性にしか見えない男が女装して面接に来てもビビられるのはしょうがない。

逆にこれはなぎさも悪いといえば悪い。
パス度が低いからだ。
女性に見られるにはいくら女性ホルモンを投与したって、性別適合手術を受けても極論、意味がない。
性別を決めるのは結局見かけ、いわゆるパス度である。
なぎさは女性ホルモン投与もいいが、整形もするべきだったと思う。

また映画の中で何度もバレーのシーンが出てくるが、バレーのシーンは綺麗だ。
対してNH達が踊るバレーの真似事は、お笑いの存在でしかない。
どうしても女性は華奢であるが、男性はごつくなってしまう。
こういうところからも所詮、男は女になれない、という風なメッセージ性を感じたが撮った側はどう考えて撮ったかは知らん。

なぎさが風俗で客をとろうとするシーンも個人的にはリアルだった。
確かにNH風俗にいったら「本当についてるの?!」みたいなことは言う。
俺も言ったことがある。
けどあんなホテルの部屋みたいに部屋がいくつも並んでる風俗あるのか?

あと田舎の描写が偏見に満ち溢れていた。。
田舎の若い子はコンビニにたむろする。
若者は軽自動車を改造して、うるさくするように走る。
みたいなステレオタイプな田舎表現が良かった。

映画館では泣いている人もいたが、俺は全く泣けなかった。
ただただ恐い映画だった。
MtFの末路はこうだぞ、という脅しに感じる。
別にこれが悪いとかいうつもりもない。
ただただ衝撃的だった。

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1/2の魔法(2020)

2020年09月03日 20時45分52秒 | 映画レビュー

コロナ騒ぎで映画館にも大分行っておらず、下手したら今年初めて見に行った映画かもしれん。

なんかディズニーピクサーのアニメ映画だった。
原題は「Onward」で向上する、とか前進する、という意味らしい。
字幕版が沖縄では公開されておらず、吹き替え版を視聴した。

16歳の誕生日に、小さいとき死んだお父さんからのプレゼントを受け取る主人公。
それはお父さんを1日だけ復活させる魔法だった!
のだが、魔法が足りず下半身しかお父さんは復活できませんでした。
上半身も復活させるため魔法石を探しにお兄ちゃんと出発!という内容。

アメリカの文化を知らないから、色々と理解出来ないところも多かったが、吹き替えだったためストーリーはめちゃめちゃわかりやすかった。
良かったシーンは、
主人公が兄貴、やっかい者!と思ってたが、結局お兄さんがお父さん替わりに自分を支えてきてくれたんだ!と気づくところ。
主人公が終始、お父さんと一緒の時間を過ごす!と言っていたのだが、最後にはその時間を兄に与えるため奔走するシーン。
この2つのシーンは涙してしまった。
あんまり3Dアニメーションは好きじゃないのだが、やはり映像はとても美麗だった。
面白かったが、まぁ映画館で観なくてもよかったかな、と思う。

映画はまぁまぁ面白かったなぁ、と思いながらエンドロールが始まった。
エンドロールでスキマスイッチ?の全力少年が流れてとても嫌な思いをした。
海外の映画なのにわざわざ日本の歌謡曲を流すのか理解出来ない。
その点が一番不快に感じた。
久々の映画は、とても不愉快な気持ちで終わってしまったのだった。

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バンブルビー(2018)

2019年03月25日 00時17分17秒 | 映画レビュー

バンブルビー(2018) 去年、この映画の予告についての感想を書いた。 あれから半年ぐらい経って公開されたので見てきた。

予告の時点でおそらく面白いであろうと思っていたが、本編もちゃんと面白かった。

マイケル・ベイのトランスフォーマーは全部で5作あるが、俺が見てるのは3作目「ダークサイド・ムーン」までだ。
4作目も見たような記憶はあるが、適当に流した程度。 元々、実写トランスフォーマーのデザインが受け入れ難く、

映画のトランスフォーマーはほとんど買ってない。 どうしてもあの顔がトランスフォーマーとは思えないのである。
原作から変えなければ多少変わるのはしょうがないが、あまりにも変わり過ぎである。
特にいつも納得行かなかったのはメガトロンとスタースクリームだ。
メガトロンが銃から変形出来ないのはしょうがないとはいえ、エイリアンジェットやらタンクやら実車が変形しないのはあまりいいとは思えない。
3作目ではボロいトラックから変形していて、とてもカッコよかった。
が、劇中ではほとんど活躍せず終盤でさくっと殺される。
スタースクリームのデザインも元のかっこよさが全く反映されておらず、名前が一緒の別人といった感じだ。 4作目からは見ていないが、コンボイのデザインはさらに悪くなってしまった。 グリムロックなどダイノボットたちも出てくるが、謎の有機的デザイン恐竜ロボになっていて恐竜が変形するってところだけが一緒で、グリムロック感はないなと思う。

メガトロンは変形方法が、細かいダイスキューブに分かれて体を再構成するとかいうわけのわからん方法に。 それ、トランスフォーマーの必要あるか? 5作目の副題が「最後の騎士王」とかいって最高にダサい。 と、これまでの映画は原作へのリスペクトが全く感じられなかった。 だが、今作は違う。 冒頭はセイバートロン星での戦いから始まる。 このシーンではサイバトロンとしてラチェット、アーシー、ホイルジャック?、アイアンハイドらしき人たちがいた。
デストロン側は、スタースクリーム、サウンドウェーブ、レーザーウェーブの3人が揃っていた。
サウンドウェーブはさらにジャガーまで出してた!
スタースクリーム以外にもスカイワープ、サンダークラッカーだと思われる2人も出てた。 また冒頭シーンの彼らはアニメのデザインとほぼ一緒のデザインだった。 コンボイもG1のデザインで出てきた。
やはり旧来のデザインとある程度似てる方が親近感が湧きやすくて良かった。
地球で襲ってきた戦闘機が変形するトランスフォーマーはスタースクリームだと思っていたが、ブリッツウイングらしい。
カッコよかったが、すぐにやられて残念だった。
クリフジャンパーは半分に斬られていたが、ゾンビになって復活するのか?

今作のトランスフォーマーは、トランスフォーマーがおもちゃである、といった描き方をしているシーンがちょいちょいあって良かった。 誰でも子供の頃はトランスフォーマーをオレ変形させて遊んだと思う。 劇中でも一部だけ変形しなかったり、自動車形態で一部だけロボットにするという芸当を見せていて、玩具でもこういった遊び方したなぁと思った。

最後のシーンでバンブルビーとコンボイが並んで走るシーンはめっちゃ良かった。 ただやっぱカマロになってしまった、ってことはあのあと、マイケルベイトランスフォーマー1作目に繋がるってことなのか??

今作はいわゆる、「超生命体トランスフォーマー」と「実写トランスフォーマー」をうまく融合させた作品だったと思う。
話もわかりやすいしトランスフォーマー初心者でも楽しめる映画だった。
これの続編が作られる、といった情報があったが是非この雰囲気で作って頂きたい。
キャラデザも人気キャラ出すならある程度、原作を踏襲していって欲しいなぁ。

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バンブルビー(2018)の予告編について

2018年07月14日 00時34分00秒 | 映画レビュー

予告編についてのレビューを書くのは初めてである。
このバンブルビーは実写版トランスフォーマーの人気キャラであるバンブルビーを主人公に置いた映画である。
実写版トランスフォーマーは今から10年ほど前に始まった。
俺は実写版トランスフォーマーは6作あるが、俺は3作までで見るのを止めた。
4の予告編のガルバトロンの変形が適当な変形であったため、一気に見るきが失せた。
そもそも1作目からして肝心のトランスフォーマーのデザインはあまり好きではなかった。
原作とデザインが違いすぎてイマイチ、あのトランスフォーマーが実写化!?という感じにはならなかった。
今でこそコンボイがオプティマス・プライムと呼ばれることは違和感が無くなったが、10年前はコンボイはコンボイだろ、という感じで非常に違和感があった。

他のキャラクターも原作とデザインが異なりすぎてあまり好きではなかった。
映画一作目のおもちゃで勝ったのは携帯電話が変形するやつ、デジカメが変形するもの、時計が変形するもの、と映画には出てこないものしか買わなかった。
これらは身近なものが変形するという面白さがあったので買ったわけで映画を見て欲しいと思えるキャラはいなかった。
まぁその後、映画のキャラクターは何体か買っているがとりあえずメガトロンが変なエイリアンタンク?とかから変形するのは違和感バリバリ。
銃から変形するのは難しいと思うが、せめて普通の戦車から変形とかにして欲しい。
あとグリムロックもなんか違う。恐竜ってだけで、グリムロックには到底見えない。
実写版でいいなと思ったデザインはサウンドウェーブぐらいだな。
というか実写版トランスフォーマーは、とにかく本物にしか見えない車が変形することにこだわり過ぎて玩具感があまり無く、変形シーンもあんまり面白くない。
がちゃがちゃ書いたが実写版トランスフォーマーはデザイン、ストーリー共にあまり好きではないのでマーク・ウォルバーグが主演になってからは見ていない。別にマーク・ウォルバーグが嫌いというわけではない、というかどっちかというと好きだが。
前置きが長くなったが表題のバンブルビーの映画予告は最高である。
予告編でいいと思ったところをあげていく。

①まずバンブルビーの車形態が原作と同じビートル。
実写版はずっとカマロだったので、原作をリスペクトしているのは単純に嬉しい。

②ビートルの車体の下から手らしき部分が落ちてしまい、主人公の女性が下から車を除くシーンがある。
このとき、車体の下にバンブルビーの顔があってそこから変形するシーンがある。
このシーンでいいのは、トランスフォーマーファンはわかると思うが玩具っぽいところである。
今までの実写ではCGは凄いがなんというか普段は普通の車のため、変形している感が弱い。
しかし今回の予告では、「変形後のパーツが車体の下にある」という点がトランスフォーマーの玩具を想起させてくれる。
自動車形態でロボット形態の一部を出すことで逆に「こんな車ありそうだな」というリアルさを演出出来ていて凄い。

③戦闘機が変形するシーンがあるのだが、顔が原作スタースクリームにしか見えない。
まぁ公式でスタースクリームだとアナウンスしたわけではないが、これがスタースクリームだと嬉しい。

今までのスタースクリームはスタースクリームとは思えない。 スタースクリームは好きなキャラだが、実写のスタースクリームは玩具を欲しいとは全く思わないので原作に寄せたデザインは俺的には好みだ。 結局、原作のリスペクト点が多い、というところがこの予告の良かったところだ。 トランスフォーマーの映画はここ数年、全く見たいとは思わなかったが今回は久々に絶対見に行こうと思えるぐらい引き込まれる予告であった。

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悪魔のいけにえ(1974)

2018年05月16日 09時50分46秒 | 映画レビュー

「悪魔のいけにえ」は邦題で、原題は「The Texas Chain Saw Massacre」である。

旅行中の若者達が襲われるスプラッター系ホラー映画の元祖だと思うが、もしかしたらもっと昔からあったかもしれない。

 この映画は低予算のわりにめっちゃ売れたらしく、続編がたくさんある。この辺がこんがらがっていたが、今回記事を書くにあたりちゃんとインターネットで調べたのでわかった。

 まず「悪魔のいけにえ1~4」までが存在する。だがそれとは別に2~4を無かったことにした1の続編、「飛び出す悪魔のいけにえレザーフェイス一家の逆襲」がある。

が、これ以外に他の会社が作ったリメイクである「テキサスチェーンソー」が存在し、さらにその前日譚である「テキサスチェーンソー:ビギニング」が作られている。

 なお俺は2~4、リメイクの2作は見ていない。今回は、最新作である「レザーフェイス悪魔のいけにえ」をレビューするため、まずは1作目から感想を書いていく。

 見かけのインパクトからレザーフェイスに目が行きがちだが、実際彼自身は兄達に命令されて動く描写が多く、イマイチ本人の殺る気が感じられない。もっとやる気出せよ。

俺としてはレザーフェイスよりもソーヤー邸の内装、兄弟のテンションの上がり具合の方が狂気を感じた。特にほぼ意識のないじい様にハンマーを持たせてヒロインの頭を殴らせようとしてうまく行かないところもヤバい。最後、ヒロインがトラックに乗って逃げ出すシーンの時、ヒロインがめっちゃ喜んでてそれはそれでちょっと恐い。この時、レザーフェイスが悔しいのかよくわからんがチェーンソーをぶん回しまくっててなんか笑える。

 まあけど結局昔の映画なので今見て、すげー恐い><とはならない。古典の名作といったイメージだった。


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ドラえもん のび太の宝島(2018)

2018年05月13日 13時58分50秒 | 映画レビュー

ドラえもんは一時期超絶好きだったが、流石に30代にもなったので「ウオー!!ドラえもん最高!!」というテンションではなくなった。
それでもある程度のドラえもん一般常識にはついていけるレベルの知識はあると思いたい。

ドラえもん声優が大山のぶ代から水田わさびに変わって多分12年ぐらい経過していると思うが、未だにドラえもんは大山のぶ代以外は認めない!!!という原理主義者の方々もおられる。
僕も元々は原理主義者だったが、水田わさびがドラえもんの声優をやることに恐ろしいプレッシャーを感じていたことを知りどうでもよくなった。

ちなみにルパンは声優が変わってからもう20年以上経っているが、未だに「クリカンは下手くそ!芸がダメ」と頑張っている人達もいるが熱心でカッコいいなと思う。

大長編ドラえもんを映画館で見たのは「のび太と鉄人兵団 はばたけ天使たち」以来だった。個人的にはオリジナルは超えないなぁと思い、特に面白かったとは思えなかった。今回「宝島」を見るにあたり2017年の「のび太の南極カチコチ大冒険」も見てみた。これは伏線もはっていて、話がよく出来てるなぁと思ったが最高だった!!とは思わず、まぁ及第点といった印象だった。

久々に大長編のドラえもんをわざわざ映画館まで足を運んでまで見たい!と思ったのは、今作のキャラデザにある。初めて「宝島」のポスターを見た時に絵が古い!思った。昨今の目が大きなドラえもんからちょい細長い目をした1980年代後半イメージのドラえもんへと変化していた。ドラえもんだけではない。のび太やしずかちゃん、スネ夫、ジャイアンもキャラデザが全く変わっており、これだけでも「見てみたい!」と思わせるビジュアルだった。

が、だからといって話の内容は特に期待していなかった。
正直、昔のドラえもんも子供の頃に見たから印象深く、面白いと思っているだけで全てのドラえもん大長編が面白い!かというとそうでもないと僕は思う。
なお「創世日記」、「夢幻三剣士」、「宇宙漂流記」のあたりはあまり好きではない。
といわけで今回の「宝島」についても「南海大冒険」のリメイクみたいなもんだろう、と期待はしていなかった。

前置きが長くなったが「のび太の宝島」を見た感想は、とにかく最高だった。
あまり期待していなかったこともあるとは思うが、本当に面白かった。
僕の中では史上最高のドラえもん映画だったと言える。
制作陣も相当ドラえもん大好きなんだな、とも思わされた。
というか30代~40代向けのドラえもん好きのための映画だったと感じる。
理由としては
・過去作のオマージュ
「のび太の恐竜」ではのび太が恐竜がいなかったらスパゲッティを鼻から食べる、という約束をするシーンがあったが、今作でも宝島がなければ鼻からカルボナーラを食べる、といった謎の約束をする。また石頭でバリアーに突っ込むシーンは「雲の王国」のオマージュだろう。シルバーのところにいくときに迷路を辿っていくのは「ブリキの迷宮」を思い出させた。他にも色々あると思うが、1回見ただけなのでそれぐらいしかわからなかった。

・道具のセレクション
時限バカ弾、重力ペンキ、四次元くずかご、名刀電光丸、風神うちわなど大長編に出て来た道具がたくさん出てくる。浸水した船から海水を出す時に四次元くずかごを使っていてセンスがあるな、と感じた。また救命イカダが出て来たときは感動のあまり、少々涙してしまった。

・おじさん、おばさん達向けのキャラデザ
昔懐かしい絵柄で、30~40代のおじさん、おばさんでも楽しめる!

・なんかわかりやすく泣けて、なんかカッコいいような気がするシーン
なんかそういうシーンがあってよくわからないけど感動する!

・エンディングの星野源の曲がなんかいい
いい曲だとは別に思わなかったが、途中のフレーズに「ぼく ドラえもん」が入っており、それだけでうーん、いい曲だと思ってしまった。

とにかく面白くて泣ける映画だったが、脚本には少々粗があるのも否めない。シルバーパッパは、なんで海賊になったのかはよくわからなかった。中二病になってしまったのか?いわゆるノアの方舟を作って宇宙に脱出したい、というのはわかるが海賊になる意味はあるのか?財宝を集めてる意味もよくわからん、あとで加工するのか?

あと最後いい感じで未来に帰っていったけど、未来の地球が破滅するのは一緒だし解決出来たようで解決出来ていないのもちょっと気になった。

脚本の粗なんて探しだしたらキリがないが、この映画は本当に良かった。ドラえもん史上、最高!と言える映画だったと思う。これまでは旧「鉄人兵団」が不動の1位だったが、今は今作「宝島」が1位となった。
ドラえもんが好きなら是非とも一度は見た方がいい作品だった。
見ておいて良かったぁ。

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エージェント・ウルトラ(2015)

2018年03月26日 23時41分55秒 | 映画レビュー

この映画はyoutubeに上がっていた予告で一度見たことはあったが、ジェシー・アイゼンバーグが出てるなぁぐらいで正直面白そうとは感じなかった。
はたまたyoutubeで動画を適当に見ていたら、歴史的に行われてきたヤバイ人体実験の紹介動画にMKウルトラ計画というものが出て来た。
一言で言えばアメリカが1950年代ぐらいまで?その後も?やっていた人体実験らしい。
その計画については破棄されていて、今となってはどういうものがあったか知ることは出来ないらしい。
が、知ってる人はまだ生きていそうだが。

まぁあらすじとしては田舎町のさえない兄ちゃんが実はCIAで人体改造を受けた超兵士でした、って話である。
超兵士に目覚めた主人公は、CIAに襲われるがそれを見事撃退する!という話。
皆川亮二の漫画で有りそうな設定だ。

この主人公が受けた人体改造が、MKウルトラ計画をイメージしているものらしい。
ということで見る気になった。
まぁ実際のMKウルトラ計画は1950年代なので時代設定としては合わないが、まぁあくまでネタとしてなので問題ないだろう。
主人公が18歳の時に、麻薬中毒で逮捕されてそのときに人体改造を受けたらしい。
昭和の頃に考えられたようなセンスだ。

まぁ映画してはつまらなくはないが、面白い!というわけでもなかった。
主人公が割と弱気なシーンが多く、イマイチ強さを感じられなかったのが原因だと思う。
主人公が精神的に強いシーンが見たかった。
彼女がCIAエージェントだったという設定は面白かったかな。

俺的には70点ぐらいの評価である。

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ジャスティス・リーグ(2017)

2017年12月17日 18時49分06秒 | 映画レビュー

ふと今日の日付を確認すると12月17日であった。
大晦日まであと2週間しかない。
まだ1ヶ月ぐらい12月が続くと思っていたが、もう今年も2週間で終わると思うと1年が早かったように思う。
ということを毎年、毎年書いていくのだろうと思う。

さて今回紹介する映画は、ジャスティス・リーグ(2017)だ。
この映画は、バットマンVスーパーマン(2016)の続編である。
バットマンVスーパーマンについては、このブログでも取り上げたがとにかく面白くない。
出て来るのはバットマン、スーパーマン、ワンダーウーマンの3人である。
が、その3人の中でも単独映画があるのはスーパ-マンだけである。
バットマンはクリスチャン・ベールの映画があったが、今作からはベン・アフレックとなっているため、全く新しいバットマンである。
だが突然新しいバットマン、と言われても全然思い入れがないのでなんだか盛り上がらない。
バットマンはまだ俺でも知ってる程度に有名だったが、ワンダーウーマンは全然知らなかったのでなんだこの女といった感じである。
まぁそんなこんなでとにかくバットマンVスーパーマンは脚本もあまりいいとは思えず、話もなんだかよくわからず微妙な映画だった。

ブログでのレビューはしなかったが、ワンダーウーマン(2017)はそれなりに面白い映画だった。
イマイチ敵に対してかっこよさがなかったが、人間界とは別の田舎からワンダーウーマンがやってきて、人間界になじめないながらもナチスとの闘いに身を投じていくのは面白かった。
話はわかりやすく、感情移入もまぁし易いので俺としては80点ぐらいの評価。
この映画が良かったため、今回の表題、「ジャスティス・リーグ」もとりあえず見てみようと思っていた。
予告自体は結構好感触で、面白そうというふうに感じた。

実際見てみるとかなり面白かった。
久しぶりに二回、劇場に足を運ぶ映画となった。
まぁ今作はめちゃめちゃわかりやすく言えばDC版アベンジャーズである。
バットマン、ワンダーウーマン、サイボーグ、フラッシュ、アクアマン、そしてスーパーマンが集まって悪者をボコボコにする映画だ。

今作でサイボーグ、フラッシュ、アクアマンは初出であるが、意外とそれぞれのキャラを好きになることが出来た。
それぞれのキャラクターの特徴がうまく出せていたと思う。
例えばサイボーグが復活したカルエルに対して自動防衛反応によりミサイル?を射ってしまうシーン。万能機械人間だが、こんな欠点もあるんだぞ、と言うシーンだがこういう失敗のシーンもキャラ付けとしては重要なシーンだろう。

フラッシュのちょっとコミュニケーションが苦手な部分、よく喋るのも良い。ちょっとスパイダーマンに似てるように思うがまぁキャラが似るのはしょうがない。

アクアマンはまあ海を操る兄ちゃん。
ぶっきらぼうだが意外といいやつという印象だ。
来年、単体映画が公開されるので楽しみだが水中のヒーローをかっこよく描くのはとてもむずかしいことだと思う。面白い映画になって欲しいが、正直不安だ。

また前作からの続投であるバットマン、スーパーマン、ワンダーウーマンも非常に良い活躍をしていた。
特にスーパーマンが復活するシーンは非常にいい。
復活して敵を倒す!のではなく味方に対して牙をむくのはいい意味で期待を裏切ってくれた。
フラッシュもホラー映画である「ペットセメタリー」を例にあげていたが、わかりやすいと思った。
ヒーロー5人が束になってもまるで歯が立たないスーパーマンの恐さはやばい。
味方になれば非常に頼もしいが、敵に回られると絶望しかない。
光速で走るフラッシュを目で追い、ぶん殴りにくるシーンは鳥肌ものである。
またバットマンを掴んで「血は赤いのか?」と問うシーンなどど完璧に悪役である。
しかしこのシーンは本当に良かった。

ワンダーウーマンもかっこよく活躍していたが、ガル・ガドッドが美人過ぎて出て来るだけでかっこいいと思ってしまう。
今作でもかなり活躍をしていたのだが、意外と印象が薄い。
無難に強いため、逆に活躍しても印象が薄くなってしまいがちだ。
今作で良かったのはアクアマンにこっそり真実の投げ縄を巻きつけ、アクアマンの本心を喋らせるところが良かった、がこれはどちらかというとアクアマンが目立ったところと言えるか。

そしてバットマン、バットマンはジャスティス・リーグの中で最も弱い。
他は皆スーパーパワーを持っている中、彼だけは鍛えただけの金持ちである。
他の皆に比べて明らかに力は劣る。
バットマンVスーパーマンでも彼だけは正直、ドゥームズデイ相手に戦力になっていなかった。
バットマンはこのヒーローチームでは最弱なのである。
だがそれでも今作のバットマンはあまりにもカッコよかった。
敵の根城を攻める時、彼は自分が大きな戦力にならないことをわかっていた。
そのため、自ら敵の囮になった。
結局、チームの皆が助けに来てくれたが、彼は彼なりにみんなの役に立つため、頑張っているのだ。
確かに彼はビームも打てない、光速のスピードもない。
だが色々の工夫と努力で戦っているのだ。
ジャスティス・リーグの中でも一番の努力者かもしれない。
クリスチャン・ベールのバットマンも良かったが、ベン・アフレックのバットマンはより人間らしく感じる。
クリスチャン・ベールのバットマンは彼自身がイケメンであることもあって、とてもヒーローっぽく見える。
ベン・アフレックもイケメンだが、クリスチャン・ベールよりもやはり粗野に感じる。
それがよりバットマンも人間なんだな、と言う感じを受ける。
今後のバットマン単体映画「ザ・バットマン」がとても楽しみである。

アメコミヒーロー映画といえばやはりマーベルという印象が強かったが、長くマンネリ化してきた感も否めない。来年で映画アイアンマンから早10年である。
そういった中でDCヒーロー映画も負けてないぞ!といった印象を受けた映画。
今年のヒーロー映画の中では一番面白かったように思う。
是非、一度見て欲しい。

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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーvol.2(2017)

2017年05月14日 00時25分31秒 | 映画レビュー

ネットを見てると原題から邦題になるとき、名前がダサくなる、と文句が出ている。

この映画も

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーvol.2→ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーリミックス

に変更されてはいるが、別にどっちでもいいんじゃないだろうか。

そんなことに怒りを感じている人は、「俺は原題を知ってるぜ!」とアピールしたいだけのように感じる。

 

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは1作めも当然見たが、点数で言うと80点ぐらいだろうか。

何も考えずに見られるので、とても楽しい。

悪く言うと楽しいだけで、特に語ることが無い。

まぁ元々、ガーディアンズオブギャラクシーについての知識が無いことが原因ではあるのだが。

 

今作は、非常にテンポがよく、話も2つの場所(スター・ロード組、ヨンドゥ組)で進展していくので飽きが来ない。

 

劇中で、デビット・ハッセルホフの名前が出て来て驚いた。

ナイトライダー見てないと、なんのことやらって感じだが。

2008年にやっていた新しい方のナイトライダーは、CGも当時より進化していたはずなのだが、面白かったかというと微妙だった。

実際、シーズン1で終了してしまった。

ナイトライダーに限らないが、1980年台だからこそウケた作品だと言えるだろう。

初代ナイトライダーのほうが、色々チープに感じるのだが、だからこそ許せる、楽しく見られるところが多い。

2008年は、携帯電話も有り、色々な技術が進化してしまっているためか、ナイト3000を見ても「すごい!」という気持ちにあんまりなれない。

あと車の選択も悪かったのかもしれない。

2008年版は、マスタングを使用しているが初代のファイアーバードトランザムに比べて、パンチ力が無いデザインのように思う。

ただヒュンヒュンと鳴る赤いバーを着けただけに見えてしまうのが悪かったのではないだろうか。もっと未来カーっぽいデザインを作れれば。

だが今の時代における未来カーのデザインは難しいだろう。

今は丸い形の車がとにかく増えてしまったので、逆に1970年台のようなカクっとしたデザインが未来っぽく見えるかもしれない。

だが、それは悪い意味で未来カー(笑)になってしまうかもしれない。

 

と、まぁガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの話ではなくほとんどナイトライダーの話でした。

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スクール・オブ・ロック(2003)

2017年05月14日 00時07分38秒 | 映画レビュー

映画のいいところは何よりサクっと終わるところだ。

ドラマだと10話ちょい見なければならないのでどうしてもめんどくさくなってしまう。

この映画は、教師のフリをした太っちょお兄さん?おじさんが、小学生にロックについて教えるといった映画だ。

保護者や知り合いに偽の教師であることがバレてピンチになるところもちょっとあるが、そんなに悲壮感を感じさせないので楽しい。

ノリがコメディなので暗さをほぼ感じさせず明るい気持ちで見られる。

内容は、「天使にラブソング」を思い出してくれればいい。

天使にラブソングとの変更点は、

デロリス→ロック好きのデブ

教会→学校

シスター→小学生

って感じだ。

残念なことに俺は音楽については詳しくないので、ロックバンドの名前を聞いたら多少わかるが、何の音楽をつくったかまでは全くわからない。

おそらくここでこの曲を流すかぁ!という感覚がわかる人はわかるんだろうが、そこを楽しめないのが悲しい。

 

いつも思うが、映画を楽しむには色々なことを知っておく必要がある。

その国の文化、考え方や他の映像作品、音楽なども知らないと、そのシーンの意味に気づけ無いことがある。

「スクール・オブ・ロック」は、何も知らなくても当然楽しめるが、ロックについて詳しい人はもっと楽しめるだろう。

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モアナと伝説の海(2017)

2017年04月11日 22時41分15秒 | 映画レビュー
「アナと雪の女王」の夏バージョンといった感じの映画。
映像はすげーキレイ。
話はまぁ普通。
色々あるけどみんな幸せ!って映画。
楽しいよ~><
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017)

2017年04月11日 22時09分03秒 | 映画レビュー
そもそも俺は攻殻機動隊についてはあまり詳しくない。
高校生の頃に「イノセンス」が公開されたので見に行ったが、なんとこのとき「GHOST IN THE SHELL」を視聴したことがなかった。
なので、当然全く意味がわからなかったので面白いとは到底思えなかった。
そもそもあの頃の俺が見ても、あまり攻殻機動隊おもしれー!とはならなかったように思う。

攻殻機動隊について最も最初に触れたのはゲームだったように思う。
PS2で攻殻機動隊のゲームが出ていて、それを全クリした程度。
このゲームは、操作性があまりよくないように思うが、ゲームとしては結構面白い。
またプレイしたいのだが、どうやら売ってしまったようだ。
またSAC、2ndGIGも見たのは2、3年前でARISEについては未視聴のため攻殻機動隊についてはかなり素人だ。

さて映画について書こうと思う。

まず最初にスカーレット・ヨハンソンが主演であることについて、俺はかなり否定的であった。
草薙素子はクールなお姉さん、という印象がある。
それに対してスカーレット・ヨハンソンは、お姉さんというより小娘という印象だ。
「ルーシィ」の時も圧倒的な力を持ってはいたが、やはりお姉さんではない。
そういう理由からスカージョが素子を演じるのには違和感があった。

また少しずつ本編のあらすじが発表されていったが、主人公の名前は「草薙素子」ではなく「ミラ」だった。
やはりアニメの実写化は変なことになるなぁ、と感じた。
まぁつまりこの映画には全く期待していなかった。

実際に視聴してみると非常に面白かった。
確かに原作と話はかなり異なってはいるが面白かった。

建物、町の雰囲気などはGHOST IN THE SHELLのイメージをそれなりに再現出来ていた。
あのカオスな街並みの雰囲気を映画としてうまく再現出来ていると思う。

水の上でゴミ収集車のスタッフをボコボコにするシーンは結構原作と一緒ですごかった。
まぁ原作はゴミ収集車のスタッフをボコったわけではないが。

桃井かおりを起用したのも、個人的にはかなりいい人選だと感じた。
わかりやすいお涙頂戴であるが、そんなに話を難しくする必要もないのでいいと思う。

全体的に一つの映画としてみれば完成度は高い!
現代版ロボコップといった感じだろう。

このように褒めてきたが色々、欠点もある。
攻殻機動隊の実写!と考えるとやはりちょっと違うのである。
攻殻機動隊といえば、なんかよくわからんけど難解、押井守の趣味映画!という印象が強い。
実際、「GHOST IN THE SHELL」、「イノセンス」もなんだかよくわからんというか小難しい。
理解できないのでネットで解説しているページ等を見て理解している。
しかしそうやって理解出来てくると面白さが増してくる。
「あ、ここのシーンはこういうことだったのか!」という新たな発見が出てきて何度も視聴したくなってくる。
わかりにくい内容が逆に考察、想像を掻き立てるのである。
(エヴァも似たようなもんかもしれないけど、エヴァは明確な答えがないのでエヴァのほうが雰囲気アニメ感はある)

またキャストに文句を言ってもしょうがないが、バトーがあんまりバトーっぽくないんだよなぁ。
攻殻機動隊と言えば、やはりバトーは非常に重要なキャラである。
が、この映画は少佐(ミラ)に焦点を当てすぎてバトーさんがあんまり目立ってないように感じた。

あとスカージョはやっぱちょっと違ったかなぁと思う。
もっと細身の人を起用すべきだったろう。

攻殻機動隊マニアの方々は、色々思うこともあるだろうが、こういう攻殻の世界もアリだなぁ、と寛大な気持ちで見ればそれなりに楽しめるのではないだろうか。
なんというか「攻殻機動隊外伝」みたいな感じだと思えばいいんじゃないかな。

と色々書いてきたが、話はわかりやすく攻殻機動隊を見たことがない人でも楽しめる映画なので是非一度見て頂きたい。
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血煙の石川五エ門(2017)

2017年02月10日 22時58分32秒 | 映画レビュー
今回、やっと覚えたんだけど「次元大介の墓標」とかこれは小池ルパンって言うらしい。
「峰不二子という女」は、キャラクターデザインをしたらしい。
覚えておこう。

「次元大介の墓標」もルパン三世作品としてはかなり良かった。
ヤエル奥崎もいいキャラしてたし、次元との対決も熱かったよね。
「次元大介の墓標」は2014年だったのであれから大体2年経ちました。

今回のお話は、ホークとかいうパワー系キャラが五エ門と対決する話。
このホークとかいうやつがとにかく強くてバイクで吹っ飛んでも生きてる、崖から落ちても生きてる!
まるでゾンビのよう。
豪華客船を揺らすことが出来るほどのパワー!
防御力も高く、銃で撃っても斧で弾き返してしまう!
そして特徴的な歯!なんか金属で出来てて恐そうだ。

劇中で次元が応戦するシーンがあるが、全く意に介さない様子だった。
ということはホーク>次元>ヤエル奥崎、ということか?
まぁあんまりそういうこと考えないほうがいいか。

今作では「次元大介の墓標」の頃よりルパンと次元が親密になっており、時間の経過を感じさせてくれた。
不二子もほとんど活躍はしないもののうまく存在感を示していていい塩梅だった。
作品によってはルパンを裏切って、裏切ったくせに「たすけてルパァン」と言ってくるときもあるので今作のように主張し過ぎない活躍はベストだ。

「次元大介の墓標」には五エ門が出てこなかったが、今作の劇中で鉄毒組(やくざ)の人たちが百地三太夫の名前を出していた。(これは原作もそうだが)
また劇中で「ルパンは拙者の獲物」みたいなことを言ってたので第一期の時間軸に分類されるのだろうか?
まぁ深く考えなくていいか。

ホークと五エ門の戦いは凄いいいシーンだったが、ヤエル奥崎と次元のタイマンの方がなんとなく良かった気がする。
まぁまだ1回しか見てないので、何回か見たら意見も変わるかもしれないが。

今作で個人的に残念だったのはエンドロール後にマモーが出なかったことだ。
というか勝手に俺が期待してただけなんだけど。
この感じで不二子、銭形、ルパンvsマモーのリメイクみたいのをやってほしいなぁ!
ルパンは死んだはず、という展開はvs複製人間と一緒だし。
まぁあっちはクローンが死んだのに対し、こっちはヤエル奥崎さんが勝手にお墓を作ってくれたので大分意味合いが違うのだが。
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